お知らせ

パーソナルジムのサブスク化が失敗する理由③


『リアルの現場でしか提供できない価値がある』



音楽配信のサブスク化が進んでも
リアルの現場であるライブやコンサートとの
価値が違う。



リアル店舗とは何か。


例えば、

美容院。
髪をカットするのにオンラインでできるか?


ネイルサロンやマツエクサロン。
ネイルをしてもらうのにオンラインでできるか?



他にもエステや整体などはどう?



パーソナルトレーニングは?


ただ、
パーソナルトレーニングに関しては
リアルな現場でしか
提供できない価値だったものを

コロナ騒動に合わせて
何人ものトレーナーたちが、



“オンライントレーニング“
“動画配信“


などのオンライン化を加速させたことにより
リアルの現場の
トレーニングの価値を落とした現実はある。



これは『時代の変化』とかではなく、
目先の利益しか見ずに
先走り過ぎた無能な行動だと思っている。


ここに関しては本気で
トレーナーは脳までが筋肉バカだと感じた。




実際にオンラインでも
できるかもしれないが、

僕の場合は
かなり細かくフォームを修正するので、

オンラインで
“的確な“ トレーニング指導という
高度なことは絶対にできない。



リアルな現場でしか、
僕は技術を提供できない。




ここは本当に理解してほしい。




“いつでもどこでもネットでモノが買える時代“
リアル店舗にとっては、
いかにモノを売る以外の「価値」を提供するかが
大事になる。



パーソナルジムのサブスク化は
これまで述べて通り失敗する可能性は高いが、


もし今後それらがサブスク化により
成功する可能性とすれば、


リアル店舗が持つ複数の価値を組み合わせて
消費者のさまざまなライフシーンを
サポートすることが
1つのビジネスチャンスになると考える。



その中でも重要なのが
【店舗へ足を運ぶモチベーションを作ること】



これまで①と②で述べたのは

・顧客の時間を奪わないこと
・価値の多様性を作り出すこと


要は
提供される価値が同じならばサブスクは
効力を発揮しない。


むしろ
パーソナルトレーニングのサブスク化は
やればやるほど価値が下がる。



なぜ
スポーツジムには人が集まり、
市営ジムには人が集まらないのか?



今、
パーソナルジムは間違いなく
“市営ジム化“に進んでいる。


すでに市営ジム化してるジムが多いから
数年で潰れるスポーツジムやパーソナルジムが
多い。



サブスク化をしても
行くモチベーションを上げることが
できなければ続かない。




パーソナルトレーニング + 〇〇

もしくは

パーソナルトレーニング × 〇〇



例えば、同じ施設内で

そこで料理教室にも参加できる!
ネイルも受けることができる!
美容院でカットもしてくれる!
エステも受けることができる!
ヨガやピラティスを受けることができる!



それが
同じ施設内に併設されてなくても、


同じ地域の中でリアル店舗が提携し合い、
定額料金にて

消費者がさまざまなサービスや
価値を受けることができるようにする
プランでもよい。





もちろん利益を出すことが
このゴールではない。




価値をスクランブルさせることで

『消費者にモノやサービスを売る』ではなく、
『新しい価値を提供すること』に繋げる。



新しい価値というのは
・ブランドコミュニケーション
・地域コミュニティのハブ
・テストマーケティングの場



このような価値の多様性は
教室やイベント開催などの
多様な“コミュニティ作り“にも繋げやすい。



市営ジムには人が集まらないが
いろんな市民教室に毎回人が集まるのは、

その商品自体の価値ではなく、
それぞれが持つ違う価値を求めてるからである。



パーソナルトレーナーが今後やることは
オンライン化させて自分たちの
価値を下げていくことではなく、


消費者が持つ多様な価値を具現化させて、
“コミュニティ化“させていくこと。



それが
本当のパーソナルトレーニングの
サブスク化のメリットと考える。




どんなに時代が変わっても

“消費者目線になれない“
改革や戦略はすぐに到達される。



これはいつの時代でも同じでしょ?

