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ダイエットは算数?科学?

ダイエットは算数?科学?



こうみるとダイエットって理数系だね。


『1つの答えは絶対に作らないこと』


ダイエットの成功の鍵として、
ダイエットを算数と思って頑張る人は
成功する可能性が下がる。



消費カロリー>摂取カロリー

とか

消費カロリー=
1,05×エクササイズ(メッツ×時間)×体重

などのダイエット公式。



消費カロリーを計算するための
スマートウォッチを付けて計算する人。


摂取カロリーを計算するために
食事管理アプリでカロリー計算をする人。



新しい時代に合わせたツールを
使うのは当たり前!とかのレベルではない。




ただのダイエット通販商品と同じ。



嘘は嫌いだから、正直に言う。
“そんなもの使っても痩せない“



人の悩みに対して
売り出す側が購買欲を上げる
マーケティングを仕掛けて、

あなたに最初からなかった『欲求』
を掻き立てられているだけである。


簡単に言うと、
企業のマーケティング術にハマっただけだ。


『新しい時代に合ったモノ!』
『便利な時代だから!』
『今どきの最新技術!』

この思考を植え付けられる。
これが日本のダイエット産業。


今、企業がダイエッターに向けたメッセージは
簡単!便利!効率良く!誰でもできる!

そんなキャッチコピーだ。


自社が選ばれやすいように戦略を立てる。



難しく考えさせないために!
簡単に考えさせるために!
さまざまなダイエット業界が

みんなの『ダイエットIQ』を
意図的に落としにかかっている。


ダイエットIQが全体的に高まると
ダイエット産業は衰退する。


でも、現実はそうならない。


本当にみんなのダイエットIQが高いならば
もう『ダイエット』なんて言葉は
とっくの昔に死語になってる。


あなたも
あなたの周りの友人も誰も困ってない。


でも、
ダイエッターは減るどころか増え続けている。



時代が進化して
情報社会だから便利とか言いつつ、

あなたは自分のことに関して、もしくは
ダイエットのことに関して述べれる??



理論的に述べれる人はほとんどいないでしょう。


仮にいたとしても
算数ダイエットの方であり、
科学的ダイエットの方ではない。


これはあなたのダイエット知識を
決してバカにしてるのではなく、

業界がダイエット知識を簡易化させて
伝えており、ダイエットIQが
上がらないようにしてるからでもある。



スマートウォッチは、万歩計。
食事管理アプリは、レコーディングダイエット。


この『NEW』と『RE』の違いに気付いて!
みんながやってるのは一度廃れたことを
またやってるだけ。


決して新しいものでない。
科学的に学ばなければいけないところを
再び簡単な算数に戻されてる。


あなたが
消費カロリー>摂取カロリー

の公式をずっと守っていても
停滞期が来て痩せにくくなった。


算数だけで解けるはずの計算式が
停滞期で解けなくなる。


理論破綻…


この“痩せにくくなった“
という現実から目をさらさないこと。

毎日、消費カロリーを増やしても痩せない。


公式が破綻してることに気付き、
認めること!



10-5=5
ではないのがダイエット。


簡易化した知識だけで解決できない。
そのダイエットは失敗する。

難しく考えたくないだけで、
考えることから逃げてる。



算数も大切だが、
やっぱり行き着く先は『科学』


よく科学的根拠に基づいて…とか聞くと思うけど、
やっぱりそういうこと。


「え??科学?!」

・なんか難しそう…
・簡単なのがいいわ…



ダイエットの知識を
算数だけで片付けようとする小卒ダイエッター。

算数を信じるか、科学を信じるか。
それとも2つを融合させるか。



ダイエットを提供するプロ目線から言うと、
ダイエットは算数だけでは絶対に成功しない。



だから、ダイエットを科学的に学べ!
と、言ってる訳ではない。


その複雑化された科学を徹底的に学び、
その情報を分かりやすく発信するのが
僕たちの役割。

 

小卒の知識で終わるトレーナーはかなり多い。


教科書レベルの知識は
丸暗記できても社会では一切役には立たない。


僕は選択肢を提供する側。


かっこよく言えば
算数と科学を合わせて化学反応を起こすこと。


バーベキュー化する24時間営業ジム



「24時間ジムについて
 今後どのようにお考えですか?」

前回の投稿同様、
ストーリーにてこの質問を頂いたが
さらに詳しくお答えします。


今後、24時間営業ジムは増える。
(JOYFIT、エニタイムなど)


それらのジムの需要はパーソナルジムよりも
高くなると予測できる。


経営をするとしても
一定期間の利用権として料金を支払う
「サブスク(サブスクリプション方式)」で
収益を作る方が効率が良い。


簡単に言うと、
月会費を払えば、定額サービスなので
利用期間中は商品を使いたい放題だからお得である
というビジネスモデル。


今後、いろんな業態はサブスクに転換される。


24時間ジムは人件費も抑えられ、
安定した収益が見込める。


いろんな経営者がここのビジネスチャンスを
狙ってくる。


ただ、
これはあくまでも経営目線での話。


僕が24時間ジムを経営するとしても
過度な差別化を作らずにそれで勝負する。



でも、現実はパーソナルジムの経営である。



結論から言うと、


「24時間ジムなんて、どうでもよい!」


そんなジムがいくら増えようが、
僕には1ミリも影響はない。


まだ、通常のスポーツジムやパーソナルジムが
増える方が1ミリほど影響するかもしれない。




なぜ、24時間ジムがどうでもよいのか?


