“それまで物語“を伝えること。


そして
“シンデレラストーリー“や“サクセスストーリー“を
説明すること。



それまでの物語とは、

なぜ今の状態にあるのか?
なぜそのような悩みに至ったのか?



シンデレラストーリーとは、

これからどうするべきなのか?
あなたが輝くには何が必要なのか?
どのような設計図なのか?


ただ
脚が太いから
この人には脚のトレーニング。

体重を落としたいと言ってるから、減量メニュー。


トレーナーがYESマンなれば物語は作れない。

物語ではなく
1枚の絵を描くことに必死になってしまう。


人の身体にも人生にも
必ずその人にしかないストーリー(物語)がある。



とても悩んでる人が目の前にいる。


「悩まずにポジティブ思考になってください!」


悩んでる人にポジティブになれ!は
ただのポジティブな人のエゴ。


もちろんポジティブになった方が
良いことはたくさんあるかもしれない。

でも、
そこに“理解“はあったのか。



その人のストーリーを理解して、
その人に合ったストーリーを提供できるのか。



ストーリーをしっかり聞いて、
そのストーリーを認めて、
新しいストーリーの作り方を伝える。


その中で
ポジティブな思考が追加される。




指導者側が
物語(その人の物語)を作ることをせずに
1枚の絵(自分の物語)を作ろうしすぎてる。



そうなると

ただ痩せたい!
ただ細くなりたい!

みたいな短編的なストーリーができる。

そして
短編的な指導者も生まれる。


短編的な指導は
1つの選択肢のみになる。


でも、
ストーリーを作れる指導者は
100,1000,10000通りと
無限までストーリーを作れる。



だから、
どんなケースでも対応力が生まれる。


短編的になりやすい
YouTubeやインスタのエクササイズも
間違いではないが


ただ、
あなたのストーリーは1つもそこにはない。


ここでいう短編的というのは
“足痩せエクササイズ“
“くびれエクササイズ“
“誰でも痩せる食事法“など



人の痩せたストーリーを真似しても
あなたと環境も体型も習慣も全く違う。


そこに合うとしたら
その人と同じ生活や体型、日常生活ならば合うかもしれない。


この事実があるから
その人たちを真似ても成功する人が増えない。



一時的に姿勢を変えても
それはストーリーでもなく

“1枚の静止画(ビフォーアフター)“を作っただけになる。




1枚の静止画がゴールではなく、
綺礼に正しく動いてる人を作り出すこと。

1人1人の持つ
過去のストーリーは全員違う。



だから、
「〇〇さんの場合は…」
「〇〇さんの身体だとこれとこれだけでよい」
「〇〇さんの場合は、筋トレなくて大丈夫です」
「〇〇さんは、間食をとりましょう!」
「〇〇さんの場合は、まずは血糖値を意識しましょう!」


1人1人が持つ違うストーリーに対して、
アドバイスもその人によって変わる。



僕のアドバイスは全員本当に違います。  


同じ目的の人でも全く違うこともあるし
同じスクワットでも全く同じフォームの人はいない。


トレーニングフォームも食べ方も
同じになる指導は“奇跡“か“怠慢“のどちらか。


生活習慣も骨格も柔軟性も含め
今まで同じストーリーを持った人はいない。


トレーニング本をしっかり覚えても
ベースが身につく程度。




トレーニング本の基本フォームに
クライアントを
合わせていくのではなく、


“その人の過去のストーリーに合わせて“


基礎フォームをベースにして、
その場でトレーニングを作っていく。



既存のトレーニングを合わせるのでなく、
その人にしかないトレーニングや
トレーニングフォームを作る。


それが本当の
“パーソナルトレーニング“かなと。


そのために
指導者は最低限の基礎知識を得たり、学んだり、
多様な視野を持つためのインプットへ繋がる。


そこから、“1人へ“の応用に繋がる。




「1人1人に合わせて…」
この言葉の責任は持つ。

「1人1人に合わせて」と言うてるのに、
トレーニング本の正しいフォームに合わせても
それはすでになにか違う。



それならば「1人1人に合わせて」とかの
見せかけのブランディングではなく、

「習ってきたトレーニング教本や学んだ知識に合わせて」
で良いかと。



1人のストーリーを見れるための準備や知識もなく、
本当に1人を見ようともしていないのに


「1人1人に合わせた〇〇」


その言葉のブランドに追いついてない。

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