パーソナルジムのサブスク化が失敗する理由②


スポーツジムの月会費による
ビジネスモデルが成功するのは
さまざまなサービスを受けられるから。


『価値の複合化』
『多様な価値』


“消費者に売ること“ ではなく、
“消費者に新しい価値を提供すること“


消費者のライフスタイルに合わせて
さまざまな使い方ができるのが
スポーツジムの強み。



・ジムマシンが利用できる
・好きな時間に利用できる
・プールが利用できる
・スタジオレッスンに受けることができる
・ヨガやピラティスも受け放題
・ジムの主催イベントに参加できる
・さまざまな人と交流を持てる
・お風呂やシャワーが利用できる


月会費でこれだけサービスを
利用することができる。
 

もちろん中には
別料金でパーソナルトレーニングを受けることが
できるジムもある。


音楽配信サービスや
動画配信サービスなども同じことが言える。


いろんなサービスを選べる。


一律のサービスではなく、
それぞれが聞きたい!観たい!感じたい!
サービスを自分から選び
受けることができる。



その中で
パーソナルトレーニングをサブスク化する
ビジネスモデルには限界がある。



『多様な価値』を提供するのが難しい。



もちろんトレーナーの中には
顧客を飽きさせないために

トレーニングの種類を変えたり、
新しいマシンや
最新のトレーニング法を導入したりと
さまざまな工夫を施す。



ただ、
楽しませるためにトレーニングを
コロコロ変えるのは、

トレーナー自身がそのトレーニングに対して
信頼できていないということ。



“顧客を飽きさせないために…“
“顧客を楽しませるために…“



は??



この思考を持った時点で
パーソナルトレーナーではなく、
ジムのインストラクターに転職した方が良い。



これはトレーナー側の自己中心的な思考。



パーソナルとかではなく、
ただの
セルフィッシュ(わがまま)トレーニングだ。



飽きないために!楽しむために!

そのために顧客はパーソナルトレーニングを
受けに来たと思うのか?


そんな目的の人はほとんどいない。
勝手にゴールのすり替えをしないこと。



パーソナルトレーニングは
多様な価値やトレーニングを
提供するようなテーマパークではなく、


個人のゴールに向かって
サポートするナビゲーターである。



パーソナルトレーニングを
サブスク化することは、


前回の投稿で述べた

『顧客の時間をさらに奪う』

と、

『顧客から多様性価値を奪う』

この2つのリスクがある。



パーソナルトレーニングでは
新しい価値を提供するのが極端に難しくなる。


『時間』と『多様性価値』を
トレーナー側が超えなければ
サブスク化するのはかなり難しい。



消費者が天秤にかけるのは
『時間』と『料金』
『多様性価値』と『単一価値』


正直、
僕にはその『時間』と『多様性価値』を
サブスク化して超える自信がない。


現時点ではないということ。


ただ
そもそも越えようとも思っていない!
というのが正しい言い方かもしれない。



サブスク化の基準である
『顧客獲得単価』は、

ここでは一切参考にはならない。



サブスク化というのを
因数分解した時にそれに気づくはずだ。



因数分解できない人は
サブスクの意味と定義しか理解していない。



利益からビジネスモデルを組むのか?
サービス内容でビジネスモデルを組むのか?



1つ確かなことは、

『リアルの現場でしか提供できない価値がある』

音楽配信や動画配信でもできないこと。




いつでもどこでもネットでモノが買える時代だか、

ネットでは買うことができない
僕たちのようなリアル店舗にとっては
違うビジネスチャンスはある。


もし、
サブスク化をするならば
そのリアル店舗が持ってる複数の価値を
組み合わせて、 

消費者のさまざまなライフシーンを
サポートすることが今後求められる。



パーソナルジムのサブスク化は難しいが、
リアル店舗のサブスク化は今後求められる。


また
次回の投稿で!



#テストマーケティングの場

パーソナルジムのサブスク化が失敗する理由①

パーソナルジムの
サブスク化が失敗する理由①


最近、流行りのサブスクリプション。


「定額料金を支払うことで、製品やサービスを
 一定期間利用することができる」
 形式のビジネスモデル。


よく日常生活で見る場面では、
Netflixなどの動画配信サービスや
音楽配信サービスなどがある。



そもそも
企業や事業者が最近取り入れてきた
ビジネスモデルだが、
昔からこのようなビジネスモデルはある。



・スポーツジムの会費
・電気や水道代の一律料金
・電話通信の使用料などの定額化
・テーマパークの年間パスポート


その中でパーソナルトレーニングに
サブスクは合うか合わないか。


ちなみに5年前に開業する際、
料金形態について、
僕が最初に除外したのはサブスク化。



パーソナルジムとサブスクの相性は
なによりも悪いと判断した。



それはこの先も変わらない。



サブスク化のメリットの1つとして
“時間の効率化“ 
”時間のスリム化”
が挙げられる。



DVDやCDを何回も借りに行かなくてもよいし、
返しに行く時間を考えなくてもよい。


安価でコスパもよく、解約はすぐにでき、
所有も管理もしなくてよい。


便利になった分、無駄な時間を使わなくなった。




ジムで見たらどうだろうか?


ジム選びの基準として、
職場、自宅、駅などから近いところを選ばないか?


