【11月23日は良い夫妻の日】

に、合わせて
普段あまり言わない特別な友情について。


今、
バスケットにて
実業団とクラブチームの2つに
所属させてもらってます。


僕のイメージとして
バスケ好き!というところがあると思います。


でも、これまで
本気でバスケを辞めようと思ったことが
人生で2回あります。

それは
25歳と31歳の頃。


でも、
その2回とも
全く同じ子から
「一緒のチームでバスケしよう」
と言われました。


誰にも辞めることは
言わないので
もちろんこの子(A君としよう)にも
相談は全くしてなかった。


だからこそ、
2回も同じタイミングだったので
僕が一番びっくりしてる。


反対に30歳の頃、
A君からチーム事情により
「チームを抜ける」と
メールがきたことがある。

その時は
深夜にも関わらず
1時間30分も電話をして
話し合いをした。

おそらく後にも先にも
A君限らず、
男とあそこまで長電話をすることは
絶対ないでしょう。


A君とは
高校の時からの付き合いなので
かれこれ19年の付き合い。


誰よりも同じチームで
これまで一緒にプレーしてる。


でも、
不思議と今まで
一緒に2人でご飯に行ったこともなければ、
2人でバスケについて直接会って
熱く話し合ったこともない。


ただ、
メールやラインで
大切な試合前に必ず
ゲームの進め方や相手の対策について
確認する。

その時は
いつもかなり長文のやりとりと延々と。


今まで
お互いの意見を言い合って
疑問を抱いたりや否定すること、
食い違うことは19年間で
一度もない。


もちろん、喧嘩もない。
おそらく一番僕の性格を理解してる。


試合開始前や試合中で
メールの内容を確認を
することもほとんどない。

もうお互いにすることが分かっているから
会話も必要最低限しかしない。


阿吽の呼吸って
本当にこういうことを言うのだと
いつも思う。


もう全て試合のゲーム展開は
分かってるから、
試合中は全てアイコンタクトのみ。


試合の中で
A君が次になにをするか、
なにを求めてるかが全て分かる。
おそらく向こうも分かってるはず。

だてに19年間も同じチームでしてない。


そして、試合後は
勝っても負けても
またラインの中で2人で反省会。


よくチームワークとは
仲が良いとか団結力があるとか
言うけれど、

バスケの中で一度もそれが必要と感じたり、
憧れたりしたことがない。


チームワークとは
自分の役割と自分の能力を
しっかり個人が理解した中で

それを確実に発揮できる準備をして
自分を最大限に表現すること。

あとは
それを周りが理解することが本来の
チームワークだと考える。

良いチームは
もちろん仲良いとか団結力が必要。

でも良いチームは
強いチームとは比例しない。

だからこそ
強いチームには
それはいらない。
必要なのは自分とチームを理解すること。

その後に団結力がついてくる。
見せかけの団結力は所詮は見せかけ。

だからこそ、
僕がたとえスタメンやベンチでも
試合に出れなくても
そんなのはどちらでもよい。

今までどちらの立場もたくさん
経験してきたからよく分かる。


どの立場でも
自分のこともチームメイトも理解する。


必ず忘れないことは、

自分の役割と能力を
維持するために
自分がやるべきことは
誰よりもやる。


A君の気持ちもそうだけど、
そのチームの期待も裏切らないということ。

勝負の世界では実力の世界で、
勝つか負けるかしかない。

だからこそ求められたことは
どんな場面でも発揮できるようにする。


でもいつか引退する時もくる。

おそらく
バスケをどちらか辞めたら
この先、A君とは一生連絡取ることはない。


バスケだけの特別な友情だと
常に思う。


それはお互いに言わないけど
なんとなくわかってる。


ある意味、その辺の夫婦よりも
お互い理解してる。
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