【炭水化物の誤解!食べないと痩せない②】

79F82D6D-B64A-4E67-AC1E-6171B874B215

『学ぶことをやめたら教えることをやめなければならない』
ロジェ・ルメール(前:フランス代表監督)

僕が指導する側として、
座右の銘にしている言葉。

特に指導者は
先入観や固定概念は捨てること。

知っている、
分かっていると思っているが、
実際は分かってないことの方が遥かに多い。

自分が知らないこと、
分からないことが
まだまだたくさんあることを
受け入れること。

知っている=教えられる
の式は成り立たない。

人は大体50%も分かれば、
全て解ったつもりになってしまうもの。

人に教えるとなれば
100%理解していないと難しい。

だから、
常に100%を求めて学ぶ。
  
世の中は常に変わっていく。

昨日の真実は今日の嘘と成りえるし、
明日になれば今日の真実が嘘になる世界。

だから学ぶことをやめたら
教えることをやめなければならない。


さて、
今日理解したい今日の真実。

食べないと痩せない炭水化物の誤解。

ダイエットは消費>摂取。
食べ過ぎれば太り、足りなければ痩せる。
その上でカロリーを含む栄養素は3つ
○炭水化物○たんぱく質○脂質

健康にもダイエットにも必要な
1日の理想比としては、
・炭水化物 60%
・たんぱく質 20%
・脂質 20%

これらの比率を
必要分増やし不要分減らすのがダイエット。

しかしこのうち極端にどれかが減らされると
体に必要な栄養バランスは足りなくなり
各代謝が低下していく。

各代謝とは…
・筋肉の合成や分解
・内臓の消化吸収活動
・ホルモンの生成や新陳代謝
3大栄養素はこれらの活動全てに参加し
潤滑油的な働きをしています。

この働きが減ることはマイナスでしかない。
このマイナスにより1日の消費カロリーである
・70%の基礎代謝
・20%の活動代謝
・10%の食事による熱代謝
全ての消費率が低下し省エネモードになる。

特に糖質制限で糖質が足りなくなれば
これらの代謝機能を下げてしまい、
食べればすぐ太る!の状態に
なりやすくなる。


良いリバウンドもあることを理解すること!
→体の60%前後は
水分で構成されています。 

そしてこの水分量を調整しているのは
飲み物の水分と炭水化物。

つまり、炭水化物が少なくなるほど
この水分量が減り体重が低下することに!
そのため、糖質制限では大幅に体重が減る!
数字も見た目も嬉しい結果に。

しかし、体は乾いたスポンジ状態なので
食べればすぐに吸収し
むくみや体重増加となり表れる。

まず、知っておきたいのは
これは正常な反応で、痩せ体質に戻すために
避けては通れない。

糖質制限から抜け出す際には
2〜3キロ一気に増えることは良いことと
認識すること。


はじめの体重増加は避けられないもの。
反面、筋肉や内臓代謝、ホルモンの分泌等に
足りなかった糖質が入ってくるため
60日前後の新陳代謝の正常化により
体の機能も高まっていきます。

少し太った…からとすぐに制限せずに
この期間はきちんと食べることが必要。

しかしその間は、
今まで取っていなかったことにより
インスリン感受性が低下しがち。

これにより糖を脂肪に変える働きが強くなり
体脂肪の増加が起こりやすい。

この不要な脂肪増加を防ぐためには
糖質は小分けして食べることが効果的。

1回あたり20〜40gとなるようにし、
3〜5回に小分けして食べること。

何かを控えるにしても食べるにしても
大きく摂取のバランスは崩れないように
調整することが必要。


極端な制限や○○だけ!は
インパクトはある。
それで〇〇キロも痩せた!も
インパクトはある。

ただ本来の人間としての代謝機能を
低下させてしまうことは間違いない。

どこの現実と事実を信じるか。

現に今ダイエットの悩みがない女性は
極端なことも無理なこともせずに
ごく普通に食事、日常を過ごしている。

代謝の極端な低下がないから、
食べたものも上手くやりくりされて
体に溜まりづらく消費されていく。
という代謝の前提が保たれてるからこそ。

これらの食べ方を取り戻すことで
太りやすい体質を解消し、
当然持っている太りづらい体質を
取り戻すこと。

情報は止まらないけど、
人の体のつくりは絶対に変わらない。
痩せ方の基礎も変わらないということ。
あとはあなたの食事の見直す勇気だけでは?

でも、
その前に教える側が変わらないと
その学び方を変えないと
いつまでも間違えた知識が広まるばかり。

#体質のせいにしない
#体質を変えたのは自分自身

#パワハラや体罰も同じ
#学びを忘れてる 
#固定概念が強い
#学びにいく機会を作ること
#気づきの機会を作ること
#本人から変えるのは難しい