“モデルの山田さんよりも近所の山田さん“



僕が担当するクライアントには
モデルの方もいる。


また
開業当初からモデル事務所1社と
専属契約させてもらっているため
他のモデルの方も担当させてもらってる。



だからこそ、言える。



決して、
僕がモデルを担当していないから
嫉妬心で言ってるのではないということを
理解して、ここから読んでほしい。




“モデルの〇〇さんが通ってくれてます“
“私はここのジムに通ってます“
“〇〇さんがストーリーに挙げてくれました“



広告戦略として、
トレーナー側もモデル側も
自己ブランディングを築けるメリットがある。


中には
格安でトレーニングを提供する代わりに、
宣伝の為にだけに来てもらい
SNSで発信してもらう広告戦略もある。




ただ、
“日本のモデルの価値“ が下がってる今、
その広告宣伝は裏目に出てくる。



おそらく多くの方がそのような投稿を見て、


「ん?! だ、だ、だれ?」


と、思ったことはあるはず。



僕はある。



それを
他のフォロワーに思わさせてしまう時点で
自己ブランディングとはかけ離れる。


まず、
ここのギャップを作ってしまってることを
理解しなければならない。



ここを理解していないと、
“モデルを担当してる自分は凄い“
というサイクルから抜けれない。



本当にここの自己ブランディングから
失敗しているトレーナーは多い。





“モデルが利用してる宣伝“ は
逆に集客を落とし、
宣伝効果を下げてしまってることに
気づいてない。 


自らハードルが高いジムとして
ブランディングしてしまったことにより、

そのハードルを超えれない先の顧客の
購買欲を落としてしまう。



結果、ジムの需要を落とし
価値を下げる形となる。



僕ならば
モデルがたくさん通ってるジムよりも
一般の方がたくさん通ってるジムを選ぶ。



例えば、

モデルをされてるAさん。
体型は高身長でスタイルが良い。

女性ならば誰しもが羨ましいと
思うような体型。

“80点〜90点“ と周りから見られる。



一方で
普通の会社員Bさんは、
自分の身体に自信が持てないことが悩み。

最初の自己評価は30点。

それを何ヶ月間で80〜90点へ!



どちらの方が共感されやすく、
広告宣伝としては強いか。



もう少し分かりやすく言えば、

アニメの主人公が
生まれた時からどんな強敵にも毎回圧倒的かつ
傷も負うことなく勝ち続ける物語。


そして、主人公が
弱いながらも努力を重ねて這い上がり、
少しずつ敵を倒しながらゴールに辿り着く物語。




どちらが共感されやすいか。




もちろん
モデル1人が持つ情報発信力や影響力は
一般の方に比べると高い。


ただ、
フォロワーへのイメージ力と行動力を
起こす力は実は弱い。


簡単に言えば、
『にわかファン』が増えるだけだ。



それよりも
一般の方のダイエットの成果、努力などの
方が遥かに影響力と行動力を植え付ける。


ライザップの広告戦略が上手くいったのは
そこのターゲットに絞ったからである。


“モデルが通うライザップ“とCMで宣伝しても
間違いなく人は来ない。



一般の方や身内、友人の口コミが強いのはそこ。


そこで共感を得た結果、
『本当のファン』が増える。



日本のモデルの価値が下がってる昨今、

先を想定しない安易な広告宣伝は、
離脱率が高い『にわかファン』を
増やすだけである。



モデルの山田より
近所の山田の方が価値がなによりも高い。



そこから分かることとして、
宣伝能力は
一般人の方が強いケースもある。


それが今の時代。


#トレーナーは資格がなくてもなれる
#モデルも資格はいらない
#モデルが通ってます投稿はほとんどしない
#逆にY-STYLEに通ってます投稿は拒んでる