科学的根拠とは、
“その情報が確かである“ と証明するために
根拠や証拠(エビデンス)をそろえたもの。


多くのトレーナーが大好きな言葉は、
「科学的根拠に基づいて…」

むしろ、今の時代で科学的根拠に基づかず
独自独学の理論で指導する方が珍しい。



理に叶ったことを説明しようが発信しようが
その結果を出さないと、

仮に
科学的根拠に基づいた情報通りに実行しても
裏付けとなる証拠がないと

それら全てが
結局は科学的根拠は破綻してるということ。



前回の投稿でも書いたが、

同業者であるトレーナーが
他トレーナーやジムの食事法、
トレーニングを自分が学んだ理論で批判する。

当然ながら
自分が本当に正しい理論を述べてると思うならば
証拠と結果を提示しないと説得力がない。


でも、ここをしない。


・正しい脚痩せトレーニングとは!
・糖質制限しなくても痩せる!
・米を食べて痩せる理論!
・浮腫まない食べ物とは!
・生理周期でも食欲が出ない裏技!など


ネットで調べれば
すぐに出てくるレベルの理論合戦。

そんな理論合戦よりあなたが実際に
出した結果を提示すれば、
1発でその理論合戦に終止符を打てる。



そうすれば、
本当の科学的根拠が成立する。



「提示できない」「結果がない」
「結果がまだ少ない」「これからやる予定」
それこそ科学的根拠に基づいてない!


理論破綻。


中には、
ただ一方的にいろんなダイエットやトレーニングを
批判し続けて、

正しい情報やトレーニングは
有料や情報商材、オンラインサロンへの誘導。



お金稼ぎだとしても
その誘導は少し卑怯すぎない??



一方的に周りの人をたくさん殴るくせに
いざ自分が殴られそうになると
「殴るならばお金を貰うぞ」って言ってるのと同じ。



理論を言うだけならば素人でも誰でもできる。


だから最近、
インスタやYouTubeとかそんな発信が多い。


トレーナーはそこに合わせなくてよい。
理論から証明して、結果を出すのが
本来のトレーナーの仕事だよ!


それがトレーナーとしての科学的根拠。



だから、
同業者を批判する、
いろんなダイエット批判する、
リバウンドした人を批判するならば

それなりの材料と結果を持ち合わせて
言わないと


『トレーナーというよりはただのクレーマー』


最近増えてる
「フィットネス業界の現状や
 マーケティング、集客術を知ってます!」
とかも同じ。


うん、
それのレベルはもうネットにたくさん載ってるから、
それより実際にあなたが出した結果を証明して!


「まだこれからなんです…」
「自分の結果はまだ少ないです…」
「証明できる証拠はない…」


うん、
じゃあそれは“プロ“ のレベルではなく、
ただ人より少し詳しいだけの“趣味“です。



僕ならば、疑問を解決したいから
必ずそのように聞く。
だって、理論なんかにお金を払いたくない。



『プロはどの世界でも結果を出して証明すること』


そして、
その対価として、お金を貰う。



「世の中の脚痩せのトレーニングは間違えてる」
本当の脚痩せとはね…
美脚を作るトレーニングとはね…
脚を細くするストレッチとはね…
こーで、あーで、こういう理論であるから
みんなすぐにやるべきなんだよ!


「うん、じゃああなたがその理論で
 実際に脚痩せさせた人を10人紹介してください」

もしくは、
「10名以上のビフォーアフターを見せてください」


本来、消費者はここまで聞くことが大切。
だって、理論にお金を払うっておかしい。



そのようなやりとりをすると
大抵のトレーナーは
黙秘権を発動するか、誤魔化す、言い訳をする。



普通は、
理論がある→検証する→結果が出る→その結果と理論を合わせてみんなに発信する


それが科学的根拠として認められる流れ。
だから、『結果』はみんな持ってるのが通常。


それを最初の『理論がある』のところだけを
発信しすぎる。


先程も言ったが 
『理論がある』はトレーナーに限らず
この情報社会であれば、
知識ない人でも誰でも同じ発信ができる。


大事なのはそこから先を
『やったのか?』
『どれくらい成功した人がいるのか?』
が重要だと僕は思う。


そのような疑問持ち、
その疑問を問いかける癖があれば
本当の意味で
ダイエット商材やダイエットグッズ、
ダイエット本など左右されない時代になる。