そして、

・時間がないからジムに行けない
・忙しいから食事を意識できない
・ジムの優先順位が下がってきた

人が辞める理由の大半が時間ではないか。



実際、
“飽きたから“
“効果がない“
“疲れた“
などの理由かもしれないが、


その事実があったとしてもほとんどの人は
『行かなくなる理由を時間の責任にする』


自分や他人の責任にするよりも
時間の責任にする方が罪悪感がないからだ。



この情報社会が進化する時代で
人類が1番得をしたのは
お金でも人でもなく



『時間』である。



LINEやメール機能があるのに
同じ文をわざわざ手紙を使って送る人はいない。

紙とペンを用意して、
切手を貼って、
ポストに投函して、
数日かけて相手に届く。




zoomがあるのに
出張の準備をして、
新幹線に乗って、
集まってミーティング、
そして、また新幹線で帰る。



この時代に
人類が1番得をしたことは
個々で新しい時間を作り出せたこと。




では、
パーソナルジムに話を変えよう。



パーソナルトレーナーが
週にパーソナルトレーニングを推奨するのは
1、2日程度。


“毎日!
もしくは週3~4回トレーニングしましょう!“

そんなこと言うトレーナーはまずいない。
週2回で十分だからだ。



サブスク化のメリットの1つは、
『顧客が作り出す時間の効率化・スリム化』



仮に月20000円で
パーソナルジム通い放題!!!

と言われても、


パーソナルトレーニングが
オフラインである以上、時間の犠牲が生じる。
(準備する時間、通う時間、着替える時間…)


これはトレーニング指導するというサービスが
変わらないならばオンラインでも同じ。



これは顧客の時間をさらに奪うことになる。

 

パーソナルトレーニングのサブスク化は
時代の新モデルではなく、
不効率化をより推進してるだけである。


人は
ジムに行かない・できない理由を
時間の責任にする習性はある。



そこに対して
より顧客の時間をさらに奪う
ここのサブスク化は
音楽や映画配信とは状況が180度違う。



しかも、
トレーナーが推奨してる週1,2回の基準から
大きく逸脱する。



矛盾だらけのパーソナルジムのサブスク化。



パーソナルトレーニングをサブスク化しても
毎日行きたいと思う人はまずいない。


もともとスポーツジムに行くことが続かないから
お金の対価としてパーソナルを選ぶ。



時間という問題を解決できていないのに
通い放題にしても意味がない。


時間以上に価値があるものを
トレーナーが提供しなければいけなくなる。


それはどんなカリスマトレーナーでも
何ヶ月も続けて「時間」を
超える対価・サービスは提供できない。



サービスが時間を超えることは絶対にない。



#続く

命を奪う投稿について!

  

倍返しされるよ???


・〇〇は食べるな!
・〇〇を食べると痩せない!
・太る食べ物は?
・コンビニで太る食べ物!



食べ物に責任転嫁するような投稿を
SNSやYouTubeなどで
発信する人はかなりヤバい。



この世に1つも食べたらダメな食べ物なんてない。


ジュースが…
お菓子が…
ケーキが…
炭水化物が…


言いたいことは分かるが
そもそもこれが原因ではない。


食べても良い知識を身につけようともせず
先入観と周りの評価だけで判断する。


食べ物の批判は
それを製造してる企業への批判と同じこと。



もちろんそれを開発した社員、
それを製造する社員、
それら社員の家族、

いろんな人の想いにより
1つの商品が誕生する。



その出来上がる過程も知らず
勝手に太る食べ物や
危険な食べ物として世の中に発信する。




SNSの影響力を理解してるのか?




それを言うことは
企業で働く人の首を絞めてるということ。
 
それを販売するスーパーやコンビニで働く
人の首も絞めてる。


大袈裟かもしれないがそういうこと。



これは言い逃れできない事実。



さらに
フォロワーがその情報を拡散することで

・売上が下がってしまう
・商品イメージが下がる
・企業イメージが下がる

ここまでくると誹謗中傷と同じ。



あなたが神戸でパーソナルジムを
経営してるトレーナーがいるとする。


そのトレーナーがフォロワーに良かれと思い

「ポテトチップスは身体に悪い」
「ダイエットには不適切」
「ポテトチップスは食べるな!」

とSNSなどで発信をする。



例えば、
企業名は出してないとしても
大手のポテトチップス販売会社である
Calbeeがその投稿を見て、仕返しとして


「神戸のパーソナルジムは痩せない」
「神戸のトレーナーは質が低い」
「神戸のジムはリバウンドする」

と世間に向けて発信する。


少なくともそのトレーナーに被害は出る。



倍返しだ!



