「個性的になりたい」
「個性がないと上手くいかないですよ」

と言われる昨今。



改めて“個性“ ってなに??


と、問われると
答えが簡単なようで
意外とパッと答えが出てこない。



あなたならば
“個性とは?“の問いに何を思い浮かべるか。


…



僕が問われていつも答えるのは
【個性は自然と滲み出るもの】


お出汁を想像してもらえばよい。



料理をする時に想う。



水に入れられた昆布や鰹節が
自然と出汁を出すように、

人間の個性も出さないようにしていても
自然と出てしまうものである。



個性は、
“人間のお出汁“ と言えば分かりやすいかと。



オーラや雰囲気もそれに近い。




その中で、
無理やり“個性的なろう“ と

奇抜なことや自分を騙して演じたり、
ブランディングしたりするのは
本質的ではないことが分かるはず。



無理して添加物や化学調味料を使って
美味しく仕上げたり、
風味を付けたりして、
出汁を作り上げる。



これが昨今のSNSやYouTubeの現状。



出汁を無理やり出そうとする人は
個性的な人ではなく、



ただの『イタい人』



個性っていうのは
作り上げたような添加物まみれではなく、
隠すことが難しく、自然で、そのままの素材。



無理して出そうとする人は
自然な味がしないから、
美味しいとは思わない。



その人の本質や内側から滲み出る個性は
自分を磨き続けることで自然と出る。



自分を
美味しくさせよう・よく見られたいと
添加物や化学調味料を使っても
周りは、その微妙な味の変化に気づく。



味わい深い個性を出すには
人の作ったものに頼るのではなく、

鰹節や昆布のように
滲み出るようか味わいある個性を
身につけること。



味がしっかり滲み出ない時は
それまでの過程が悪い可能性がある。



自分を疑うことは成長のきっかけになるが、
自分の味に満足し続ければ、成長もない。




『個性的』と『イタい人』は紙一重。