1個200円のアボガドを
それ以上の価値に変えるには?


前回の続き…

前回のまとめ
・スポーツジムは必然と低価格競争に突入
・200円以下のアボガドを売る人が増える
・その市場はすぐにシェアの奪い合いになる
・では、その低価格市場で勝つには?


↓



『アボガドの価値を変えること』
低価格競争は関係ない。



今日も作り話をする。



1,000円も200円のアボガドも関係ない。


1つの商品で勝負するのではなく、
今度はアボカドが持つ価値を変えれば良い。



1個のアボガドを売るのではなく、
アボガドに付加価値を足して売れば良い。



・アボカド丼
・アボカドを使ったスムージーや青汁
・アボカドを使った化粧品や美容品
・アボガド×食べる美容液
・アボガド×ダイエット
・アボガドオイルetc

高いアボガドや安いアボガドなんて
一切関係ない。


そもそものアボカドの価値を変える。


それがよく聞く『付加価値』というもの。



アボカドを売るのではなく、
アボカドの新しい価値を作り出すこと。

違う角度から異なる価値を作り出し、
新しい需要を作ること。




『アボガド×〇〇〇〇』



アボカド1個の価値で勝負するのではなく、
消費者に自分の会社の商品を選んでもらうために、 

ただの足し算で終わらすのではなく、掛け算。
掛けるものによって何倍にもなるようにする。



付加価値とは、
『希少性』と『必要性』の掛け合わせにより
生まれる価値だと思ってる。


希少性は、
他者と差別化した個性。

ただ誰もやったことがないから
希少性と言うものではない。




次の必要性がないと
ただの需要が低い奇抜な発想で終わる。


今まで誰もやっていないということは
誰もやらなかった理由があるということ。


どれだけ個性があってもどれだけ自分でいい商品だと思っていても、買ってくらる人がいないとビジネスは成り立たない。


自分が出したアイデアや商品ほど
可愛いものはない。
だから、否定的な目を持たなくなってしまう。



だから、 
いつまでもしょうもないアイデアや商品に
こだわり続け、損切りが遅くなる。



万人受けするものでなはなく、
ごく一部の人に需要があるものでよい。


この2つの要素が成り立つことで
付加価値は生まれる。




では、
パーソナルトレーニング(食事指導付き)はどうだろうか。




最初はアボカド1,000円のように高価格ジムが増え、

昨今、差別化を図るために
200円のアボカドである
低価格ジムやパーソナルジムが増えた。



そして、
希少性でも必要性にも当てはまらない
付加価値をアピール合戦するジムやトレーナー。




一言で言うと、
『それが実際に付加価値になっていないから人が来ない!』
という事実を認めて、

ただの希少性だけであった事実、
もしくは
それに必要性はなかったor当たり前になりすぎてる

ことを認めること。



・トレーナーは知識が豊富
・トレーナーの身体が締まってる
・トレーナーは接客やサービスが良い

それは付加価値とかではない。

・アボカドは栄養価が高い
・見た目が綺麗で味も良い
・アボカドは緑色

そんな当たり前である中身を
差別化しようとして売り出しても誰買わない。




『パーソナルトレーニング×〇〇』


掛け合わせるものが
〇〇がゼロに近い価値であれば、

どんなに掛け合わせても
周りと変わらないか、周りよりも劣る。


確実なのは、
周りよりも上回ることはない。



結果、
1,000円のアボカドであろうが
200円以下のアボカドにしようが

この先は掛け合わせるものによって
『パーソナルトレーニングの価値』が変わる。




#付加価値=現サービス×希少性×必要性