それ、やめたらどうなるの?


ダイエット業界のど真ん中にいるから
いつも思ってることがある。


例えば、
あなたの昔を思い出してほしい。

・自転車に乗れた
・ピアノを乗れた
・習字を習っていた
・日本語を勉強した
・水泳を習っていた

これらは期間に比例して、
その能力が身に残るもの。


大抵のことは
一度身につけたら一生変わらずにできる。


僕は小学校の時に
サッカースクール、空手道場、習字教室の
習い事をし、

毎週、父とゴルフの打ちっぱなしに
行っていたので、

それらの経験は
今でも身に残っている。


それは親に感謝しかないほど役に立っている。
そして、あなたにもいくつかあると思う。


でも、ダイエットに関しては
その期間に比例して悩みが増える。


短期でしっかり痩せても
年々また戻ってしまい痩せづらくなる。


食事制限を頑張ったのに
リバウンド…
食べる恐怖…
摂食障害…
ホルモンバランスを崩す…


“あの頑張った経験はなんだったの?”



これっておかしくないですか。



一旦、
僕の今の立場とか、指導者としてとかは
置いておいて!


同じようなことはダイエット以外である?


僕は考えつかない。
期間や頑張りに反比例してマイナスに
なっていくこと。

・怪我 治療院や病院通いで回復する
・料理 続ければ確実に上達する
・スポーツ 続ければ確実に上達する
・資格 取れば一生使える

ジャンル問わず
やる度に上達して改善されていく。


これらはコツを覚える
↓
スキルになる
↓
何度でも再現できてやるほど上達!

自分のできる範囲が広がることだから
楽しくもなる。


なによりやめても低下することはほぼない。


その反面、ダイエットは
・年々代謝は低下し続ける
・続けるほど停滞に悩む
・短期!や〇〇制限!だとやたらリバウンドする


残るものがない。

頑張るほどに、
この差は大きな傷にもなり、
どんどん蓄積されてしまう。



”楽しい” よりも”辛い…” が先にくる。

 

もちろん反比例してしまうのは
体の代謝機能が原因ではある。

・廃用性筋萎縮や加齢性筋萎縮
・新陳代謝の速度も年々減る
・月体重の5%以上減らせば基礎代謝が減る


でも、
やらないと太るし、
頑張ってもその後に痩せづらくなる。


これこそ理不尽。



だから、
過度なダイエットを頑張ってる人に聞きたい。


「それって、やめたらどうなるの?」



ダイエットの最終的な答えって

この問いに対して、
ここの答えがない・答えることができないと
やるだけ損ということ。


どんなに痩せる方法であっても
必ずそれ以上の損をする。


人は得の2,5倍、損に対して傷つくものと言われる。


3キロ痩せても6キロリバウンドなんて、
自暴自棄にならない方がおかしい。


だからこそ
「それって、やめたらどうなるの?」

この質問は常に自分にも
大切な人にも言い聞かせてほしい。


積み重ねるほどに損をするのか?
積み重ねるほどに得をしていくのか?


もろちん、うまくいく例外も1割はある。
・もう糖質は一生摂らない!
・毎日ジムにいく!
・毎日10キロを一生走り続ける!
・ダイエット食品を一生摂り続ける!

それはそれで良いこと。
苦じゃないなら損はしてないから!


でも、今
多少の無理をして頑張ってるた感じているなら、
やめた時の対策は必ず必要。


続けることよりも
やめる時のことを考えて、対策をすること。



本当にダイエットに大切なのは
続けることではなく、
やめたあとを考えること。


ジムを続けることではなく、
辞めてもそのあとに自分を守れるかどうか。

辞めたらまた傷つくのか?
辞めても大丈夫なスキルはなっているか?


自分が損しないか
自問自答することが
なによりもあなたのためになる。




#続けること続けさせることに意識しすぎ
#その過程ではなく本当のゴールはなにか考えること