【提供する価値が全く全く全く違うから】



少し例えを出すと、
「バーベキュー」と「高級レストラン」の違い。


BBQは、24時間ジム。
高級レストランはパーソナルジム。


『BBQ』は、決まった食材を渡し
「どうぞご自由に使ってください」

好きな焼き方で、 
好きな順番で、
お好みで食べて、
満足して帰ってね!

ただ自己責任なんだから、安いし、不味くても、
焦がしても文句は言うなよ!




『高級レストラン』は、
その時に食べてもらいたい旬な食材を提供し、
あなたの体調に合わせた味付けで、
あなたに食べてほしい料理を
僕の知識と技術をフル活用して
あなただけのコースを提供します。


美味しく食べてもらうのに順番がある。


アミューズ→前菜→スープ→魚料理
→お肉料理→デザート


全ての責任を持って、
あなたに素敵な料理を提供します。




この差。



だから、
24時間ジム(BBQ店)がいくら増えようと、
どうでもいい。


「人」と「信頼」をそこで売ってるのか?

退屈そうなバイトがダルそうに仕事をして、
全ての人にマニュアル通りの指導してないか。



料金は定額で貰ってるから
“暇な時に来て、勝手にトレーニングしてよ“



あなたのことを『理解』してくれる?
あなたの『居場所』はそこにある?
あなたはそこで『特別扱い』してくれる?
あなたは『主導権』はある?
あなたの『願い』は叶えてくれる?


これらの承認欲求は叶えてくれる?
限りなくないよね。



24時間ジムと市営ジムは似てるが、
僕ならこの2つの選択肢ならば
一回何百円かで利用できる市営ジムを選ぶ。

同じ形態で差がないなら、あとは値段。




「人」「信頼」「価値」「スキル」「知識」

それを提供できるのが
パーソナルトレーニングの強みだろ?



多くの人がスポーツジムを
辞める理由の本質は、


自分のことを理解してくれる人がいないから…
自分の居場所がないから…



時代によって
儲けやすい経営スタイルに
変革しているかもしれない。


ただ、人との繋がりは減る。


僕らの役割は人との繋がりを作ること。


あなたことを誰よりも理解するし、
あなたの居場所も確保するし、
特別扱いもする、わがままも言ってよい、
あなたが主導権をもってもよい、
あなたの願いを叶えるためにサポートする。



この先、
24時間ジムがたくさん増えても
近いうちに市営ジム化する。


潰れはしないが
月会費というサブスクの価値はなくなる。


もしくは、
BBQにしか来ない顧客を奪い合うために
さらに低価格戦争に突入する。


自分には関係ないからどうでもよい。

競合他社なんて最初からいない

競合他社なんて最初からいない



昨日のストーリーでも投稿したが
それをより詳しく。


余裕があると思われたいとか、
強がりで言っているのではなく、
本心として

“自分スタジオの周りにもっとたくさん
スポーツジムやパーソナルジムができて欲しい“

と思ってる。


もし本当にジムができたら、激しく喜ぶ!


そこには自分にとっていろんなチャンスがある。


なぜならば
近くにジムやパーソナルジムができるってことは、

僕の選んだ立地に同業者も
同じ可能性を感じたからこその結果。


その場所に市場価値を感じたということ。


需要をつくるには、
○自分からその地で需要を作り出すか
○既存の需要に乗っかるか

基本的にはこの2つ。


ただ、
勝算がない戦略で需要を作り出すのは
ギャンブルと同じ。

言うまでもなく、
ギャンブルはやらないし、大嫌い。



そして、
広告や宣伝費もかけなくてもよい。


新しくジムを出す側が
最初から集客を高めるために
膨大な広告費や宣伝費をかける。


もちろんそこに人は集まる。


それに乗っかる。
僕は施設の前に立て看板を使って、
宣伝するだけでよい。


皮肉なことに
そこのジムが宣伝すればするほど
僕のところには人がくる。


看板の内容はあなたの想像に任す。


1つ言えるのは、
スポーツジムと僕のジムは何もかもが全く違う。
他パーソナルジムと僕のジムも違う。


だから最初から競合にはならない。


他ジムになくて、僕にしかないものはある。
だけど、
他ジムにあって、僕にはないものもある。


それが需要。
それが個性。


だから、一概に自慢しているわけではない。


選択肢が増えるということは
人や需要、お金を奪い合うことではなく、
そこで共存していくということ。


人が集まるところには人がくる。


あとは、競争優位性がどちらによりあるかの違い。

・人
・価格
・サービス
・知識
・スキル
・口コミ
・立地
など



競合他社とかのネガティヴ要素は結果なくて、
共存他社もしくはビジネスパートナーみたいもの。


だから、
仮に僕のスタジオの前に
大手スポーツジムや
パーソナルジムで有名なライザップや24/7などが
出店したら、

しっぽ振って、
そのしっぽがちぎれるぐらい喜ぶだろう。



そして、感謝を込めて、

逆に
僕が次の新規店を出すならば
同じ系列のジムの目の前か真横に出店する。


もちろん何も悪びれるこたなく
素敵な立て看板は出す。


これだけ見れば、
僕が人として優しいのがよく分かる。



#鼻につく投稿

荒れきったダイエット業界に学生を巻き込むな!


