お知らせ

不要なウンチ


トレーナー×ジムに来る人
トレーナー×トレーナー
トレーナー×ダイエット
トレーナー×ボディメイク
トレーナー×健康


これらは従来の需要。
この需要をたくさんのトレーナーが
シェアを奪い合う構図。



ただ、
気づいてほしいのは
“最初に誰が決めたから分からない需要に対して“
争ってるだけであるということ。



ヨガやピラティスはダイエットに効果がないとか、
あのジムは痩せない、
あのジムは高い、
あのジムの食事はリバウンドする、
あのトレーナーは知識がない。



狭いシェアを奪い合うから
同業者間で批判し合う『醜さ』が露呈する。



差別化にもならない差別化を誇張する。
そして、嘘も課題広告もする。



この需要を狭くしているのは、自分たち。



もちろん
ダイエットやボディメイクは確かに需要がある。



ただ、
全体の森ばかり見すぎると
1本の木を見失う。


空から見れば、森は綺麗に見える。
でも、地上に降りてその森に入ると
1本の木々は綺麗とは言えない。


今すぐに助けが必要なものもある。



だから、細分化して
ターゲットを絞ることは必要。


そうすれば、
1人の需要を見つけることができる。



トレーナー×ママ友会
トレーナー×ウォーキング
トレーナー×ファッション
トレーナー×ウェディング
トレーナー×美容師
トレーナー×カフェ
トレーナー×不動産
トレーナー×水商売
トレーナー×商店街



どの職業であっても
自分が持つスキル次第で
いろんな職業や人、モノと掛け合わせることができる。


むしろ、トレーナーはそれができないといけない。



できないならば、作り出す。


1つの職業じゃないとダメ!
って言うルールはどこにもない。


もちろん違法でもない。



ターゲットを絞ることはある意味
勇気がいることでもある。




ただ、本当に人を見れるきっかけになる。





今後、
“自分がやってることは大きすぎた…“
  
と、

市場を改めてしっかり理解して
自分がどこで戦っていけば、 
その市場で生き残っていけるかを理解しないと
奪い合う戦国時代から抜けれない。



そこが嫌ならば
自分で新しい市場を作るしかないよ。



誰かのお尻ばかり追いかけても
そこからは不要なウンチしかでないよ。


それより必要なエネルギーや食べ物を
自分で作ろう!



#森を見て木を見ず























アボカド1個200円の価値を変える方法とは?

 

1個200円のアボガドを
それ以上の価値に変えるには?


前回の続き…

前回のまとめ
・スポーツジムは必然と低価格競争に突入
・200円以下のアボガドを売る人が増える
・その市場はすぐにシェアの奪い合いになる
・では、その低価格市場で勝つには?


