今後、トレーナーがやるべきことは?⑤



前回、トレーナーやダイエットアドバイザーなどの
詐欺師化が進んでいることについて投稿した。


『絶対に!』
『誰でも!』
『必ず!』

これを使うトレーナーはまず信用しないこと。


なぜならば、
そのワードを使う人ほど
100%を示す数字と証拠が1つもない。



本当にこのダイエット業界に
絶対が存在するならば
その人は世界一有名ないトレーナーに
なっているはず。



ただの詐欺師は
あなたが見えない部分を言葉、文字、写真で
イメージさせることが得意であり、
根拠のない自信を持たせることが得意である。




振り込め詐欺や還付金詐欺って
まさしくこれでしょ?!



そして、
これはトレーナーを育成するトレーナーや
講師、専門学校なども同じことが言える。



トレーナーを目指す若い人は
年々増えている。



これ自体はとても良いこと。



ただ、教える側に

・トレーナーに必要な知識
・接客に必要なスキル
・資格やテストに合格させる勉強法

の知識がたくさんあったとしても
そこまでで終わる。



仕事に就かせるのは繋がりがあれば
誰でもできる。



ただ、
勇気と自信、希望を与えるだけでは
その人は救えない。


要は、
教える側にはどんな状況になっても
生きていける知識を提供できるスキルはない。



そこが根本的に1番重要。



今回のコロナは
生活や仕事スタイルに対して
変化を要求してきた。


“このまま変わらないと死ぬよ“
“同じことが起きたら、次はないよ“
“変わらないと経済的に終わるよ“



一変しないといけないし、
アップデートしないといけない。


変化が必要な職種にメッセージを残した。


飲食店ならば
“デリバリーや店頭販売をしなければ死ぬよ“


トレーナーならば
“オンラインを活用しないと死ぬよ“


という要求が世界中に発信された。


提供してるものが良ければ続くし、
悪ければ続かない。



『物』を売る時代や『情報』を売る時代は
昭和、平成で終わり、

今は『生き方』を売る時代に転換している。





この情報社会において個人が所有する
物や情報には大した差はない。


いつでも誰でも手に入れることができるのだから。



だから、
資格がなくてもトレーナーにはなれるし、
知識が乏しくても人を教えるトレーナーが増える。



それでも学校では
時代の変化に合わせることなく、
物や情報の価値にこだわる。
 

もう
その需要を求められていないのにも関わらず…


なぜなら、
人を教えるノウハウやシステムが
変わることなく、

自分が教えられたことを
そのまま次の世代に教えるシステムが
一切変わっていないからだ。



それでも
毎年、トレーナーやインストラクターを
目指す人は後を経たない。



また同じことが起きても
講師やトレーナーは責任は取らない。



働き方と考え方を変えるのは
まずはトレーナーを作る側からである。


そこが変わらないと
また今回と同じことが必ず起きる。



事故が起きてから
次に同じ事故をしないことを考えるのではなく、

どんな事故も起こさないためにも
予測して事故を回避すること。


1回の事故で死ぬ人は死ぬ。
何回事故しても死なない人は死なない。


それが自分の命を守ることに繋がる。



○いくつかの収入経路を確保すること
○オンラインの販売チャネルの確保・拡充
○コミュニティの確保


それらの『生き方』を学べる環境が必要。


これらは今後、
トレーナーとして安定した生き方をするならば
最低限は外せない要素。


これは今後、
考え方、行動次第で増やすことはできる。


ここをトレーナーを育てる側は
伝えることができるかによる。



知識や資格、スキル、人柄だけでは
経済が止まった時、
最大限に発揮できないのが理解できた。


周りがやってるから
その流れに合わせて自分もやる。

なにもできないから
戻るまでジッと待つ。



無駄な時間はもう作らないこと。



事故らない車ができるのを待つのではなく、
事故らない車を自分で作ること。


生き方を学ぶのが
令和の時代を生きることに繋がる。


#ダイエット