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日本やアジアや欧米諸国では、
筋トレや運動を主体に食事も変えていく
というのが一般的なダイエット。


反対にヨーロッパでは
運動よりも日々の生活の中での
活動や食事での体重調整が一般的。

なので、
ヨーロッパの人はダイエットに対する
食事の知識が高い傾向にある。

どちらにも共通するのが、
食事知識が必要ということ。


ダイエット成功の決定的な差になる。


運動や筋トレは苦手な人からすると
地獄でしかない。


個人的に想うのは
そのような人は運動や筋トレは
しなくてもよい。

筋トレが一番!
筋トレ最強!
筋トレすれば痩せる!
筋トレは世界を救う!

筋トレ馬鹿が書いた本などに
洗脳されなくてもよい!!


思考はさまざま。
ヨーロッパに多い思考で
日頃の生活習慣や食事を
変えればよいこと。


ダイエットを難しくさせてるのは
固定概念を植え付けたり、
選択肢を狭くしている
日本のダイエット業界の責任。


当たり前の知識を
自分の思想に変えることなく
普通に伝えれば良いだけなのに
誰もが独自の
〇〇メソッドとか〇〇式とか
変換するから迷う人が増える。


その中で、これは伝えたい内容、
知って得する人。
知らないで損してる人。
お酒に関する基礎知識について
紹介します。



「アルコールを飲むと、肝臓が解毒を優先し
たんぱく質の合成、糖脂質代謝を止める。」
ダイエットでは常識となる事実。


ただ、
反論としてよくあるのが、

『糖質の代謝が止まるなら、
血糖値が上がらないから太らないのでは?!』
の意見。


でも、残念ながら血糖値は上がります。
そして太りやすくなります。

理由は3つ

①糖質は胃と腸で分解吸収され
肝臓へ運ばれます。
この時にすでにアルコールを飲んでいて、
肝機能が解毒優先になっていた場合。

糖の40%は
そのまま肝臓から全身へ放出されます。

ここで血糖値が上がり、
インスリンの放出が始まります。

肝臓が独自で行う糖代謝とは、
主に肝グリコーゲンの貯蔵なので
この代謝がストップする事は起きますが、
インスリンとは無関係です。


②脳の神経系の異常。

アルコールを飲むと
脳の神経細胞に刺激を与えます。
すると、視床下部にある
摂食行動をコントロールする
神経細胞が活性します。

実際に内分泌学では、
食欲促進ホルモンよりも
抑制ホルモンの方が多いですが、
アルコールにより
食欲促進因子は活性し、
抑制因子は抑制するため
満腹中枢も麻痺し食欲が増します。

ちなみに、アルコール摂取時に
ポテトや蕎麦、
スイーツやラーメンが食べたくなるのは
肝臓の解毒で糖質を消費するからであり、

体が「足りない」と食欲促進命令を出す。
→抑制因子の抑制で
満腹に気づくことなく、
これらを食べすぎてしまう。
ということがよく起こります。


③たんぱく質の合成が止まる。

肝臓を介して、傷ついた筋肉や
新陳代謝で皮膚、骨、髪などの
修復に使われるはずのタンパク質。

小腸でアミノ酸に分解され肝臓へ。
本来ここで必須アミノ酸と組み合わさり
「血漿たんぱく質」を生成します。

これが血中に放出することで
筋肉組織や結合組織の修復に使われます。

ただ、アルコールは解毒が優先になるため
この血漿たんぱく質の生成は後回し。
たんぱく質が入ってこない筋肉は
常に分解されてエネルギーになり
消費されてしまいます。

よくアルコール飲むと筋肉が減りやすくなる
と言われるのは、これが理由。


こうして基礎代謝が下がります。



まとめると、
○血糖値は上がり、インスリンが出る
○糖質を過剰に食べ過ぎてしまいやすい
○筋肉量、基礎代謝は減っていく

結果、太りやすくなります。


長い文章、理論は
読むだけでも疲れますよね。

聞くと読むでは脳に残る時間も変わる。
それをアウトプットすると
さらに脳にも身体にも残る。


当たり前の情報を
知っておくのは良いこと。


必然的に対策もできるということです。


※お酒に飲まない人はスルーしてください。