夜中に空腹なら食べろ!②


夜中の空腹時の選択肢としては
我慢よりも食べるが痩せる!


前回の投稿から

「よしっ!じゃあ今の食生活を逆転させよう!」

…とはいかない現実。


頭で分かっていても、気をつけていても
ダメと分かっていてもライフスタイルは
そうそう簡単に変えれるものではない。


僕が太らないアドバイスをしても
これまでのライフスタイルを
変えることができない人は
たくさん見てきた。



じゃあどうすればよいか?



ここでポイントになるのが、
溜め込み優位になる夜の時間に
なるべく消費を増やすように食べること。
 

本来の基準になる
・日中は多く食べる→消費も大きくなる!
・夜は少なく食べる→消費も少ない!


これが自分に合わないなら、
まずは逆にしていくことが必要!


・日中は少なめに食べる→消費は平均!
・夜はしっかり食べる →消費を増やす!
食べ方によりこれらは変えることができる。


もちろん、体のホルモンに沿って
上手に導いていく必要はあるが、
ポイントを絞ればそれも難しくはない。


要は知ってるか?知らないか?
これで痩せるか?2〜4倍太るか?
そこが大きなカギとなる。



【朝と夜の時間は脂質をメインに摂取する】
→主に体のエネルギーになるのは糖質と脂質。

基本的には活動時に糖質、
非活動時は脂質が優位にエネルギーとなる。


日中の活動時は大きなカロリーを使う反面、
脂肪の分解に合わせて
筋肉の分解も起こる。


あまり食べれないのは基礎代謝を
低下させる原因にもなる。


なので、
カロリーが高く腹持ちのよい脂質から
エネルギーを摂ることが必要。
  

夜の時間では、
インスリンの反応が高まるため
血糖値を上げてしまうことは
ダイレクトに脂肪に変わるためNG。


脂質の場合は、消化吸収に対して
糖質の約3〜6倍以上のエネルギーを使うため
食べても消費も大きい状態を作れる。


それを踏まえれば
朝夜は魚、卵、チーズ、オリーブオイル、
ココナッツオイルなどの
脂質を含む食品を多めに摂るのが効果的。



【タンパク質を小分けにして摂る!】
→タンパク質は食べた時点で体脂肪を分解させる
 ホルモンが分泌される。


消費の大きい日中も消費の少ない時間帯でも
これは有効に働く。


脂肪の分解ホルモンは、
溜め込むホルモンとは違い
無駄にカロリーを消費するため、

夜以降の時間でも何回かに小分けして
食べていくことが溜め込まないポイント!


鶏肉や豚ヒレ、牛モモなどの
タンパク質量が多く、カロリーの低い物を
選ぶこと。


【夜の糖質は避ける!】
→ここまでは、夜の時間帯に脂質を多めにして、
 タンパク質を回数分けて食べることを案内しま
 したが、

そうすれば当然ながら全体のカロリーは増える。

カロリー自体は太る絶対条件ではなく、
多くとれば、体もそれに合わせて多く使う
恒常性の機能がはたらく。


ただ、
ここで血糖値が上がってしまうと
脂肪を優先して溜め込むインスリンが
大量に分泌されてしまうので、

脂肪合成モードにスイッチが入る
この時間帯の糖質は避けたいところ。 




決して糖質がダメ!というわけではなく、
夜の時間メインで食べていくなら
カロリー自体が高いのは有効に使える。

その分は糖質で調整する!ということ。

生活スタイルはその人よって違う。



それでも炭水化物や甘いものを
夜にも食べたいならば
次の日で調整すればよいし、

仕事終わりにどうしてもご飯はしっかり食べたいならば食べればよい、
その代わりに平日にできなかったことを
休みの日にできるようにすればよい。


それでも痩せる選択肢と方法は
いくらでもある。


できないことではなく、
できることを考えいくしかない。


生活スタイルを理解し、
どの選択が最も太らずに痩せていけるか?


そこを確定できれば
余計な毎日の食べるストレスに 
悩まされることがなくなる。


絶対に正解はない!


ただ、『夜中に食べたら太る!』


その強迫観念の一点張りの情報だけでは、
自分を守るということはできない。


必ずストレスになり、
それが募れば食べてしまうことに繋がる。


夜だけは我慢!!!
空腹に耐えて眠れない…
少しだけ…が食べ過ぎに繋がる!


その繰り返しならば、
あらかじめ、食べながら痩せる方法を
選択肢として持っているほうが
心も体にも余裕が生まれる。