【女性ホルモンとダイエット】

トレーナーのイメージとして、

よくトレーナーは運動を一緒にする人
と捉える方が多いですが、
まずそうではありません。

「運動を手段にして身体を変えること」

これはスポーツトレーナーにしても、
ボディメイクトレーナーにしても、
方向性は違うにしても
同じ定義には変わりない。

運動だけを教えるだけならば、
フィットネスジムによくいる
学生アルバイトでもできること。

マシンの使い方やストレッチの仕方、
スタジオでエアロビクスやヨガを
教えることなど(いわゆるインストラクター)

それではなく、

つまりはエクササイズにて
どうホルモンを分泌させるか?
は熟知しているものです。

よく聞く成長ホルモン!アドレナリン!
な運動面はひとまず置いておいて、

今日はその中でも
ダイエット中の
女性に特に必要なホルモンの話を簡潔に!

男性には分からない、
女性のダイエットの悩み。

もちろん、
僕自身も直接感じることはありません。

最も痩せなく、むくみ、
食欲、イライラ、体調不良が
すべて襲ってくる黄体期。

ここで、その中でも我慢して運動!
はまず100%通用しません。

なぜならホルモンによる体の反応だから。

人はホルモンで動いているので、
分泌されているホルモンには
絶対に勝てません!!

ここでは女性ホルモンのうち
プロゲステロンが優位になり
●水分の保有
●食欲増進
●不明な体調不良
●気持ちの不安定
が引き出されます。

この時はなるべくストレスをかけず
リラックスを得ることが必要。

では、あなたの一番のリラックス法は?

半数以上の方は、食べること!
これに勝るものはないでしょう。

それならば
目線を変えて、
その食欲を活かす食べ方にて
プラスにもっていけばよい!

●果物
→新鮮な消化酵素!
水溶性の繊維質が含まれ
この時期は分解が大きくなる
タンパク質を保護し、
基礎代謝の低下を抑えます。

●発酵食品(豆腐、納豆、ギリシャヨーグルト等)
→エストロゲンの分子に類似し、
プロゲステロンのマイナス作用を軽減。

●生野菜
→小腸の蠕動運動を促し、
食べることで消費カロリーを増やします。
たんぱく質の吸収を促進するためにも必要!

ただ
缶詰、0脂肪ヨーグルト、温野菜、
スープの野菜など
加工、調理してあるほど
本来の効果を薄めてしまうので、
気をつけたいところ。

良いと聞くことは
その人にとればメリットにならないこともある。
良いとされても、
理論立てるのが難しいのであれば
案内するべきではない。

ダイエットで付き物な
・これ良いの?
・これ食べると痩せる、太る。
・この運動は痩せる?
の疑問。

女性の場合、痩せ期、痩せない時期、
ホルモンの影響が非常に強いので、
これ!と言い切るのがまず不可能!

今はこれで痩せるけど、
2週間後はもうこれでは痩せない。
ということは多々あります。

しかし、
1人のホルモンの流れは決まっているので
それに合わせられれば
比較的スムーズに
食べるもの、運動は割り当てることは
できるもの。

ダイエット難民が減るには、
あなたが痩せた経験を
そのまま伝えるのではなく、

その人をみて合うものを探してあげること。

あなたのダイエット成功例や
痩せると言われる食べ物を案内するのは

人を見てるよりは、
自分しかみてない人に起こしやすい、
さらにダイエット難民を生み出す間違い。

もう一度いうと
「トレーナーは一緒に運動するのではなく、
運動を手段にクライアントの身体を変えること!」

同じトレーニング、食事法をさせて
自分のクローンをいっぱい作ることではない。

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