動物園とジャングル




動物園にいる動物って
目が死んでるように見える。


あまり目に力があり、
覇気を感じない。



狩り行かなくても
毎日同じ時間に餌を与えられ、
満足する量を与えてもらえる。



要するに、
空腹や飢餓状態で『死ぬことはない』



そうなると狩りに必要な
牙や爪も研ぎ澄まされたものではなく、

その環境によって
それらの形状も丸みを帯びているかもしれない。




僕は今、ジャングルの環境にいる。



正確には、
もともとは動物園(会社)に飼われていたが
ジャングル(独立)を選んだ。



どちらが正解とか不正解とか
どちらが良いとか悪いとか
の話ではない。



『独立』を選んだ時点で
誰しもが最初はジャングルの中で生きていく。


中にはそこから
仲間を作り、群れを作っていくことで

自分が獲物を狩るのではなく、
仲間に餌を狩ってきてもらう立場になる人もいる。




何にしてもジャングルに出た時点で
動物園にいた時よりも
もっと頑張らないといけない。



その環境で
『もっと頑張ること』が出来ないならば
動物園に戻ればよい。




一言で、
ジャングルの環境は『気を抜けば死ぬ』



自分の力を試すならば
『死なないために何をするべきなのか』
に向き合うしかない。


生きていくために必要な
牙や爪を常に研ぎ澄ましておかなければならない。



その牙や爪は

知識なのか、
スキルなのか、
人間関係なのか、
アイデアなのか、
行動力なのか、

そのジャングルによって変わる。



日本は間違いなく、
海外の動物園よりも環境は良い。


動物園にいれば、死ぬことはない。




独立の相談を受けることがあるが、
動物園とジャングルの違いをしっかり理解すること。


ここの話は毎回する。



自由はあるが、
本気で頑張らないならば
ジャングルは合ってない。


頑張っても結果が出ないと
サバイバルにも負ける。


そこのリスクを冒してまで
わざわざ動物園を飛び出す必要もない。




必ず言えるのは、
『自分の選択した道に対して、文句を言わないこと』