内腿を鍛えても逆効果になる理由
【内もものぷるぷるは鍛えても逆効果】
膝から上のラインを出す
服装が増えてくるこの時期。
見た目も触ってもプルプル。
太さの原因は内ももの脂肪。
そこで気になり、始めるのが
「内ももエクササイズ」
とはじめがちですが、
内ももを鍛えたことで、
内ももが細くなった!というのは
これまでのトレーナー業をしてきた中で
聞いたことがありません。。。
それは当然。
内ももエクササイズは
内もも痩せではないからです。
これはよくある
二の腕、太もも、ふくらはぎなども
原因は違えど同じこと。
「は?何言ってんの?」
と思われるのは
理解してます。
そう思う人は
最後まで読んで頂ければと!
さて、内ももが太くなる原因!!
内ももが気になる原因は基本的には
●体脂肪による太さ
●筋肉による太さ
があります。
女性は男性に比べ、
股関節のハマりが浅く
脚を閉じる筋力が発達しています。
(内股=股関節の内旋)
このことは、内ももは筋肉が発達している
ことを意味します。
その上で、膝を開く(あぐらのような姿勢)
の方が柔軟性はあっても筋力が少ない。
女性の方で開脚が得意な人が多いのは
このことが関係します。
そうなると
アンバランスとなり、
体脂肪の傾向として、
関節の動きが少ない部位によって付きやすい
ことにより、体脂肪も付きやすくなっています。
となると、
この時点であなたもお分かりの通り…
内ももを鍛えていくほど、
内ももの筋肉が発達し太くなります。
また、内もも自体は小さな筋肉なので、
かなりの量のエクササイズしても
全身の体脂肪を減らすほどの代謝力がなく、
逆に「内に閉じる」偏った柔軟性となりがち。
鍛えるのが悪いのではなく、
あくまでも内ももを引き締めるのに
内ももエクササイズは
10あればたった1つに過ぎないということ。
内ももを細く、脚自体を細めること、
美脚の定義でもある、
「内もも上部だけに丸み」
をつけるためには、下腹からヒップ上部を
同時に使っていくことが必要となります。
内ももに必要な形作りとしては
骨盤を後傾にした状態での伸びる刺激。
内もも全体がプルプルするバランスを
上側1/2だけ丸みがあり、
下側は膝の内側と同じ幅。
これがモデルの内ももの形。
これには骨盤前傾で強くなる
閉じる筋力を減らし、
ヒップ上、下腹からなる
膝を開く筋力をつけること。
そうすれば
筋肉の表裏の関係から、
内ももに柔軟性がつき、
細く長い、スッキリした内ももの形が作られます。
木を見て森を見ず。
太ももだけ見て全体を見ず。
二の腕だけ見て上半身を見ず。
トレーニングがあなたを良くするのではなく、
あなたに本当に必要なトレーニングを
見つけることがあなたを良くする。
それを
見つけることが難しい人のために
トレーナーという仕事が存在する。
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