ヒップの筋トレで
下半身太りに見える理由とは?


自宅でも動画や本を見ながら
手軽に始められるヒップの筋トレ。

自体重の負荷から始まり、
それが物足りなくなると
チューブ、ダンベル、バーベルなどを使って

自宅やジムにて
ハードにしていく。


ヒップが綺麗に上がることを目標に!


でも、
薄々実感してくる。


あれ?
ヒップよりも外もも、ふくらはぎの方が
太くなってきてる…気がする?!


お尻は上がったけれど
太ももが太くなって
以前よりも脚が短く見える…


SNSで筋トレ女子がヒップ自慢してるけど
この人、上半身と下半身のバランスが
おかしくない…?



なぜ
それらの人がそうなるのか、
もしくはこれからお尻の筋トレをする人が
そうならないために気をつけたい
基礎知識について述べます。



まずヒップエクササイズは万能ではない!
ということ。

いかにヒップの筋肉に効かせるか!
その手法、方法論、負荷のかけ方は
もう世の中に出尽くしてる。


あっこれテレビでみた!
雑誌、動画でみた!

そんな場面は多いはず。
これはヒップを鍛えるのに必要な知識は
すでに全て揃ってるということ。


その中で、その通りにしてるのに
思うように効果が出ない…
欲しいヒップの丸みや高さよりも
脚が太くなる…
ヒップは硬くなったけど、横に広がる…

このような悩みが出る。



なぜこうなってしまうのか??


その答えはスタート時の骨盤の傾きにある。


ここを理解しておかないと、
仮にヒップが毎日筋肉痛!というほど
追い込んで筋トレしても
脚がより発達する形になる。

いわゆる脚の筋肉太り!


トレーナーですら
ヒップのトレーニングだけさせれば
お尻は必ず上がる!と勘違いする人は多い。


骨盤の傾きは大きく3タイプに分かれる。
骨盤の前傾、垂直、後傾。

筋トレでヒップ自体を刺激する上で
その場のフォームをしっかり作るが
日常姿勢に関しては関与しない。


でも、
筋トレはやっても1時間。
それをしないのは1日23時間。

基本的には
その間の姿勢が影響して、
脚の太さを招く。

よくあるのが、ヒップの筋トレで
ヒップが疲れ切り疲労。
日常の立つ歩く時には
それ以外の関連筋である外ももや
ふくらはぎがカバーするように働き、
それにより肥大化が進む。


結果、
筋トレはしっかり効いてる!
毎日やってるし、筋肉痛もある、
たんぱく質もよく食べてる、

これだけ徹底しても
日常の影響がそれらを打ち消し、
うやむやな結果を生む。



この状態を避けるために
日常生活での骨盤の傾きを
変えていくことが必要不可欠となる。

SNSなどで
脚が短く見える、脚が太い、ふくらはぎに
影響してしまってる人の共通点は
皆さん揃って骨盤の傾きに問題がある。


・骨盤前傾→脚の付け根、太もも前、腰
・骨盤後傾→外もも、膝上、ふくらはぎ
これらが主にヒップの疲労を
サポートする関連筋たちです。


どちらにも属さない骨盤垂直は、
下腹部、内もも、ヒップ深層部と
逆に気になる部分がサポート筋になり
無意識に使われるようになる。

ヒップの筋トレに相乗して
お腹、内もも、ヒップの高さや形を
より良くする。


モデルの人たちが
ヒップのトレーニングをしても
脚が太くならずに
脚が細いままにお尻が綺麗に上がってるのは
この骨盤が垂直であるから!

最近ならば
菜々緒さん、田中みな実さんなど。


全く同じ筋トレ、食事をしているのに
このスタートの骨盤の傾きにより
全く別ほどの大きな差が出てしまう。

筋トレが流行ってる現在、
その90%な人は効果を
得られないと言われている。


筋トレのフォームは綺麗、
立ち姿勢も綺麗、
ヨガやピラティスのフォームも綺麗、

でも日常に戻ったら崩れる。


良い姿勢は日常に繋がること。

そうすれば
体幹、背中、内もも、下腹、ヒップと
バランスよく筋肉が使われ、
骨盤の垂直な傾きがしっかり作れる。


逆にここが整っていないと、
努力量に比べて全然効果を得れないと
いう状況になってしまう。

これはかなりもったいないこと。
本来得られるべき効果を受け取れるように
参考まで!


#骨盤を垂直にするエクササイズは僕が1人1人に合わせたメニューを提供するパーソナルトレーナーである以上はここでは載せません