生理が止まる理由①


パーソナルトレーニングを
受ける方の多くは女性が多い。


その中で、
パーソナルトレーナーは男性が
多いのが現状。


だからこそ、
僕たちは女性よりも女性の身体の
仕組みについて理解しなければ
いけいし、


それについて生理学などを含む
勉強をしっかりする。


ダイエットをしてる方で
妊娠していないのに生理がこない、
こなくなった経験はありませんか?


その経験がある人、
過度なダイエットをされてる人、
トレーナーとしてダイエットを指導してる人は
必ず今回の投稿は読んでほしい!!




生理がこないというのは
これまであった月経が
3ヶ月以上ない『無月経』の状態。


そもそも月経とは?


女性は産まれながらにして
妊娠するための仕組みが
身体に備わっており、

妊娠するには
卵子、子宮が必要で、子宮の中の
受精卵を迎える組織「子宮内膜」は
毎月新しく作り直す必要がある。


正常な生理の仕組みは
①卵子を育てる子宮の中で
 子宮内膜を作る
②育った卵子を外に出す
③内膜を作るのをやめて
 2週間ほど受精卵が来るのを待つ
④受精卵が来なければ子宮内膜を捨てる

これが生理!


その中で、
①の卵子を育てる、子宮内膜を作るのに
問題がある場合。

卵子が育ってない状況は
女性ホルモンが出てないことを意味する。

また子宮内膜を作らないので
長期に渡り生理がこないことになる。


ダイエットにより長い期間生理が来ない
ケースや更年期がこのタイプ。


次に
②の育った卵子を外に出すに
問題がある場合。

これは排卵が起こらない状態。
排卵が起きないと
受精卵を待つ待機の段階には進めないので、
いつまで経っても子宮内膜を作り続ける。


この状態になると
次の③④のステップに上手く行けない。

10代の間の生理不順や
多嚢胞生卵巣症候群という
特殊な体質はこのタイプ。


クライアントの中にも
このタイプの方は何人かいる。



その中でなぜ生理が止まるのか?


1番多いのは
急激な体重減少や過度な運動、
過度なストレス。

妊娠は女性の体に
大きな負担をかける大切な時期。


もし栄養が足りなかったり、
危機的な状況に陥っていれば
妊娠しないように脳が判断して、
妊娠のための仕組みを止める。


最初は軽い段階で
排卵しないだけかもしれないが、

短期間で体重の減り方が激しかったり、
長期にそれがわたると
卵子の発育もしなくなり、
女性ホルモンが出なくなる。


こうなってしまうと
元に戻るのに時間がかなりかかることが多い。


不妊治療となると
何十万。

何年もその治療をすると
何百万もかかる。


子供産むことが全てではないけれど、
そこをあなたが望むならば
本当に無理な減量やダイエットは
辞めてほしい。


僕は過去に
過度な糖質制限やダイエットをして
妊娠できないことに悩む女性を見てきた。

そして、
それを後悔してきた人を何人も見てきた。
それが原因で涙を流す人も見てきた。



ダイエットが原因ならば
積極的にエネルギーとなる糖を
摂ることは大切。

そして、
ホルモンの材料でもある脂質も
積極的に摂ることも大切。