荒れきったダイエット業界。


『日本の教育では、
 お金の勉強をしない、その授業がない』  

これは誰もが理解してること。

その知識がないから、
お金を稼ぐ人は怪しい、汚い、悪い
と思ってしまう。


日本が世界的に見ても
ギャンブル依存率が高いのは
お金の本質を理解できていないことも
要因の1つではないか。


ダンスや武道を必須化する前に 
もっと優先的に学ばさせるものはある。



『お金の教育』については
頭の良い著名人たちがすでに動いているし、

学生時代にお金について学んで来なかった
大人たちにも学ぶ機会をたくさん増えた。


今の時代、
お金を払えば学べる環境がたくさんある。


そこに関しては、
僕がどうこうしようとは全く思わないし、
お金の教育に関しては頭の良い大人たちに任せる。


それよりも『ダイエット』だ。
僕の専門分野はそこ。


「ダイエット=運動や食事制限によって痩せること」の解釈してる人が多いが、

これは誤認。

「運動や食事量を管理して、適性な体重にしていくこと」がダイエットの本質であり、定義。

要するに、
痩せすぎの人が食事量を多くして体重を増やすことも「ダイエット」である。


しっかりした定義があるのにも関わらず
未だに多くの大人たちが間違えた解釈をする。


そして、
間違えたダイエットにより
身体を壊し、
過度なストレスを抱え、
リバウンドし、
自己嫌悪に陥る。


そのサイクルを繰り返す…


大人の失敗を
ダイエットを始めたての若い子たちは真似する。


失敗する人が多いダイエットを
なぜか人はまた真似をする。


新しいダイエット難民を作るのは
既存のダイエット難民が作り出す。

さらに
既存のダイエット難民を作り出してるのは
トレーナーやダイエット産業に関わる
僕たち発信者側の責任である。


僕たちが足並みを揃えず
さまざまな情報を蔓延させてしまってる。


僕たちが同業者を批判しては、
自分たちの理論を何個も何個も作り出すことで
情報を拡散させてしまっている。


少し前にも伝えたが、
情報が増えるとダイエット難民は増え続ける。
情報が減るとダイエット難民は減る。


利益を追い求め、
利己的な思考、
僕たちの責任のなさがダイエット難民を増やす。



ファスティングで痩せる!
エステで痩せる!
炭水化物なしで痩せる!
過度な運動で痩せる!
食事を抜いて痩せる!

もうキリがない…。

ダイエットに無縁な外野からすると
「こいつらアホだろ?」
って、思うだろう。


この流れはいくら僕やトレーナーが
正論を言っても絶対に止まらない。


ある意味、世の中から
誹謗中傷を減らすことよりも
難しいことかもしれない。


今、若い世代で起業する人が増えてきた。

それは“お金の本質“と“作り出し方“を
しっかり学んでいる人が増えてきたからだ。


将来に不安と危機感を感じているからの
行動でもある。

“自分は失敗したくない“

学ぶ環境があれば
その知識を行動に変えることができる。


これと同じように
今、本当に僕たちがやらないといけないのは
学生や若い世代に正しいダイエット知識を
伝えること。

知識は間違いなく、一生の財産になる。


僕たちの罪はしっかり理解し、
どこからシステムを変えるべきかを
考えたうえで、行動していくこと。


これは綺麗事でもなんでもなく、現実。


もし、これが綺麗事に聞こえるならば
ここから先は読まない方がよい。


学生たちには
もっと気軽にパーソナルトレーニングを
受けられる環境と、

ボディメイクやダイエットの本質について
学べる環境を提供したい。


お金がネックとなり
学ぶことを妨げる要因となる人が多いから、
僕は学生は30分1000円で提供する。
 

たくさんの大人たちが作り上げた
廃れたダイエット業界には来てほしくない。


もうこの業界は末期。


トレーナーである僕が言うのだから、間違いない。


ダイエットに成功した声ではなく、
ダイエット失敗した声を
僕たちは向き合わないといけない。


あなたがいろんなところで見るのは
ダイエットに成功した人の声や写真、番組では?


意図的に成功の情報しか追い求めてない。


結果、失敗しても検証することもなく
また次の他人の成功したダイエットを追い求める。


システムを変えていきたい。



#やっぱりセミナーより大学かな

適性価格よりも適性価値を守ること

 

顧客の適性価格より適性価値を守る。

2つのラーメン屋があるとする。

1つはラーメン1杯 800円。
1つはラーメン1杯 200円。

この場合、人がより来るのは
1杯800円で提供してるラーメン屋。

美容院で
ある店はカット 5000円。
ある店はカット 1000円。

隣同士に店が連なっても
人が来るのはカット5000円の美容院。

全てのモノやサービスにも適性価格はある。

そもそも適性価格の「適性」とは、
何を持って「適性」なのか。

当然ながら「顧客の立場」から見て
「適性」ということが必要ではある。

適性価格には
安心!信用!信頼!などの
心理的要素も強い。

他と比べて「安い」と

“質が悪い?“
“技術が低い?“
“サービスが悪い“
“資格がない?“
“怪しい…“
“なにか不安になる…“

モノやサービスには適性価格がある。

よく僕のジムはパーソナルなのに
「他と比べて断然安い」
と言われる。

『なにか裏があるのでは…?』

あとから高いプラティンを買わされる…?
→1度もそんな商品は売ったことはない!

