『理論に逃げる方が楽』



これは結構いろんなトレーナーがやること。
トレーナーの専売特許ではあるが、
現実はそうではない。



・弁護士にかなり知識があっても勝訴がない
・医者に知識があっても手術の成功例がない
・美容師に髪の知識はあっても切ったことがない
・料理の知識があっても料理を作ったことがない



トレーナーの見極め方は
難しい質問に答えるトレーナーでもなく
知識が飛び抜けてあるトレーナーでもなく
いろんなトレーニング方法を知ってるトレーナーでもない。




ここを強みとする人は
トレーナー目線としてトレーナーの強みを
“ほんの一部の部分を切り取っているだけ“




“ただの切り取り戦略“




僕が
クライアント目線になって述べる。


 
例えば、
ヒップアップについての質問をトレーナーにした。


そのトレーナーは
お尻に関するどんな質問にも答え、
マニアックな知識もあり、
具体的にトレーニングを提案してくれる。



じゃあこれが凄いトレーナーなのか?
と言うと全くそうではない。




考えてほしい。



ここまでってあくまでも“過程“


確かに今まで出会ったトレーナーの中では
知識も理論も素晴らしい。


でも、なんかスッキリしない。



それは
『結果』が伴ってないからだ。



例えば、
弁護士になんか凄い理論っぽいことを言われても
僕ならば

「同じようなケースで
 あなたは勝ったことがありますか?
 そのような判例は過去にありますか?」

と必ず聞く。


医者でも同じ。
「過去に同じような手術に
 成功したことはありますか?
 そのような事例はありますか?」





『あります!!』


実際にそのような判例や事例を見せられて
初めて信用したいと思い、

そして、自分の結果が出て
信頼へと変わる。



これが特別かと言われれば
ごく当たり前のことだと思う。



でも、
理論に逃げる。

もしくは、
自分の得意分野に取り込もうとするトレーナーは
多い。



理論はわかったから、
あなたに必要なのは
圧倒的な結果という説得力。



理論+結果(効果)



理論はトレーナーという専門職である以上は普通。
それが間違えている理論、正しい理論とか関係ない。



『正しい理論で結果が乏しいトレーナー』と
『乏しい理論で結果をたくさん出すトレーナー』



僕ならば
後者のトレーナーを迷わず選ぶ。



「脚を細くします!」
クライアントからすれば、
理論はそこまで関係ない。


最初の
“脚を細くしたい“
という切実な悩みをトレーナーに求める。



難しい理論を言ったり、質問に答えたから、
そのトレーナーが優秀であり、正しいではない。




クライアントからすれば
『夢を叶えたトレーナーが正解』


トレーニングや
解剖学や生理学などが好きなトレーナーは
結局、その理論で勝負したがる。


というよりも、理論に逃げる。




理論や知識はとても素敵!



でも、僕たちの仕事は学者ではない。
口達者で言葉だけで信用させる詐欺師でもない。


必ず1人の人の身体と向き合う
パーソナルトレーナーでしかない。





腕を細くするには
こーで、あーで、こうしたら細くなりますよ!


不安な人には
同じ条件の人のビフォーアフターを見せれば良い。




今、多いのは知識を求めるトレーナー。
そして、その知識トレーナーを育てるトレーナー。



理論と結果はセットにすること。



歩き方とかは1回のレッスンで変わる。
理論も結果も同時に提供できる。



そこが僕がウォーキングを教える説得力。



でも、
1回で変えることが中々難しい
ボディメイクやダイエットは
そうもいかない。



よそのダイエットやボディメイクの
差別化を作るのは、
僕が1番得意分野としていること。


この先、
理論トレーナーは本当に生き残りが難しくなる。


もう理論トレーナーは
YouTubeにもインスタにもたくさんいる。


そこの数で負けるところと勝負する必要はない。
ひたすらトレーナーは結果を出せば良い。



それも1つの理論になる。