以前、コロナ騒動期間中に投稿した内容で、


焦る気持ちを抑えきれず
オンライントレーニングやYouTubeを
始めるトレーナーの代償として投稿した。


特に差のないトレーナー同士が
YouTubeのコンテンツの中で、

閲覧数の奪い合いやシェアの競合、
同じ内容について投稿する。



このことにより
『トレーナーによる市場価値の低下が起きた』



少なくとも価値が上がっていないことは
誰しもが理解できるはず。



当時、このことについては
何度もストーリーや投稿にて
「やめておけ!」「冷静になれ」と忠告はした。


それにかける時間の浪費と
目先の利益しか手に入らない無駄が
自ずと予測できたからだ。




かけた時間に対してどれくらいの効果があるか。
(費用対効果ではなく、時間対効果)


○金額を下げてオンライントレーニング
○時間をかけてYouTube動画の制作



いずれにも共通するのは
自分の価値を落としただけに留まらず、


『先にあったパーソナルトレーナーの利益と
 パーソナルトレーナーの需要を下げたこと』



ここに気付いていないトレーナーは未だに多い。



それは
自分たちがいるトレーナーの市場価値と
ブランディングを理解していない。



その結果、


「ジムに行かなくても家でできるならば
 パーソナル指導受けなくても良いやん」

という思考をクライアントに与えた。



不思議なことに
時代に合ったオンラインで発信すればするほど
トレーナーとしての価値が急降下する。



クライアントの不安や焦りに対して、
良かれと思った
行き当たりばったりの行動が招いた結果だ。



以前のままにしていれば
需要と供給のパワーバランスは
変わることはなかった。



ただ、トレーナー側が
“一方的かつ一斉に供給を上げたこと“ 
により、消費者側の需要が著しく低下した。




同時に、
パーソナルトレーニングの価値を下げた。



自分は生き残ろうとした行動が
この市場シェアを狭くした。



結局、
自分の首を自分たちで締めた。




そして、今
そこの代償が出てきた。



取り返そうとして、

新キャンペーンや割引などにより
定価よりも金額を下げて
新規顧客集客に向けて宣伝するジムが増えた。



金額を下げたり、
割引をすれば
すぐに集客できると勘違いしている愚策。



もちろんそこまで 
価値を下げ続けたジムには人は戻らない。



ここまでの内容だけで
2回も自分たちの価値を下げていることが分かる。


なぜ?
→需要と供給のバランスが崩壊したから!




僕が自粛期間中から今日まで
やってきた集客方法は、


【一切なにもしなかったこと】




営業メールや販促もしていない、
チャリティイベント以外で
割引やキャンペーンなども一切していない。



僕がやったのは
僕の市場の中で需要と供給のバランスを
自分から崩さなかったこと。



本当に集客や売上のために何も仕掛けてない。




やっていたのは
釣りやランニング、登山、企画書作成や副業。



見方を変えれば、
ただの冷たいトレーナー。



今後も今の市場の中で、
僕から需要と供給のバランスを崩すことはしない。



仮にやるならば
新しい市場の中で、

新しい需要を生み出し
それに合わせた供給の準備をすること。




もちろん既にその準備はできている。
だから、企画書ばかり作成していた。




この先は “コミュニティ“ というものが
次のフィットネス時代を生き残るには
必要になるかもしれないが、

勉強ができるから…
知識が高いから…
頭が良いから…

コミュニティは勝手にできあがるものではない。



なにもない状況から
何かを作り出す思考と行動が求められる。



「give and take」ではなく
「give and give」になってないか?



GiveとTakeの使い分けをすること。