入会金、年間費が高いのでは?
→永遠に0円。というか、それってなに?

知識、技術も質も悪いのでは?
→人として確かに質は悪いかも…(笑)
 知識と技術は関西ではどこにも負けないよね。

と、言ったとしても不安になる人は不安になる。

そもそもは、カッコつけて

「僕は神戸でパーソナルトレーニングの
 価格破壊を起こしたい!」

「神戸の他ジムのパーソナルトレーニング価格を
 下げるために僕から価格破壊を起こす必要性が
 ある」

とか開業する前は豪語していた。

周りのトレーナーやジムから
「神戸のパーソナルの適性価格を下げるな!」
と最初にどれだけ非難されたことか。

でも
『常識なんて関係ないわ!!!』
を貫く。

そもそも「適性」かどうかは
トレーナーではなく、お客さんが決めること。

これは結果が出たから
後付けで言ってる訳でもなく、
最初からそのように仕掛けたいと行動していた。

実際、
それはすでに起きてる。

僕から発信したからか分からないが
神戸のパーソナルトレーニングの価格は
下がっている。

うちは
パーソナルトレーニング30分で平均3000円。
(学生は30分1000円)

これだけ見ればどこよりも圧倒的に安い。

60分のコースはあるが、
ボディコンディション30分+トレーニング30分。

どのコースも30分のトレーニングしかしない。

30分3000円ならば
60分で6000円分の価値があるということ。

神戸のパーソナルトレーニングは
60分平均5000〜6000円ほど。

そうみると
実際に支払う金額は安いが
受ける価値は同等であるということ。

トレーニング自体も
30分間の中で60分と変わらない質を提供する。

トレーニングの価値は
周りのジムと比べても一切落としてない。

もちろんその中で
技術、サービスの質も落としてるつもりはない。
そこは先にも述べたがどこよりも自信はある。

30分しかトレーニングをしないのは
その時間で十分だからだ。

しっかりとした科学的根拠の中、
ダイエットならばその30分のトレーニングで
充分であるということ。

むしろ、
60分みっちりトレーニングする方が
ダイエットには向かない。

コロナ騒動前、
僕の1日のセッション数は平均13〜14件。

今は少しずつ戻りつつはあるが、
感染予防対策や予約にも余裕を付けてるので
今は10〜11件ほどにコントロールしている。

普通のパーソナルならば
平均セッション時間は60分で
1日多くても6〜8件までが限界だろう。

ここまでの内容で
数字のからくりに気づいた人は勘が鋭い。

見た目では
パーソナルの適性価格をかなり落としたが、
価値は周りと同じであるということ。

ラーメンは、物=価格

他パーソナル、 
価格=サービス+α(ブランド価値など)

僕は、価値=サービス+価格+α

という形で最初から勝負している。

ここでのαは、
トレーニング内容の違い、
食事アドバイスが違い、
などの他社との差別化。

僕が開業当初から
やろうと目指したのはここ。

最初からコネもブランドもない自分を売るのに
他社と同じことをしても
売れる訳がない。

なんでも安ければいいってものではない。

最初から安いだけで勝負する人は
どこかでガス欠するし、

自分の価値は金額の対価と捉えてる人は
スタートから失速する。

そんな人をたくさん見てきた。

そのダイエット辞めたらどうなるの?

それ、やめたらどうなるの?


ダイエット業界のど真ん中にいるから
いつも思ってることがある。


例えば、
あなたの昔を思い出してほしい。

・自転車に乗れた
・ピアノを乗れた
・習字を習っていた
・日本語を勉強した
・水泳を習っていた

これらは期間に比例して、
その能力が身に残るもの。


大抵のことは
一度身につけたら一生変わらずにできる。


僕は小学校の時に
サッカースクール、空手道場、習字教室の
習い事をし、

毎週、父とゴルフの打ちっぱなしに
行っていたので、

それらの経験は
今でも身に残っている。


それは親に感謝しかないほど役に立っている。
そして、あなたにもいくつかあると思う。


でも、ダイエットに関しては
その期間に比例して悩みが増える。


短期でしっかり痩せても
年々また戻ってしまい痩せづらくなる。


食事制限を頑張ったのに
リバウンド…
食べる恐怖…
摂食障害…
ホルモンバランスを崩す…


“あの頑張った経験はなんだったの?”



これっておかしくないですか。



一旦、
僕の今の立場とか、指導者としてとかは
置いておいて!


同じようなことはダイエット以外である?


僕は考えつかない。
期間や頑張りに反比例してマイナスに
なっていくこと。

・怪我 治療院や病院通いで回復する
・料理 続ければ確実に上達する
・スポーツ 続ければ確実に上達する
・資格 取れば一生使える

ジャンル問わず
やる度に上達して改善されていく。


これらはコツを覚える
↓
スキルになる
↓
何度でも再現できてやるほど上達!

