〜正解だけを求める窮屈な世界〜



誰もが正解と正義を求め
間違いと悪を非難する現代社会。




僕よりも若いトレーナーが

○人生をかけて独立する!
○新しいビジネスを始める!
○誰かのために新しい挑戦をする!

ここに対しては、
いつも僕はめちゃくちゃ応援する。


人の夢や挑戦に対して
これまで一度も否定したことはない。

もし、
過去に気付かずに否定していたらごめんなさい。




“その思考は変えた方が良いよ“ と思うことは
しっかりアドバイスする。



とくに、クライアントに対して
雑な指導や責任転嫁するような思考に関しては、かなり怒る。


これまでもそこに関しては、
何人かのトレーナーには真剣に怒ったことがある。




ただ、
それとそのトレーナーの夢や挑戦は全く別もの。
夢や挑戦に対しては全力で応援する。



少なくとも僕も
同じ道は何度も何度も歩んできた。


その気持ちは挑戦してこなかった人よりも
分かってるつもりだ。



正直、
僕も本気で夢や挑戦を応援してくれる人は
身内の家族や友人ですらいなかった。


挑戦することが1つの“間違い“みたいに
否定されることも非難されることもあった。




とくに日本って
そもそも“間違い“を徹底的に叩くし、
その文化も根強くなってきている。



芸能人や著名人、アスリートの
浮気や不祥事、犯罪に対して
2度と再起させないぐらい潰す。



それをして、あなたは何か幸せになるのか?




ハーフタレントや外国人が
片言や間違えた日本語を話すと
それを笑いに変え、みんなで嘲笑うテレビ番組。


逆に、
日本人が英語を上手く話せないと
それも面白おかしく取り上げるバラエティ番組。



日本語を上手く話せなくても笑われる…
英語を上手く話せなくても笑われる…
頭が悪いことを笑われる…



なぜ、それを笑いものにするのかいつも疑問。
#これに毎回疑問感じるのは僕だけなのか




僕がアメリカに留学していた時も
僕がマンツーマンで受けてる英会話レッスンの時も


どんなに間違えた英語を話しても
1回も笑われたことはない。



「自信を持て!」
「上手に話せてる!」
「恥ずかしがるな!」
「間違えることは気にするな!」


これらの言葉が必ず返ってくる。




間違いを嘲笑う日本の文化。
そりゃいつまでも自己主張が許されない国になる。
#いつまで自分はその人たちよりも優れてると思ってるのか



努力や挑戦を認めず、
完璧な正解だけを受け付ける社会。



だから、
個人が発信するSNSでは
失敗や間違いを出さず、
成功や正解しか載せない習慣がつく。

中には成功を誇張したり、嘘をつく人も現れる。




必死で勉強したり、挑戦したことがある人は
同じ環境にいる人は否定しない。



もし、
あなたが海外に行って
間違えた言語をバカにされたり、
海外のテレビ番組であなた自身が笑われていたら
あなたはどう感じる?



少なくとも何人かは
自信をなくしたり、
その国に行くのも嫌になるのでは?
  


頑張ってることがテレビで
“笑われるネタにされる世界“


これを見る子供たちが
それを見ればどう思うのか?


英語を上手く話せないだけで、
バカにされるならば

一生その子の中では、
“自己主張“が封印されたままになる。
#そりゃイジメなんてこの世からなくならないわ


その布石は、
先に自分の挑戦や夢を語ることも
主張しにくくし、
断念させる可能性を高める。



完璧なんて求めてないし、
失敗したことは誰も責めない。



世の中に一定数存在する
“ドリームキラー(他人の夢を殺す人)“




そんな無駄なことに時間を割くならば
その無駄な時間を分けてほしい。



本当に1秒、1分、1時間、1日…
全く足りない。





時間だけは唯一、みんな平等。
ただ、使い方次第で平等ではなくなる。




#正解がたくさんの悪を生む世界へ
#本当に窮屈な世の中になったよね