もちろん仕返しされることは
現実的にはないかもしれないが、

規模は違えど
これと同じことをトレーナー側はやっている。



企業から仕返しされたからと言っても
反論はできないはず。



そもそも仕掛けたのはどちらからか。




SNSなどを利用して発信者側が
食品や商品を批判する時は、

その批判してる商品の先に
企業があり、
従業員がいる、

そして、
その給与で生活する従業員の家族がいる、


そのことを必ず理解して発信すること。



企業の売上を落とすような投稿は
その人たちの生活と命を奪う可能性が
あるということ。



最初は
たった1人から小石を投げられても数は浅いが
周りがその投稿に便乗して
同じ意見を発信すれば、


やがて大量の小石を投げられた側は
大きな傷を負い、死に至ることもある。



これは誹謗中傷も同じこと。


意見・批判と誹謗中傷は表裏一体。



「炭水化物がダメだ!食べるな!太る!」
「チョコなんて食べるな!」
「お菓子が悪の根源だ!」



はっ?絶対に違う!!!



なにも食材や食品は悪くない。
食べたらダメなものはない。



それらの食材たちが反論してこないことを
逆手にとり、

自分の無知無能を正当化させようと
責任転嫁させてるだけということに気付け。




それでも責任転嫁するなら
それらを生産する側の立場になって考えるか、

その生産側として
商品のことを思って一度でもよいから
一生懸命働いてみろ!


それに命をかけて働き、
お金を稼ぐという経験をしろ!



面と向かって生産者に
“あなたの生産したものは太る“

と言えないからといって、
都合の良いSNSで好き放題発信するな。



もう一度言い切るが、
『この世で太る食材、食品は絶対にない』



悪の根源はあなた。



#今後食材や食品批判により訴えられる案件は必ず出てくる

マッチョはビラ配りをするな!


マッチョはチラシを配るな!
トレーナーが失敗するビラ配り。



オープンしたばかりのパーソナルジムの
トレーナーが店頭でビラ配りをしていた。


半袖短パンで身体は筋肉の鎧でゴツい。
いわゆるマッチョだ。


しかも
マッチョが2人。



“凄い…“

の第一印象は残るが、



“そうなりたい“ 

には繋がらない。



「あなたの身体を変えますよ。
 私にお任せください」

と、
自慢の胸を張りながら、ビラ配っている。




正直、難しい。



人が来るどころか
ビラすら受け取ってもらえない。




当然だ…




最初に必要な
Attention(注意)には成功しているが、

次のInterest(関心)やDesire(欲求)には
繋がらない。

もちろん体験に行きたい!という
最終ゴールでもある
Action(行動)に繋がるわけがない。



購買決定のプロセスが
マッチョがビラを配ることによって破綻している。



仮に僕がここのジムのオーナーならば
間違いなく、マッチョにはビラを配らさせない。


即刻、ビラ配りを辞めさす。



ビラ配りをやればやるほど
先の見込み客が減るからだ。


自分たちでビジネスチャンスを逃してる。



例えるならば、
美肌エステのビラ配ってるスタッフが、

肌は誰よりも
艶があり、ハリ感もあり、ピチピチだが
身体は100キロを超えるぐらい肥満である。



このケースも同じ。



筋肉をつけることは間違えてはいないのだが…



もちろん
通ったからといって
マッチョにさせられるわけではないが、


ただ見た目を売る仕事ならば
広告はチラシではなく自分自身になる。


美脚を推してるのに
その当人が“足が太い…“では説得がない。


チラシの内容よりも人を見ている。


最初に
一度付いた印象や先入観は抜けない。



僕ならば
女性スタッフやイケメンアルバイトを雇って
店先でビラ配らすか、

これまでの実績やジムの方向性などを
簡潔に描いた看板だけを店頭に置く。



『最初の入り口を広げること』



そもそもだが…

ゴツいマッチョ2人が店先でビラ配っていれば
あなたはここに行きたいと思うか。



選択肢ではなく、
消去法になるのではないか?



マッチョはどちらかと言えば消去法に入る。



会話すらしていないのにも関わらず
印象だけで選択肢から消去される。


それはその時だけではなく、
この先ずっと選択肢にも入ってこない。


先の利益が減るとはそういうこと。


少なくとも
体験まで案内できれば
例えマッチョだとしても
対話の中で提供したい中身を伝えることができる。


そうすれば
マッチョの誤解を解くことができる。


だから、
最初からマッチョにはビラ配りはさせない。



ジムの販売促進の場合
マッチョが武器ではなく、
それ自体が店の弱点になってくる。




マッチョが好きな女性は少なくともいる。
10人に1人か、20人に1人程度だろう。


ただ、
マッチョが好きなだけであり
本人がマッチョになりたいわけではない。




理解してほしいのは、
・自分たちの現在地を理解すること
・マッチョは消去法であるということ
・経営は無知であるということ
・筋肉バカである自覚
・筋肉は時に悪となるということ



食事や筋肉の知識よりも
自己ブランディングを学ぶこと。



筋肉の鎧で戦うことを選ぶのではなく、
その鎧は自分を守ることに使え。



消去法から脱却するには
脳まで筋肉にするのではなく、
脳だけは筋肉にするな。




#ビラ配りは無駄
#ビラ配りしないことが1番の集客に繋がる
#AIDMA


give and give になってない?