自分のできる範囲が広がることだから
楽しくもなる。


なによりやめても低下することはほぼない。


その反面、ダイエットは
・年々代謝は低下し続ける
・続けるほど停滞に悩む
・短期!や〇〇制限!だとやたらリバウンドする


残るものがない。

頑張るほどに、
この差は大きな傷にもなり、
どんどん蓄積されてしまう。



”楽しい” よりも”辛い…” が先にくる。

 

もちろん反比例してしまうのは
体の代謝機能が原因ではある。

・廃用性筋萎縮や加齢性筋萎縮
・新陳代謝の速度も年々減る
・月体重の5%以上減らせば基礎代謝が減る


でも、
やらないと太るし、
頑張ってもその後に痩せづらくなる。


これこそ理不尽。



だから、
過度なダイエットを頑張ってる人に聞きたい。


「それって、やめたらどうなるの?」



ダイエットの最終的な答えって

この問いに対して、
ここの答えがない・答えることができないと
やるだけ損ということ。


どんなに痩せる方法であっても
必ずそれ以上の損をする。


人は得の2,5倍、損に対して傷つくものと言われる。


3キロ痩せても6キロリバウンドなんて、
自暴自棄にならない方がおかしい。


だからこそ
「それって、やめたらどうなるの?」

この質問は常に自分にも
大切な人にも言い聞かせてほしい。


積み重ねるほどに損をするのか?
積み重ねるほどに得をしていくのか?


もろちん、うまくいく例外も1割はある。
・もう糖質は一生摂らない!
・毎日ジムにいく!
・毎日10キロを一生走り続ける!
・ダイエット食品を一生摂り続ける!

それはそれで良いこと。
苦じゃないなら損はしてないから!


でも、今
多少の無理をして頑張ってるた感じているなら、
やめた時の対策は必ず必要。


続けることよりも
やめる時のことを考えて、対策をすること。



本当にダイエットに大切なのは
続けることではなく、
やめたあとを考えること。


ジムを続けることではなく、
辞めてもそのあとに自分を守れるかどうか。

辞めたらまた傷つくのか?
辞めても大丈夫なスキルはなっているか?


自分が損しないか
自問自答することが
なによりもあなたのためになる。




#続けること続けさせることに意識しすぎ
#その過程ではなく本当のゴールはなにか考えること

痩せたいなら本質を見抜け!

基本、
今はビジネス系を中心に
自分にとってタメになる人の 
SNSやオンラインサロンは一度は覗く。

もちろん
トレーナーやインストラクター、
ダイエットインスタグラマーなど
そのような同業者のSNSも一度は覗く。

でも、1度みたらもう2度と見ることはない。

なぜか?

“結局、みんな同じことしか書いてないから…“

「あぁ…またこれね」
「脚痩せの秘訣とか痩せる食べ物ベスト5とか」
「これ誰かも同じこと言ってたわ」
「てか、これ誰かの投稿パクってるだけよね?」
「ネットに載ってることを要約してるだけよね?」

これに薄々気づいてる人はすでに多いはず。

 

その人たちは全く嘘は言ってないけど、
自分の言葉ではないから
結果、嘘になってる状態。

さらに、たちが悪いのはあたかも

“自分が最初に考えついた“
“自分が考案したぞ“

とのアピール感が強い場合だ。

そういうトレーナーはすぐに見抜く。
だから、二度とその人の投稿は見ない。

時間の無駄。

最近思うのは、
ビジネス系の投稿をする人も
基本誰かのパクりが多いということ。

パクるのは別に良いが、
それに対して
時間を作って読むほどの価値はない。

そして、
ビジネス系の人の投稿を見るたびに
1つ分かってきたことがある。

最初の発信者が誰であるかというのが
分かってきたこと。

それを見極めることができると、
最初の発信者だけの情報を見れば良い。

どれだけ本質を見抜けるか。

これってダイエット情報を発信してる人にも
同じことが言える。

僕の職業柄、
ダイエット情報を発信するのが
本業かもしれない。

ただ、
その発信に全く魅力を感じないからしない!と
いろんなところで言ってきた。

・ありきたりのダイエット情報
・〇〇に効くトレーニング法
・YouTubeでの発信
・オンライントレーニング

別に集客や収益アップ、
いいねやフォロワーが欲しいのではない。

そもそもの目的がそこではない。

集客にも収益にも承認欲求にも
正直困ってはいない。

目的というよりは、
ただの自己満足と自慢と
その時に思ったことを独り言として
言語化してるだけ。

なにか参考にするならば
ご自由にどうぞぐらいの気持ちであり、

でも、
SNSからの発信するような情報程度では
僕は責任をとらない。

山野はこんなやつなのか…
的な感じで暖かくみてもらえば…

基本、SNSを活用するダイエッターは

いろんなダイエット情報を発信してる人や
インスタグラマー、トレーニングマニアの方を
たくさんフォローしている傾向がある。

なんとなく情報を手に入れた気になり、
安心感が得られる。

少し酷いこと言うけど、
そんな情報バカは絶対に痩せない。

情報を得たから痩せるのではなく、
必要のない情報を断捨離するから
痩せる為の行動が起こしやすくなる。

モノの価値は買う時に感じるのではなく、
モノを捨てる時にモノの価値を感じるから
無駄なモノを買わなくなる。

情報はたくさんあるけど、
要らない情報が溜まりすぎて
ゴミ屋敷化みたいになってない?

