【In Bodyが人のボディメイクを失敗させる①】



ジムやエステの体験に行けば、

In Bodyで
・体重
・体脂肪率
・各部位の筋肉量や脂肪量(腕、脚、体幹部)

などの計測をするところが多い。



そもそもIn Bodyとは?


体を構成する基本成分である
体水分、たんぱく質、ミネラル、体脂肪を
定量的に分析し、
栄養状態が崩れていないか、
バランスよく発達してるいるか、
人体成分の過不足を評価する測定器。



筋肉量(脂肪量)が少なければ、青色。
普通なら、黄色。
多いならば、赤色で表示されることが多い。



それを基準に、
「あなたの脚の筋肉量が青色(少ない)なので、
 まずは標準の黄色を目指しましょう!」

「今、黄色(標準量)だけど、次は赤色(多い)を
 目指してトレーニングしましょう!」


このようなアドバイスが多い。



ジムやエステなどの体験で
最初にIn Bodyで計測させるのは、
入会させやすくする1つのツールだから。



足りないものを数字で自覚してもらい、
先の不安を煽ることで、販売促進に繋げる。



ここまで、
この業界内でよく知られる当たり前の話。



ここからが、本題。




例えば、
脚の筋肉量が少ない(青色)人がいたとする。


ジムのアルバイトやスタッフが言うのは、
「筋肉をもっとたくさんつけましょう!」
「筋肉量を増やして、黄色や赤色の枠を目指しましょう!」




ここで、
「それでかぁーーー!!!」

と思ってくれた人は何人かいると思う。



ここでの最大のミスは、
そのIn Bodyで出た結果をもとに
トレーニングメニューを組むこと。



『その人の身体を直接見てではなく、
 数字だけを見て、メニューを組むこと』



その結果、
「では、脚の筋肉が少ないので
 スクワットやレッグプレスやレッグカールをやりましょう!」


このような安易なアドバイスになる。


脚と言っても、
太ももの前もも、裏もも、外もも、内ももと幅広くある。


もしかすれば、
外側は筋肉が張ってて、
前、裏、内は脂肪が多くて、

結果的に脚は青色(少ない)と表示されているかもしれない。


実際、このケースがほとんど。



その中で、
ジムスタッフの認識が

“この人は脚の筋肉が全体的に少ないぞ!“

であれば、
外ももを使うようなトレーニングも
メニューに取り入れてしまう。


これはヒューマンエラーとかではなく、
ただのシステムエラーによる誘導。




このエラーが最初に起これば、
あとはもう負のスパイラルへ。

その女性はメニューを組んでもらった喜び、
そして、このメニューをやれば
脚のトレーニングを“細くなる“ と思って
トレーナーを信じて必死にやる。
 


結果、
数ヶ月後には
脚が太くなったり、よりサイズ感が増す。



「えっ、なんで??」



疑問に思いながらトレーナーに相談する。



ただ、
トレーナー側はその見た目よりも
In Bodyの数字で判断するので、


「これは筋肉がついてきてる証拠です!
 これから筋肉が脂肪を燃やしていくので
 そのうち、脚は細くなっていきますよ!」



「あっそういうことか!」
なんとなくそれっぽい理論を
伝えられた女性は、

再びトレーナーの言葉を
信じて脚のトレーニングを再開。




この先は地獄しか待ってない…




クライアントには一切の責任もない。
このあり得ないアドバイスをしたトレーナーにも責任はない。


ヒューマンエラーから起きたのではなく、
そのシステムがヒューマンエラーを作り出している。



トレーナーは表示されてる数字を信じてるだけ。


だから、
未だにスポーツジムやエステでも

「脚の筋肉量が少ないから、脚のトレーニングを
 やりましょう!」

などのエラーが毎日のように起き続ける。


ここは本来、システムエラーから
改善しないとこの先も影響受けてしまう女性は増える。



②へ続く

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