 

以前、コロナ騒動期間中に投稿した内容で、


焦る気持ちを抑えきれず
オンライントレーニングやYouTubeを
始めるトレーナーの代償として投稿した。


特に差のないトレーナー同士が
YouTubeのコンテンツの中で、

閲覧数の奪い合いやシェアの競合、
同じ内容について投稿する。



このことにより
『トレーナーによる市場価値の低下が起きた』



少なくとも価値が上がっていないことは
誰しもが理解できるはず。



当時、このことについては
何度もストーリーや投稿にて
「やめておけ!」「冷静になれ」と忠告はした。


それにかける時間の浪費と
目先の利益しか手に入らない無駄が
自ずと予測できたからだ。




かけた時間に対してどれくらいの効果があるか。
(費用対効果ではなく、時間対効果)


○金額を下げてオンライントレーニング
○時間をかけてYouTube動画の制作



いずれにも共通するのは
自分の価値を落としただけに留まらず、


『先にあったパーソナルトレーナーの利益と
 パーソナルトレーナーの需要を下げたこと』



ここに気付いていないトレーナーは未だに多い。



それは
自分たちがいるトレーナーの市場価値と
ブランディングを理解していない。



その結果、


「ジムに行かなくても家でできるならば
 パーソナル指導受けなくても良いやん」

という思考をクライアントに与えた。



不思議なことに
時代に合ったオンラインで発信すればするほど
トレーナーとしての価値が急降下する。



クライアントの不安や焦りに対して、
良かれと思った
行き当たりばったりの行動が招いた結果だ。



以前のままにしていれば
需要と供給のパワーバランスは
変わることはなかった。



ただ、トレーナー側が
“一方的かつ一斉に供給を上げたこと“ 
により、消費者側の需要が著しく低下した。




同時に、
パーソナルトレーニングの価値を下げた。



自分は生き残ろうとした行動が
この市場シェアを狭くした。



結局、
自分の首を自分たちで締めた。




そして、今
そこの代償が出てきた。



取り返そうとして、

新キャンペーンや割引などにより
定価よりも金額を下げて
新規顧客集客に向けて宣伝するジムが増えた。



金額を下げたり、
割引をすれば
すぐに集客できると勘違いしている愚策。



もちろんそこまで 
価値を下げ続けたジムには人は戻らない。



ここまでの内容だけで
2回も自分たちの価値を下げていることが分かる。


なぜ?
→需要と供給のバランスが崩壊したから!




僕が自粛期間中から今日まで
やってきた集客方法は、


【一切なにもしなかったこと】




営業メールや販促もしていない、
チャリティイベント以外で
割引やキャンペーンなども一切していない。



僕がやったのは
僕の市場の中で需要と供給のバランスを
自分から崩さなかったこと。



本当に集客や売上のために何も仕掛けてない。




やっていたのは
釣りやランニング、登山、企画書作成や副業。



見方を変えれば、
ただの冷たいトレーナー。



今後も今の市場の中で、
僕から需要と供給のバランスを崩すことはしない。



仮にやるならば
新しい市場の中で、

新しい需要を生み出し
それに合わせた供給の準備をすること。




もちろん既にその準備はできている。
だから、企画書ばかり作成していた。




この先は “コミュニティ“ というものが
次のフィットネス時代を生き残るには
必要になるかもしれないが、

勉強ができるから…
知識が高いから…
頭が良いから…

コミュニティは勝手にできあがるものではない。



なにもない状況から
何かを作り出す思考と行動が求められる。



「give and take」ではなく
「give and give」になってないか?



GiveとTakeの使い分けをすること。

マザコントレーナー撲滅運動!