いろんな人が
SNSに載せるダイエット情報なんて
本当にゴミばかり。

いいねやフォロワーをただ増やしたいだけの
欲求にあなたは巻き込まれてるだけだよ。

本当に痩せたいなら
そこの本質を見抜くこと。

パーソナルトレーナーは無限の可能性がある



パーソナルトレーナーの可能性



小さい世界に押し込められると
目の前の世界が全てと思い込んで、

1つダメだと全部ダメ…人生もダメ…
のように思ってしまうもの。



僕が1つ自慢できるとしたら、

『なにかに失敗しても死ぬ訳ではない。
 むしろ次に成功するために
 また考えるチャンスが得れた』

と、いつも開き直ること。
これはポジティブとかではなく、事実。


もちろん客観的に見ることも忘れない。


僕はパーソナルトレーナーという職業に
就いてから、
この仕事には無限の可能性があると常々思う。



よく言われてるこの業界の話では
・働ける年齢の限界
・収入の限界
・時間の限界
・体力の限界
・活動範囲の限界


誰がそんなの決めたの?
ってツッコミたくなる基準。


そんな平均の数値とか知らないけど
そんなもの全て自分で決めるもの。


これは無理、あれは無理、
それはダメ、ああだからダメ。


そんな過去の基準で
自分の行動を制限する方が無駄。


心理的に行動を止める要因の
80%は内的要因。


あとは、
環境などの外的要因10%、
遺伝的要因10%による限界。


つまり、限界を決めるのは自分の中にしかない。


何をするにも
できるできない、無理、限界、
自己抑制はほぼ自分の中にある。


せっかく時間をかけて
パーソナルトレーナーとして
夢と誇りを持ってこの世界に入ったならば、

見えてる世界、見たことある世界は
当たり前のように打ち破り、

誰もやったことのないことをやって
それに必要な能力を磨き、
ドンドン可能性を引き出したい。



それはトレーナーやクライアントの
ためだけに使うのではなく、

異なるビジネスやプライベートにも
活用することはできる。


そうすれば、
新しいアイデアと刺激でいっぱいになる。


パーソナルトレーナーの職業は
夢も可能性も無限大ということを
気づかせてくれる。
       


僕より腕があるトレーナーは山のようにいるし、
そのようなトレーナーが多ければ多いほど、
体型に悩む方を救える幅も増える。


ただ、
技術も知識もこの時代にはほぼ差は出ない。


もう、そこを競うのはかなり前に僕は辞めた。


技術も知識もこの先、
優先順位として低くなっていくからだ。


差が出ないことに時間を掛けすぎるは無駄。



ただ、
それでも365日努力することは止めない。



10個挑戦して、9個失敗しても
1個成功すれば
自分の可能性が1個増える。


0個の挑戦は、自分の可能性が0個のまま。


当然、可能性なんて生まれるわけない。


知識経験は誰でも身につけられる。
教材、YouTube、SNSなど情報社会なのだから。



だから、
誰でもできる発信できる知識提供や
YouTubeなどでトレーニング配信などは
誰でもできる人に任せることにしている。



誰でもできることは僕の中では
挑戦でもないし、
やりたい夢でもないし、
可能性が広がる訳でもないし、
小さな世界に押し込められるし、

そして、
なによりも『平均』という言葉が大嫌い。
その業界の平均基準に収まる形になってしまう。



だから、違うトレーナーに全て任せる。




知識経験があっても挑戦しないと
見てみたい世界も見れないし、
可能性も生まれない。


中には
運や出会いで決まってしまうものもある。


その運や出会いも
今の時代に置いては得やすいシステムがある。


お金を貯めるより
信用を貯めることで
新しい可能性を作り出す人もいる。
 


それも含めて
パーソナルトレーナーという職業には
無限の可能性がある。


無限の可能性を具現化できる行動をするか、
無限の可能性を一般化に終わらすか。


何にしてもこの2つの分かれ道は慎重に選ぶこと。



#ダイエット
#ダイエットやってる?

体組成計の落とし穴とは?

体組成計は無視しろ!

かなり大切な話をする。

トレーナーも含めた
99%の人が未だに誤認してる内容。

スポーツジムにて
体験や入会する際に、

よく体組成計に乗って体重、体脂肪、筋肉量、
骨量などを測定するところは多い。

現状を理解してもらうためだ。

その中で筋肉量や脂肪においては、
体幹部、腕、脚などの部位に分けて
「少ない」「標準」「多い」
と判断するものが多く、

それが1枚の紙として結果が出てくる。

その1枚の紙を見せてもらい
トレーナーよりカウンセリングを受ける。

どこのジムやパーソナルジムでも
よくある流れ。

先に言ってとくが
僕は一切この手順は踏まない。

なぜその手順を踏まないかの理由を今から述べる。

まず、結論として
この最初のカウンセリングが落とし穴であり、

間違えた捉え方と先入観によって
クライアントに対して
間違えたトレーニングの提供をしてしまう。

例えば、

「脚を細くしたい!」

との悩みを抱いて、
ジムに来られた女性がいるとする。

太ももやふくらはぎが筋肉質であるにも関わらず、
スクワットやレッグプレス、カーフレイズなど
のトレーニングを案内してしまうケースは多い。

なぜ、
こんな初歩的なミスをしてしまう
トレーナーやジムインストラクターがいるのか?

