経過と結果の違い。

ここを勘違いしてるトレーナーが
多いので一度整理する。

一応、
誰よりも経過も結果も残してると思うので
多少は説得力はあるかと。

まず『経過』

この業界で例えれば、

○大手スポーツジムとパーソナル契約を結んだ
○企業や行政と業務提携をした
○体験や数回のトレーニングや施術で変化を出した
 (身体が軽くなった、姿勢が良くなった、
  体重が減った、痛みが軽減されたなど)

これは全て経過。
特別に何か凄い訳でもない。

そして、『結果』

○大手スポーツジムとパーソナル契約を結んだ
→たくさん担当したことによってジム側にも
 新しい収益をもたらした。
 ジムの満足度が上がり、会員の退会率が減った。

○企業や行政と業務提携をした
→新しい需要を生み出し、新しい集客や利益を
 生み出した。
 企業価値や評価を高め、自分の収入も上がった。
 

○体験や数回のトレーニングや施術で変化を出した
→よくここの1回、数回の経過を結果とする人が
 多いけれど、これは経過。

 目標を達成したのではなく、
 目標への道標を作っただけ。
 
 それを何年後も何十年後も維持できない、
 継続できていないならば
 それは結果ではなく、経過か失敗。

「3ヶ月とかで体重を落とさせました!」

は一見、短期的に見れば結果に見えるが、

1年経てば
リバウンドした…
元に戻った…
摂食障害になった…

こっちが本来の結果と言える。

トレーナーが思う『結果』と
クライアントが願う『結果』に大きな差がある。

言い方を変えると、
トレーナーが思ってる結果は
“ただのトレーナーの自己満足“

もしくは、
自分の中で
結果を良いところまでに留めて
先の悪い結果は自分とは関係ないとする“自己都合“

クライアントからすれば
1回だけの効果や何ヶ月の効果が
結果と思ってる人は誰もいない。

結果と捉え方として、
トレーナーは短期的思考。
クライアントは長期的思考。
#トレーナー側のシステムが悪い

トレーナーの場合は
経過と結果の区別を理解していない場合は多い。

原因としては
周りのトレーナーや
先輩トレーナーも経過の部分を結果と
誤認してるからでもある。
#引き継がなくてもよいところ引き継いでる

トレーナー目線で見れば、
“稼げた“事実があるならば
それはそれで違う成果。

“稼げた“ も一時的な収入であれば経過と同じ。

企業提携を目的とするならば
このご時世難しいことではない。

実際に担当させてもらってる
企業案件のコラム記事の投稿や
ブライダル企業、
モデル事務所の提携、
ミスコンなどのセミナーアシスタント

過去とかならば、雑誌やラジオなどの出演など

結局ここの案件は
トレーナー側がアプローチするか、しないか。

アプローチしないならば、
よほどのコネがあるか、紹介か、奇跡的か。

さらに
インスタでもインフルエンサーの企業案件で
サプリや商材紹介なども1つの企業提携。
※僕の場合はここは全て断ってます
 たまに案件で「こういうのがきたよ」と暴露してます。

先にも述べたが
提携するのは経過。

この企業と提携できただけの
“経過“を売ることはしない。
誰かに売るとしても結果の方。

作ることはある程度できるから
あとは『その企業を勝たせること』が求められる。

そこがトレーナー側の『結果』
その後に利益は付いてくる。

一緒にやる場合、
まずは相手を勝たせることしか考えない。

その中でどのような変化を企業や人に与えたのか。

企業提携はなんのブランディングにもならない。

そこのブランディングよりも
まずは自分のブランディングを明確にしないと
そこで自分が活きるはずもない。

結果のつもりが経過。
経過のつもりが結果になる。

#経過主義
#結果主義

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