時代に合わせるからあなたは負ける。



”流行ってるからそれに乗っかった”


何ヶ月前かの投稿で、

流行という波に乗ってるのではなく、
その波に渦中で流されてるだけの人が多い。

と、投稿した。

 

そんな時代の流れに流されてるような案件を
持ってくる人とは絶対仕事はしない。



ZOOMなどを活用した
オンラインミーティングや
オンライントレーニング、セミナー。


そもそもコロナ騒動前から
日本以外の先進国では
オンラインを使ったミーティングなどは
頻繁に活用されていた。


わざわざ会議や打ち合わせだけの為に
遠いところまで時間とお金をかけて出張するのは
日本ぐらい。



非効率と無駄が何よりも好きなのか。



コロナ対応が遅い政府を責める人も多いが

・不測の事態に対して、
 その準備すらしてなかった自分は責めない

・セーフティネットの準備もしてないのに 
 人の責任にする

・自分たちも時代から遅れたことを
 後手に回って選択している



まず、思い返してほしい。



”ここ最近、あなたが先を見据えて
 行動したことはなんですか?”


”次の未来に起こりうる不測の事態に対して
 今、あなたが行動してることはなんですか?”


”自分のいる業界の数年後、何十年後の
 未来をどのように捉え、
 どのような需要が求められるか考えてますか?”


”明日、あなたの街で過去最大級の地震が来たら
 どうしますか?”


あなたの言葉、
あなたの考えだけを持ってますか?


尊敬する先輩が…
尊敬する上司が…
尊敬する経営者が…
尊敬するYouTuberが…

周りがそう言ってるから、僕もそう思う!

…なんていらない!!


『自分だけの言葉を持ってますか???』


独立する!
開業する!


まず、そんなカッコつける前に
”人” と ”時代” から独立しろ。


人の言葉を引用して
自分の言葉を言えない、自分の行動ができない。


最近、思う。



「マザコンか!!!」



誰かがやってないと不安?
誰かが成功してからやろうかな?
誰かがやってないと自信がない?



だから、時代遅れの仲間入りしてる。



今、トレーナーを目指しても
あなたが時代にも人にも勝る長所はあるのか?


先行者利益もほとんどない。


いざ、突入しても
個性もないトレーナーが集う戦国時代。


武将にもなれず
1人の兵士として名前も知られずに
無残に死んでいく。

兵士として死ぬ前に
兵士すら辞めてるかもしれない。


この先、数年後もすれば
トレーナーがネットの情報やAIに負ける時代は
必ず来る。


その中で、
『トレーナーは情報が大切!学ぶことが大切!』


情報社会とAIに対抗しようとする
バカがまだいる。


この先、
銀行員や証券マン、新聞社、雑誌社、テレビなど
どんなよいサービスをしようとも
淘汰される時代は来る。


『トレーナーは別』

そんなロジックのないこと思わないこと。


今、トレーナーがやるべきことは
情報の強化ではない。


そもそもトレーナーになって今さら
情報を強化する自体が遅い。


それまで何を学んできたのか?


トレーナーになってから時間があるから、
その中で時間を活用してもっと学べば
自分は成長できると思ったのか?

今のあなたを信頼してお金を支払ってくれてる
クライアントを舐めてるのか?



今、断言できるのは
この先、情報を強化しようとする
トレーナーから淘汰されていく。


自分の意見がないトレーナーは
先の時代も人も読めない。




#マザコントレーナー撲滅運動

その情報、賞味期限切れてない?


最近の『飽き』を解消してくれた。


自分には飛び抜けた個性はない。


ただ、
自分以上に個性がない
パターン化したトレーナーには飽きた。


最近はどのトレーナーもインスタを活用して、
ダイエット情報や
ボディメイク情報の発信をする。


しかも、
ダイエットアドバイザーやトレーナー同士で
情報をパクり合って発信する。



そこから

・いいね!やフォロワーを増やす
・入会や体験トレーニング
・YouTube
・無料動画プレゼント????
・LINE@
・オンライントレーニング

などへ誘導する販促。



それは別に悪いとは思わない。



ただ、
これはよくインスタ内でも言ってきたが
マジで飽きた。



そして、
本当に非効率で頭悪いと真剣に思ってる。




あと
最近の若いトレーナーに多いが、
ビジネス系のオンラインサロンなどで
インプットした情報が

全てのビジネスの中心と思い込み
その中で同じ思考と行動を起こすパターン。



これも飽きた。



気持ちは凄い分かる!