そもそもの知識がないのはもちろんだが、
知識がないアルバイトの手助けをする体組成計に
問題があるからだ。

よくあるのは、
このようなタイプの体組成計を計測すると

・脚の筋肉量は「標準」もしくは「少ない」
・脚の脂肪量は「標準」もしくは「多い」

と、結果が出やすい。

これだけの結果を見ると
この人は、脚の筋肉が少ないし、
脂肪が多いというのが読み取れるから

「よしっ!これは脚のトレーニングが必要だ!」

と誰が見ても正しそうな判断する。

『これが体組成計の落とし穴である』

そもそもどの体組成計も
“脚を細くしたい“
“腕を細くしたい“
そのような人専用の為に作れていない。

体組成計は
健康や体力の維持・向上を目的とした
フィットネス専用として作られている。

まず、
そこの違いをしっかり理解しておかないと
スタートの段階から間違えた選択肢を
することになる。

スタイルの良いモデルの人が
その体組成計で計測しても

筋肉量は「少ない」「標準」までの評価で、
「多い」というのはまず出ない。

健康的な筋肉量を基準にしている体組成計は
引き締まってる身体の人だとしても
「少ない」という評価になることもある。

その「少ない」という評価だけを信じた
トレーナーが

「脚の筋肉が少ないですね!
 脚の筋肉をもっとつけて筋肉量を
 増やしましょう!」

「脚の筋肉が少ないと疲れやすいし、
 膝を痛めやすいし、
 将来歩けなくなりますよ!」

と不安をさらに煽る。

販売促進のために
そのように言う人もいる。

単純に紙の数字や評価だけを見て
自信を持って言う人もいる。

これが脚の筋肉量が「標準」だとしても
もっと多く筋肉量増やして、

「代謝あげましょう!」
「筋肉増やして引き締めましょう」

などのアドバイスから
必要のない人に脚を鍛えさせてしまう。

これがよくある
ジムでトレーニングをして

・なぜか脚が太くなった…
・なぜか腕が太くなった…
・もっと筋肉質になった…
・ゴツゴツした身体になった…

などの結果である。

本来ならば、もし「標準」だとしたら、
このタイプは脚の筋肉を「少ない」に
もっていく必要がある。

要するに
脚を細く引き締まったラインにするために
脚の余分な筋肉を落とすということ。

このミス判断は
普通に考えたらかなり怖いこと。

体組成計がどのような目的や基準で
作られてるか分からないだけで、

全く逆のトレーニングをクライアントに
アドバイスをしてしまってる。

これが全国のスポーツジム、パーソナルジムで
毎日、当たり前のように起きてしまってる現実。

“いやいや!
脂肪が「多い」って結果出てるじゃないか、
だから、脚の筋トレは合ってるでしょ!?“

って、ツッコみたいのは分かる。

ただ、
太ももの前側に脂肪が付くケースなんて
ほとんどない。

脂肪が付くのは大抵は、内もも、裏もも、お尻。

体組成計にて、
脂肪量が「標準」「多い」って出てるのは
その部位であるということ。

でも、
体組成計の用紙には「脚」の部位として
おおまかに「多い」「標準」「少ない」と
判断している。

※中には色で区別し、赤・黄色・青などで
 少ないとか多いを区別してる体組成計もある

細かく
内ももが…お尻が…裏ももが…
なんて書いてはいない。

大きな視点で「脚」という部位だけ見て、
評価・判断してるということ。

だから、
脚の脂肪量が多い!と理解してしまい、

脂肪を落とすために
脚のトレーニングを全体的に入れてしまう。

“なぜ、脚が筋肉太りの女性に対して 
トレーナーはスクワットをさせてしまうのか?“

これがその真実である。

脚だけに限らず
これは腕やお腹などにも全く同じことが言える。

真逆のことをアドバイスすれば
どんなにトレーニングしても身体は変わらない。

本当に筋肉量が「多い」まで目指すのは
アスリートや筋肉を大きくしたいと願う
ボディコンテスト出場者であり、

「標準」を目指すならば
少しボディラインが崩れることも覚悟できる人だ。

身長と体重から肥満度を示すBMIは、
通常は22前後が標準と言われる。

ただ、
この標準値の体重では
体型にメリハリは出にくい。

標準値なのに理想の体型とは異なるものとなる。

適性体重・美形体重・モデル体重
それぞれは全く違う。

美形体重の人に対して、
適性体重が良いですよ!と言って
太らすアドバイスをしてるようなもの。

当然、適性体重にさせてしまえば
その人の体型は大きく崩れる。

体重か脚かの違いというだけで
間違えたアドバイスをしてしまうトレーナーは
多い。

「標準」や「多い」が良いという言葉に
 騙されるな!

あと、もし
脚の筋肉がこのままだと膝を痛めたり、
将来歩けなくなりまますよ!

と言われたら、

「この嘘つき!」

と言い返せば良い!

