時代と変化は否定するな!

「トレーナーなら副業はせずにトレーナーを貫け」
「トレーナーの仕事から逃げるな」
「自分が100%達成できていないから逃げるな」

これらは意見は
ここ数年で本当に本当によく言われる。

そう言われる度に違和感しか感じない。

トレーナー業を絶対にやらないと
自分はこの先生きていけないならば
その意見は共感できる。

キャッシュポイント(他にもお金が入る仕組み)を
増やすことはそんなにダメなことなのか?

時代の変化から逆らうことの方が怖い。

コロナにより
多くの飲食店が通常営業ができない状態になり、

その中で、
時代に合わせるように
店頭販売や宅配サービスに移行する店が増えた。

生きるために
新たなキャッシュポイントを増やすことは
素晴らしいこと。

販売形態を変えたからと言って
そこを批判する人はほとんどいない。

その店の店主が
新たなビジネスや資格取得、投資を始めたとしても

「飲食業界から逃げるな」

とは言わない。

むしろ心配なのは
それを“正義感のつもり“ で言ってしまう側の方だ。

もちろん貫くことは何も悪くない。
トレーナー業だけで一生食べていく自信があるならばそれでよい。

ただ、
変化を批判してしまうと自分自身を苦しめる。

あなたが
もしトレーナー業が行き詰まった時に

・副業をしようかな…
・違う分野の資格を取ろうかな…
・投資をしようかな…

と新しいキャッシュポイントが必要になった時に
自分が発した言葉やプライドが
その行動に制限をかけることになる。

「トレーナーはトレーナー業を極めろ!」
「できないことはできるまで努力しろ!」

以前に
他人の副業を批判をしたばかりに
自分がそれをやってしまうと自己否定になってしまう。

結果、時代や変化を否定したことにより
自分の生きる選択肢を減らしてしまう。

飲食店の中でも
店頭販売や宅配サービスをしなかった店は
ことごとく閉店に追い込まれていった。

時代と変化に対応せずに
プライドを守った結果、一番大切なものを失う。

国や政府は
国民の給与や収入の負担を
これ以上サポートできないから、

企業や個人に丸投げして
自分たちで決めていけ!と
『副業を推進』する方向に向かってる。

これが今の日本の現状。

何度もインスタ内でも投稿はしているが

僕はこの先のトレーナー業は衰退期に向かい、
パーソナルジムやトレーナーの数は増えるが
その需要は減り続けると見込んでる。

それは今、
僕の店舗が不安なく順調であっても
5年先にはトレーナー業だけでは
自分自身生き残れないと考えている。

その先のビジョンが描けない。
だから、この業界から逃げることも想定している。

だから、
メインの収入源をトレーナー業にしていない。

いろんなキャッシュポイントを作る準備は
コロナ騒動の3月、それ以前からしてきた。

それがこの業界で生きていく1つの答えだと思ってるし、コロナの中で生き残っていく答えだと思っている。

独立して早5年。

独立した人なら分かるとは思うが、
最初は期待よりも毎日の不安の方が大きい。

「この選択肢は本当に合ってるのだろうか」
と常に自問自答する日々。

そして、
トレーナー業は不安定な職業であることも
誰よりも理解している。

トレーナー業に不労取得はない。

生きるための選択肢を批判することは
他人にも自分にも押し付けないこと。

本当にトレーナー業を貫きたいならば
選択肢を増やし続けること。

否定することではない。

#ダイエット
#三宮パーソナルトレーナー
#三宮パーソナルジム