有料で得た情報は誰でも得たら嬉しいし、
同世代よりも優越感に浸るし、
人よりも特別感は出るもの。



凄い結果を出した訳でもないのに
知識人ぶりたくなるし、
経営者や大人になった気分にもなる。



例えるなら、近所の噂話好きのおばさん。


ただ
人の真似や人の成功例しか真似しないから
この人はトレーナーとしても
フリーランスや経営者としても
未だに成功しないんだな!と実感する。




成功者は成功者から学ぶ!
とかよくあるあるの格言。



僕も足らない基礎は学ぶことはあるが
ただの学ぶために踏み台にしか過ぎない。



自分はその成功者でもない。
その成功者みたいになりたいわけでもない。


理想や憧れを持つことは1ミリもない。


そこでの情報を得ても
実行する時には
もうそこで学んだ情報ですら古くなり、

先行者利益も少ない。



美味しいフルーツをたくさん買っても
賞味期限が早く、
旨さや甘さが少なくなるのと同じ。


今の時代、そのスピードは格段に速くなってる。



同じ情報を学ぶ人がたくさんいるということは
最低限、同じ市場のシェアは減るということ。


あなたの目の前には
目に見えない渋滞がすでにある。


ただその市場が今後もっと伸びるかもしれないし、
もう何年後かには衰退するかもしれない、
明日衰退するかもしれない…



どんなビジネスにも100%成功すると
言い切れるものはない。


ただ、
100%に近いと言える失敗や
失敗するだろうなぁと言えるものはある。



市場が既に潤っているのに
あとからそこに甘い蜜があると思って、
同じ手法で参入するトレーナー。



YouTubeで稼いでる
トレーニング系YouTuberに対抗して、

今からトレーニング系YouTuberとして
その市場に殴り込み、シェアを奪おうと
しているのと同じ。


そこには先行者利益はもうない。


なんでも“儲けたい“思考の人は
本当にこの先も苦労する。


自分の持ってる情報が
常に賞味期限ギリギリのものばかりだからだ。



もう腐りかけてるのに
それに気付かないトレーナーは多い。



既に周りがやってることでも
遅っ!飽きた!今さら?!と感じる。




個性がない。


個性がない人にアイデアがある人はまずいない。


集団の帰属意識に依存している人は
自ら個性を失い、あるべきアイデアも失う。


そんなビジネスパートナーといても
本当に楽しくない。



周りにそのような
賞味期限切れ情報発信者や 
ビジネスパートナーが1人もいないことが、


新しいアイデアを生み出す1番の近道だと
最近、結論が出た。



別に失敗しても成功してもどっちでもよい。



9割失敗しても、1割成功すればよい。




#自分にない斬新なアイデアを持ってる人は好き
#1回でも自分で勝負しろ

チャリティイベントを自己満足で終わらすな!


チャリティは自己満足で終わらすな。


知ってる人も多いと思うが、

以前、コロナ騒動中の4月に
僕の担当するクライアントの方(大学生)が
バイト先が閉店となり先の収入源が断たれた。



その際、各SNSでも案内しましたが
4/10〜4/17をチャリティセッションとし、


この期間中は1セッション
・学生や仕事が休業になった方 200円
・一般の方 500円
・noteの記事代 


この期間の上記の売上合計全額の24200円を
この学生の方へ
寄付させて頂きました。


もちろん担当してるクライアント全員、
同じ状況になれば
僕が出来る範囲で同じ行動はする。


誰かだけみたいな、特別扱いはしない。


それもあり
全ての方を対象に
この期間はセッション料を下げさせてもらい、
その足らない分は僕が補填させてもらいました。



僕が
守りたい人は身内はもちろんですが、
日頃お世話になっているクライアントの方々です。


売上はその方々から頂いた対価であり
それは自分の為ではなく、

クライアントにいつかなにかあった時のために
還元するものと考えてます。


これは綺麗事でもなく、
かなり真剣に言ってます。


クリスマスやバレンタイン、ホワイトデー、
お返し品、出産祝いなどのイベントでも
還元させてもらってます。


売上金から私用で使うお金は一切ない。
私用の物は全て副業で稼いだもので購入している。

 

2年前の夏に
岡山県で台風による豪雨災害が
大きなニュースになりました。


その際、
担当するクライアントの地元や
その友人の方々が被災しました。


その方はその日にすぐ帰省し、
地元でボランティア活動をされました。


そして、
すぐにその方に連絡を入れて、
被災状況や必要な救援物資を確認し、

僕ができることとして
足らない救援物資を全て用意し
次の日には各被災地に配送させてもらいました。
(そのやり取りは投稿をスワイプ????)