↓



『アボガドの価値を変えること』
低価格競争は関係ない。



今日も作り話をする。



1,000円も200円のアボガドも関係ない。


1つの商品で勝負するのではなく、
今度はアボカドが持つ価値を変えれば良い。



1個のアボガドを売るのではなく、
アボガドに付加価値を足して売れば良い。



・アボカド丼
・アボカドを使ったスムージーや青汁
・アボカドを使った化粧品や美容品
・アボガド×食べる美容液
・アボガド×ダイエット
・アボガドオイルetc

高いアボガドや安いアボガドなんて
一切関係ない。


そもそものアボカドの価値を変える。


それがよく聞く『付加価値』というもの。



アボカドを売るのではなく、
アボカドの新しい価値を作り出すこと。

違う角度から異なる価値を作り出し、
新しい需要を作ること。




『アボガド×〇〇〇〇』



アボカド1個の価値で勝負するのではなく、
消費者に自分の会社の商品を選んでもらうために、 

ただの足し算で終わらすのではなく、掛け算。
掛けるものによって何倍にもなるようにする。



付加価値とは、
『希少性』と『必要性』の掛け合わせにより
生まれる価値だと思ってる。


希少性は、
他者と差別化した個性。

ただ誰もやったことがないから
希少性と言うものではない。




次の必要性がないと
ただの需要が低い奇抜な発想で終わる。


今まで誰もやっていないということは
誰もやらなかった理由があるということ。


どれだけ個性があってもどれだけ自分でいい商品だと思っていても、買ってくらる人がいないとビジネスは成り立たない。


自分が出したアイデアや商品ほど
可愛いものはない。
だから、否定的な目を持たなくなってしまう。



だから、 
いつまでもしょうもないアイデアや商品に
こだわり続け、損切りが遅くなる。



万人受けするものでなはなく、
ごく一部の人に需要があるものでよい。


この2つの要素が成り立つことで
付加価値は生まれる。




では、
パーソナルトレーニング(食事指導付き)はどうだろうか。




最初はアボカド1,000円のように高価格ジムが増え、

昨今、差別化を図るために
200円のアボカドである
低価格ジムやパーソナルジムが増えた。



そして、
希少性でも必要性にも当てはまらない
付加価値をアピール合戦するジムやトレーナー。




一言で言うと、
『それが実際に付加価値になっていないから人が来ない!』
という事実を認めて、

ただの希少性だけであった事実、
もしくは
それに必要性はなかったor当たり前になりすぎてる

ことを認めること。



・トレーナーは知識が豊富
・トレーナーの身体が締まってる
・トレーナーは接客やサービスが良い

それは付加価値とかではない。

・アボカドは栄養価が高い
・見た目が綺麗で味も良い
・アボカドは緑色

そんな当たり前である中身を
差別化しようとして売り出しても誰買わない。




『パーソナルトレーニング×〇〇』


掛け合わせるものが
〇〇がゼロに近い価値であれば、

どんなに掛け合わせても
周りと変わらないか、周りよりも劣る。


確実なのは、
周りよりも上回ることはない。



結果、
1,000円のアボカドであろうが
200円以下のアボカドにしようが

この先は掛け合わせるものによって
『パーソナルトレーニングの価値』が変わる。




#付加価値=現サービス×希少性×必要性


アボガド1個1,000円

アボカド1個1000円



今から作り話をする。



世界中でアボガドを生産しているのは
メキシコのみである。


日本に輸入されたそのアボガドは
どこに行っても1個1000円で売られている。



日本にはまだアボガドというものがなかった。



そのまま1000円で売り続けていたら
メキシコ産のアボカドの価値は
誰も不思議に思わなくなる




でも、ある日

「アボガドぐらい日本でも簡単に作れるでしょ?
 そもそも1,000円の価値があるの?」

と、アボガドを自社栽培する人が現れた。




そして、日本にしかないアボガドを開発した。


メキシコ産のアボガドと比べて
大きさ、味、風味も中身も全く変わらない。




なにが違うのか?



『売値が1個200円』



普通に考えれば
メキシコ産よりも日本産の方が安く済む。
いろんな諸経費が含まれない。


メキシコ産のアボガドが勝つには
『メキシコ産』である『ブランド力のみ』となった。



もちろん、
200円のアボカドが日本市場に
あっという間に出回る。


だって、メキシコ産と差が1つもないから。


しばらくすると消費者の
アボカドへの価値が200円までに下がった。


安くなれば自然とそうなるのが市場。



そうなればメキシコ産の1個1000円のアボガドは
全く売れなくなる。


ただ、アボガドを200円で購入できることに
不満を持つ人もいる。

1個1000円のアボガドを買うことによって
自分のブランディングを構築していた人たち。



結局、メキシコ産のアボガドが欲しいのではなく
1個1,000円のアボガドを買って食べる
ブランディングが欲しかったということ。




作り話から脱出。



今、パーソナルトレーニングが
起きてる状況はここ。


消費者が通いやすい料金設定への変更、
そして、他社への料金差別化による集客。



 
当然だ。



もう多くの人が気付いてる。
・ダイエットに繋がる食事指導
・ボディメイクに必要なトレーニング

ここのトレーナーの差がない。




高価格ジムも低価格ジムも
知識も情報量もサービスもほとんど差がない。


違うのは
たくさんの人に認知してもらうための広告費の差、
全国にたくさんある安心感とブランド力。




僕たちトレーナーはそこの広告費やブランド力には
勝てない。

と、いうよりも勝つ必要はない。

 

日本にいながらメキシコでアボガドを
作るのと同じぐらいは不可能なこと。



おそらくもう何年か経つと
200円のアボガドが市場に溢れるかのように

スポーツジムやパーソナルジムは
さらに低価格競争に入る。


その段階で、
今からメキシコ産のアボガドを作ても
ブランド好きな人の需要のみになる。


さらに200円以下のアボガドを作っても
もう周りには200円以下で販売してる業者や個人が
たくさんいるため
シェアの奪い合いになり、勝ち残るのが困難。



行き止まり。



アボガドの価値を変えるしかない。



→②へ(長くなったので続く)

ちなみにこの内容は今担当してる企業コラムで
5ヶ月前に投稿した内容。
なので、当時よりかなり情報は古い。

2 / 212