僕がボディメイクに
水泳を勧めない理由。

2年前にもこの内容はブログには
書きましたが、
再度投稿します。


なぜならば、
「毎日、ジムのプール行ってるのに痩せない」
「水泳してるのに下腹部が太った気がする…」

といった問い合わせ、
質問があったのでここで共有します。


基本的に
脂肪を落とすのに有酸素運動は
間違いではない。

ただ、
ボディメイクなどが目的の方へ
プールなどの有酸素運動は
あまりオススメはしない。


トレーナーでも
水泳は有酸素運動の中でも
1番脂肪を燃やすから、
オススメという人も多い。



ただ
その1つの事実のみを
理解しすぎて、

固定概念や先入観を持ったままの
アドバイスほど危険なものはない。


間違えたボディメイクだけはしてほしくないし、
間違えたボディメイクは教えてほしくない。



せっかく頑張っているのに
効果が出ない…

そこからダイエットを
挫折してほしくない。



その想い。



なぜ水泳は勧めないのか?


水泳は消費カロリーが高く
脂肪燃焼してくれます。


健康のためにする水泳のは
全く問題ありません。


ここで伝えたいのは
ボディメイクのための水泳は
水泳は逆に太るということです。



人の体は簡単に言うと、
・体温が上がると体温を下げる
・体温が下がると体温を上げる
といった生理的機能をもっています。


これを踏まえて、

女性は
生殖器の1つとして卵巣があります
(身体の中にある内性器)

その生殖器(男性も同じ)は適温でないと
上手く機能しない。


冷えると
●ホルモンバランスが崩れる
●代謝が落ちる
●生理痛がひどい
●生理痛不順など

マイナスのことしかない。

体温と命は
密接な関係であるということが分かる。


だからこそ、
身体は生殖器を守る為に、
常温を保つように働く。


どうするのか?


その周辺に脂肪をつけて、
生殖器を冷えないように守る!


この脂肪が
「皮下脂肪」


スポーツジムにあるような
温水プールでは

高くて30℃の設定
冷たいプールでも25℃ぐらい…


では、仮に36℃の体温の女性が
25℃のプールに入ると、


ここで11℃の温度差が生まれる。


その11℃の温度差を埋めるために
皮下脂肪を付けて
女性の生殖器を冷えから守る!! 


もともと下腹部は出てなかった人が
脂肪を落とすために水泳を始めたが、

逆に下腹部に脂肪がついてしまった…
というケースはたくさんある。


「下腹部の皮下脂肪だけが痩せない…」
「細いのに下腹部がぽっこりきてきた…」


女性の水泳選手をよく見ると、
全体的に身体は締まってるけど、
よく見ると下腹部は
ぽっこりとしてるのが分かる。


あれは筋肉ではなく脂肪!


じゃあ脂肪を落とすのに
水泳は意味ないの?


いやいや
脂肪も馬鹿ではない!! 

例えば、
全体的に脂肪が多い人が
水泳すると脂肪は燃焼されやすい。


生殖器が適温に保てればよいわけであり、
それ以上に付いてる余分な脂肪は
ある程度燃焼はされる。


だから、
水泳で痩せたという人がいるのは
間違いではない。

皮下脂肪がもともと多過ぎる女性の方へは
水泳は有効である。


皮下脂肪が少ないのに
さらに脂肪を落とす方には
お腹のラインを崩す可能性が高いということ。


モデルや女優の方が
趣味で水泳してます!
は、まず聞いたことはない。


このような知識を
持ってる人は多い。

身体のラインが仕事を左右するのが
モデルや女優の仕事。
それほど自分の身体には正しいものを
取り入れようとするし、
自ら学ぶ。

それがプロ。

逆に、
半身浴します!
長風呂します!
という人は多い。

半身浴をしながら水をしっかり飲む
ことによって、基礎代謝をしっかり上げる。

お風呂の温度は40℃ぐらいとして、
体温36℃の方の場合、
体温との温度差は4℃!! 


これは運動しているのと同じぐらいです。


だから、
しっかりお風呂に浸かり、
水を飲むことは痩せ体質を作る。