阪神淡路大震災も経験してるからこそ、
ボランティアや救援物資は
スピードが大切ということを
理解しています。


スピードが必要なものには
すぐに行動しますし、

今回の学生のように
スピードが必要ではないものは
みんなさんの力を頂いてて
チャリティイベントを行います。



僕はそこの判断だけは
しっかりするようにしている。



チャリティイベントが
自分たちの自己満足になってほしくはない。

イベントは自由だけど
被災者とのギャップは作ってはいけない。

やらないよりはやる偽善だが、
それがスピードを要するものなのか
判断しなければならない。




今回の九州豪雨災害。


この件に関しては、
僕はチャリティイベントはしません。


ただ、
個人的に募金などは積極的にさせて頂いてますし、
今後もコンビニなど募金箱があるところには
募金はさせて頂きます。



日本各地で今後被害があるたびに
僕自身が 
支援やチャリティイベントをすることは
正直、正解とは思っていない。

もちろん間違いでもない。



まずは、
誰に使うのかをしっかり明確する。


そして
自分に関わる人にスピードある支援する。


最後に
募金などの支援を日頃からさせてもらう。



ここを自分の中でも
お金の流れの可視化をしておかないと

いつか支援疲れが起き、 
どの範囲の支援をするのか、
これはチャリティイベントするべきなのか
基準も曖昧になる。



その時の感情だけで動くのではなく、
先の起こるであろう支援も想定して
支援はしないといけないと考えている。


分野は違うが
新しい支援を今、淡路島でやろうとしている。




最後に、
このたびの九州地方豪雨災害におきまして、
お亡くなりになられました方々のご冥福を
お祈り申し上げますとともに、
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。



#頑張ろう九州

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過去に答えはない。


よくクライアントに質問されること。


「メニューはその時に決めてるの?」


「はい!」


えっ…これ当たり前でしょ???


正直、他のパーソナルトレーナーがどのように
トレーニングしてるか分からない。

と、いうよりも知ったとしても興味がない。



他のトレーナーの参考になればと
僕のセッションの考え方について述べる。




普通、トレーナーは
クライアントの情報を記入するカルテを作る。


その中で、
・今日のトレーニング種目
・何set、何回、何キロの重量を挙げた
・会話内容
・体重や体脂肪の記録


パーソナルトレーナーならばこれらの情報を
次回のために記入する人は多い。


担当してるクライアントならば
知ってると思うが、
僕は体重を気にする人の体重しか記録しない。




トレーニングメニューに関しては
クライアントがその日に来た時に決める。



これは冗談ではなく、
クライアントが着替えて
僕の目の前に来るまでは、

一切メニューは決まっていない。



もちろん過去データとかもない。



そもそも
どんな種目をしたのか、
何キロ、何回、何setしたか、
一切記録していない。



なぜならば
その記録はなんの意味もない。



逆に聞きたい。



“その記録を取って何か役に立つの?“



記録することで

“自分はお客様の理解してる“

ただ仕事をやってる感や
ただ自己満足に浸るだけでは?


よく学校で
先生が黒板に書いてることを
一語一句間違えず綺麗にノートに書き留めて
やってる感や自己満足してるのと同じ。



『今日の答えは
 今日のその人の身体にしかない』


過去にどんなトレーニングをしたかとか、
何キロを挙げたとか、


全く関係ない!!!



その情報はゴミ以下。
記録する紙も時間も無駄。



仮に必要だとしても
本当に大切なクライアントの情報ならば
嫌でも覚えるもの。


体調や筋力、柔軟性、メンタルなんて
日々変化してるもの。



あなたは気になる人や好きな人の
趣味や誕生日、会話の内容とか
一度聞いたら忘れないでしょ?


髪切ったり、ネイルを変えたり、
服が変わったり、香水が変わったり、
化粧が変わったりしたら気付くでしょ?



もちろん僕も100%気付く訳でない。



でも、全て覚えようとする。
全ての人が大切な人と言い切れるから。



パーソナルで教えてるヨガやピラティスの先生が
レッスン前にカウンセリングをしないで
自分のやりたいヨガやピラティスだけを
一方的にするなんてまずあり得ない。


整体師が最初に
カウンセリングや評価もしないで
店のマニュアルだけの施術をするなんて
まずあり得ない。



“オーダーメイド“ という言葉が大嫌いだ。


パーソナルの時点で、
オーダーメイドなんて当たり前。


それをわざわざ売り文句にする時点で
トレーナー自身がオーダーメイドの意味を
一番理解していない証拠。


・オーダーメイド
・1人1人に合わせた…
・あなただけの…
・お客様のために…


これって結局、
全部トレーナー目線で言ってるだけの
綺麗事であり、
これを売り文句にすること自体が間違い。


主役を自分だと勘違いした時に
よく言ってしまう悪い例。


主役が自分。
脇役がクライアント。


この考えでは
いつまでも大切な人の管理を
データや紙だけで終わらしてしまう。



そうではなく、


主役はクライアント。
トレーナーは照明。



その日のクライアントの状態を見て、

“今日“ は
どの角度でライトを当て、
どれくらいの量のライトが必要か、
どれくらいの強さで当て、
一番綺麗に見えるのはどうすれば良いか。



トレーナーは脇役なんかではなく、
等身大として、よりクライアントを理解すること。


そして、
それらを理解した上で
“今日のあなたに“
良い提案することが求められる。


良い提案をするために
常に最高の準備はできている。

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