1円でもお金を貰えばプロ。
『プロ意識とプライドを持て!』



SNSの発信にて、

“このトレーナーのオンラインサロンで学びます“
“さらに一流のトレーナーとして活躍する“
“学んだことをお客様へ還元します“



最近、
自己ブランディングを勘違いするトレーナーが
やってしまう初歩的なミス。



先に誤解を与えないために言っておくと、
流行りの“オンラインサロン“で
学ぶことは1つも悪くないし、
むしろ今の時代には必要だと思ってる。



ただ、
1つを残念なことがある。



その“学びます発信“ は
誰も得をしないからやめておいたほうがよい。



というか、
それ人たちに問いたいが
なぜそうするの?



僕が
新しいことを学んで
テンションが上がってるトレーナーに
かける言葉があるとすれば、



“うん、一回落ち着きません?“



新しいゲームを買ってもらい
テンション上がりすぎて、
舞い上がってる子供と同じ。



その発信は 
自己ブランディングではなくて、
講師のみのブランドを上げてるだけだよ。




異業種ならばまだ納得。



ただ
“同業者からトレーナーの知識を学びます“ は、

自分の価値を下げて、
顧客の温度差を広げる結果になることに
気付いてる?



自分目線で物事を捉え過ぎると
1番大切なものを失うよ。



“若手弁護士が
今からオンラインサロンで法律について学びます“


“お医者さんが
今から上司のオンラインサロンで医学の技術や知識を学びます“


“ヨガ講師が
これからヨガについてしっかり勉強します“



専門職はこんなこと言わない。




でも、
なぜかトレーナーはそれを簡単に言っちゃう。



気持ちは凄く分かる。
トレーナーとして“目から鱗の情報“を得れば
その凄いトレーナーから学んでることを
伝えたいよね。



でも、
凄いと思ってるのはあなただけ。



あなたのフォロワー、
顧客やあなたのファンは 

その教えてもらってる人が
どんなに有名な人なのか、
どれくらい凄い人なのか、
知らないし、知りたいとも一切思ってないよ。




ここで温度差が生まれる。




その発信は
自分のトレーナーとしての
実力がないということを
堂々とアピールしてるだけであり、
担当してる顧客の不安を煽るだけのもの。




少なくともあなたの顧客やファンは
いろんなジムやトレーナーの中から
あなたが1番と思って通ってくれてるのでは?



その中で、
『同業者の凄いトレーナーから学んでます』
の発信は誰が得をする?



もう一度言うが、
別に同業者から学ぶことはなにも悪くない。


自分のブランディングを下げて、
顧客にプラスにならない発信に意味があるのかを
問いてるだけである。



もう回りくどいから、正直に言うね。


お前らバカなのか?
プロだろ?
今さら学び?逆になにを今まで勉強してきた?
プロ意識とプライドを持て!
顧客が持つ“あなたへの価値“を落とすようなことはするな!



トレーナーが専門家と枠に入るなるならば、
その発信は一番やってはいけない。



異業種の専門職で
同業者から学んで発信するアホはいない。



プロの料理人が

『もっと美味しい料理を提供するため
 今日から料理が上手な料理人の
 オンラインサロンにて料理の勉強をします』


僕なら、こんな料理人の店に行きたいと思わない。



勉強熱心だね!って思う?
むしろ勉強不足だよね?って思う!


ただ、
これが学生ならば
“勉強熱心な人“と思うかもしれない。



でも、
お金を貰ってるプロが発信してるなら問題外。



自分のプライドとプロ意識を持ってるならば
自分ではなく、まずは顧客を守れ。



顧客は
【あなたが完璧なプロであるという
 揺るぎない信頼の対価として
 あなたにお金を払ってる】

 


本当の自己ブランディングをするならば、
あなたの土俵にはまだない違う分野の
インプットからアウトプットまでを行うこと。



価値が多様化し、
その多様化を求める時代に入るならば
その準備は今からでも遅くない。
 


#学べてる喜びはよく分かったから
#冷静になって落ち着いて