なによりも悲しいことは、
35歳のトレーナーである僕が
新しい挑戦をすると、



「トレーナーとしてもっと勉強しろよ!」
「トレーナーに必要なことだけ学べ!」
「今の状況から逃げるな!」


などの意見や批判がある。



しかも、そのような意見は
僕よりも年齢も経験も若いトレーナーに多い。



正直、
“いやっ、正直あなたよりは勉強してるけど…“
“トレーナーに必要なことの意味分かってる?“
“トレーナー業に逃げてるのはあなたでは?“

って思ってる。



あなた自身がこれまでやってこなかったから、
あなたの現在地がそこなのでは?



今さら頑張って勉強してる自分と
周りのトレーナーを比較すれば、

「周りのトレーナーは自分よりも全く勉強していない」
「俺は最新の情報を学んでる」
「俺はこれだけ学べば、稼げるようになる」

という錯覚に陥いる。




そもそも
僕がパーソナルトレーナーになる10年前に
トレーナーに必要な知識、
トレーナーとして売り出すために必要な知識は、

毎日8〜10時間以上勉強していた頃に
トレーナーの基礎を学ぶ時期は終わってる。



今さらもっと勉強しろと言われても困る。



ただ、
少しもしない訳にはいかないので、
少しはトレーナーの勉強もする。



研修医がベテランの医者に
「もっと勉強しろ!」

見習いの職人がベテランの職人に
「もっと修行しろ!」



これぐらいズレてる思考。
あなたの今の頑張りと天秤にかけないでと思ってしまう。



仮にも
僕が過去の実績や経歴を片手に

トレーナーとしてもっと学べ!
俺を見習ってトレーナー業を極めろ!

とか古くさいことを言ってるならば、
批判されても仕方ないと思う。




でも、そんなことは一切言わない。




SNSなんて、
その人の24時間ある中の
ほんの数分、数秒の世界を発信してるだけであり、
そこの世界観がこの人の全てだと思いすぎてないか?



全ての活動を毎日報告できるわけない。



多分、僕がSNSであげる情報なんて
1日通しても
100分の1以下の情報であり、
今やってる活動を全て事細かく発信すると
どえらいことになる。




そこの世界観の中だけで、
“もっと勉強しろ“ と言われても困る。



多分、
批判する人が僕と同じことやれば
『3日持たずにギブアップする』と言い切れる。



もちろん、学ぶことはなにも悪くない。



ただ、
周りが挑戦することに対して、
否定的な目線から入ってしまうと
間違いなく損をするのはあなた自身。


損をするのは
否定された側ではなくて、否定した側。



なぜならば
それをやってしまうとあなた自身が、

新しいことを挑戦できなくなるし、
そのような仲間も作らなくなるし、
そのような環境にもいかない。




コロナは決して突発的ウィルスではなく、
1つの世界を変えた『時代』そのもの。



“今のままではこの先難しいよ“


あらゆる人や業界、業種に
メッセージを届けた時代そのもの。




今の時代に
携帯電話があるのに
「私はポケベルを持ち続けるんだ!」
って人はいない。
#ポケベルって知ってる?




時代に合わせて
トレーナー以外の
いろんな可能性や知識、技術を学ぶのも
選択肢の1つ。




僕の真似して学べ!とは言わない。



だって、
あなたの人生は僕には1ミリも関係ない。



関わる人は僕にできることがあるならば
サポートしたい。


トレーナーがトレーニングだけを教える時代に
また戻さなくてもよいから、
それぞれが可能性を作り出せばよい。


勝手な固定概念で可能性を狭める必要はない。




選ばれるのを待つのではなく、
選ばれる人になろう。

選ばれる人になるには、
選ばれるのを待つ人の真似をしないこと。




挑戦することや新しいものを批判し、
SNSでの発信を鵜呑みにしたり、
不安に押し潰されて『学ぶこと』が
逃げ道と思い込む『トレーナー病』に感染してる。



若い人の発想は楽しい時もあるが
そこを自分たちで行き止まりをつくる。


『老害』という言葉があるならば、
『若害』もある。



トレーナー×〇〇


を否定すれば、
あなたのトレーナーとしての
生存確率は年々低下するよ。


#パーソナルトレーナー
#三宮パーソナルジム