歩く時に太ももの筋肉を使って歩く人はいない。
歩くことに対して、太ももの筋肉は必要ではない。

分かりやすい例を出す。

『ゴリラだ』

ゴリラは太ももはかなり太いが、
お尻の筋肉はあまり発達していない。

ゴリラが二足歩行をしても
必ずと言っていいほど
膝が曲がっている。

太ももの筋肉がかなりあるのに
膝を伸ばして、立つ、歩くことができない。
(画像スワイプ????)

これは人間でも同じことが起きる。

太ももの筋肉がどんなに発達しても
お尻の筋肉がないと
立つことも歩くことも困難になる。

歩けなくなる、膝が曲がるのは
太ももの筋肉がないからではなく、

太ももの筋肉が過剰にあるからであり、
そのバランスを改善できないと
膝を痛める結果に繋がる。

なぜ、
よくウォーキング練習をする何時間もする
モデルには太ももが太い人がいないのか?

答えはもちろん
股関節とお尻の筋肉をうまく使えているから。

だから、
股関節の柔軟性が高く、
お尻が引き締まってる人がモデルには多い。

体組成計はフィットネス用である。
それに依存しないようにすること。

決して、
世に出回ってる体組成計は

脚が細くなりたい人用でも
筋肉太りを解消したい人用でも
モデル体型になりたい人用でも

ないということを理解してほしい。

だから、
参考にはするところはあるが
僕は体組成計の評価は信じない。

僕が見るのは、
数字でも紙でもない。

その人の身体。

身体を見れば
そこにしかない答えは全てある。

機械は嘘はついていないし、
機械はなにも悪くない。

なぜなら
間違えた結果は出していないからだ。

それを扱うトレーナーが
個人の目的に合ってるものであるかないかの
分析をしっかりすること。

数字だけを信じすぎるから
「人」が見えなくなっている。

よその畑に入るな!


僕は
ゴルフの細かい技術とかは全く分からない。


その技術の指導は
専門家やインストラクターの仕事。


プロ選手が指導しても
教えられた人はプロになる訳ではない。


自分自身の身体のことを理解をすることは
プロかもしれないが、

他人の身体のことを理解することは
プロでない。


むしろアマ。


そこの技術や経験値を伝えたとしても
あなたとは身体が違う。



僕がスポーツパフォーマンス向上のために
指導できる範囲は、(例えばゴルフならば)

ゴルフに必要な筋肉の理解、
その筋肉の使い方、
その筋肉を使えるようにするトレーニングを
提供すること。


・スタビリティ(安定性)
・モビリティ(動作性)

をベースに、そこからその競技に必要な

筋力、持久力、柔軟性、俊敏性、
パワー、スピードを向上させること。


ここまでが僕の仕事。


そこから先の技術やチーム戦術を
提供するのは僕の仕事ではない。


もちろんゴルフのフォームを変えることもしない。


そこは、その競技の
専門家、指導者やインストラクターの仕事。


ただ、そこに丸投げしても
知識がない指導者も一定数いる。


感覚や先入観、固定概念で
指導法を決めてしまう。


ここが日本の指導者に多い問題点。




イチロー選手が有名になる前、
振り子打法のフォームを
批判する指導者は多かったけど、

もし無理やりにでもあのフォームを
変える指導者がいれば

今のイチロー選手はいなかったかもしれない。



浅い知識で選手を潰す指導者もいる現実。


トレーナーでも良かれと思って
その人のフォームまで変えようとしてしまう
トレーナーは多い。


専門外の畑違いの仕事をしてしまう。


責任はとらないのに
中途半端で無責任な指導をすることは
人を傷つける可能性が高くなる。



トレーナーは
トレーナーの仕事を理解すること。


『なんでも屋』ではない。
『なんでも屋』と勘違いしないこと。


一言一言に発する言葉に責任を持つこと。

その言葉の対価に対して
『お金を頂いてる』と理解すること。



中途半端な指導は選手を一番苦しめる。



今は昔みたいにアスリートメインの
トレーニング指導はしていないけれど、
そこの指導はいつでもできる準備はしている。


5年前に
ファンクショナルトレーナーの資格も
取得はしたが、その情報ですら今では古い情報。


資格取得はゴールではなく、
スタートラインに立てる1つの条件にすぎない。




近年、ようやく日本でも
ファンクショナルトレーニングは
理解されつつあるが、

まだ教える側がファンクショナル(機能的)
ではないケースが多い。



自分に
充分な機能の備えなく、
無駄があるようでは、

いつまでも新しい器具がトレーニング法に
踊らされ、モノに負け続ける。



そうなるとクライアントは
あなたではなく、新しい器具や
新しいトレーニングにしか目がいかなくなる。


それに負ける程度のトレーナーの価値ならば、
常に自分の魅力は出しきれない。


自分自身にも自信が持てなくなる。


専門外の人の畑に踏み込む人ほど
無知で無責任な人が多い。


自分の畑が潤ってなく、
自信がないから、
少しでも良く見せようと無理をする。


自分から学ぼうとはせずに、
他人のSNSの情報やネットだけの知識で
分かった気になる。


結局、
無能無知で作った作物は
すぐに枯れ、腐る。


それをクライアントには食べさす。


そしてクライアントは壊れる。


ここの責任をとれないなら背伸びはするな。



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