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【科学的根拠の誤認識】

「最新の研究によると…」

「科学的根拠からみると…」

この言葉を
巧く、巧みに使った営業や商品など

テレビの健康やダイエット番組、
または健康通販番組。

確かに、
個人の経験に基づき、
その個人が自らの健康情報を主観的に
発信するよりは、

エビデンス(科学的根拠)に基づく
健康情報を方が、

圧倒的多数の人を対象にした客観的な
研究から導き出したものなので
比較的信頼はできる。

でも、
エビデンスにも
信頼度の強いエビデンスと
信頼度の弱いエビデンスは
存在する現実。

たった1つの研究結果のみで
「科学的根拠からみると…」
「最新の研究では…」
と謳えるこの世界。

その国民や集団にしか当てはまらない
事例もある。

よくテレビでも
2つのグループに分けて、
片方は〇〇を食べて、
片方は普通に食べる。

数日後、2つのグループには
このような差が出ました!

などの健康番組を見たことありませんか?!

大抵、
その研究結果のエビデンス少ない。

本来ならば、
10個も20個も同じパターンで研究して
同じエビデンスがあるのが
強いエビデンスと言われるもの。

個人の経験で痩せた、健康になったは
その人にとってはうまくいったかも
しれないが、
他の人にうまくいくとは限らない。

ここの考えに到達するには
誰もがいくつもの
根拠ないダイエットや健康情報に
失敗してからでしょう。

その被害が圧倒的に多いのは
10代、20代の女性が圧倒的に多い。

その人たちの情報のほとんどは
憧れのモデル、タレントなどのSNSの
ダイエット情報、もしくは
インターネットでの検索情報。

30代、40代は女性雑誌や美容仲間、
ママ友からの情報。

50代、60代は
健康番組や通販番組からの情報。

70代以上は
おばあちゃんの知恵袋。

発信してる側も
悪気があるわけでもなく、
本当に成功を伝えたい!
という想いはある。

だからこそ、
このスパイラルは誰にも止めれない。