“自己嫌悪を作らないこと“
“自己嫌悪になるような環境にしないこと“


まずやるべきことは
ダイエットの人でもっと足りない
『自己肯定』を増やすことから!


ここは
僕が指導するにあたって
必ず伝えること。



ただ、
人に伝える前に

僕自身が自己嫌悪にならない思考や環境に
なっていないといけない。


「自己嫌悪になるな!」
「自己肯定が良い!」
と、言いながら
その言ってる本人が

自己嫌悪を抱いていたり、
自己肯定できないならば
全く説得力がない。


自己肯定できない人は
他人を自己肯定に変えことはできない。



誰かを変えたいならば
まずは“自分の問題“をクリアにすること。



これはここから述べていく
最低限の前提条件です。



それを踏まえて、
自己嫌悪になるのは、

そもそも
自己肯定できる材料がなかったり
自己肯定ができる選択肢がない場合が多い。



そして
なによりも自己肯定してる人を批判したり
その人たちのことをマイナスに思ってしまうことも
自己肯定に近づきにくい。



そもそも『自己肯定感』とは、
自らの在り方を積極的に評価できる感情、
自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉。

「自分はこうありたい」
「自分はこうしたい」
「自分はこうみられたい」

これらもその1つ。



昔からある
日本のよく分からない基準として

自撮りしてる写真を載せてる人、
“自分のことを好き“と言ってる人のことを

「ナルシストだぁ…」

みたいな、
謎の風潮がある。



でも、人として生きていくならば、
自己肯定ができてる時点で素晴らしいとしか
僕は思えない。


なんでも「ナルシスト」と片付けてしまう人ほど
自己嫌悪のやり方はたくさん知ってるが
自己肯定のやり方が分からない人が多いようにも思える。




ダイエットに繋げていくと、

ダイエットを決意する人は
どこかで

“自分を変えたい“
“自分のことを好きになりたい“
“今のままではダメだ“

のキッカケから
ダイエットをする人が多い。



「自分のことを嫌いになるためにダイエットをやる」
こんな想いで
ダイエットする人はまずいない。



その中で
自己肯定を目指して
トレーニングに来るクライアントに対して、

トレーナーが
自己嫌悪になるようなアドバイスをすれば
どうなるか?!

自己肯定を求めてきてるのに、
自己嫌悪を提供される。



「なんで糖質食べたんですか?」
「お菓子食べても痩せないですよ!」
「痩せ気はありますか?」
「そんなことをするから太るんですよ!」
「これもできないんですか?」
「やる気ありますか?」

これはなにがマッチングするのか?
前向きに頑張ろうと思える人は少ない。



トレーナー側から
強制マッチングを作り出しただけで
ただの一方通行のDV。



自己嫌悪になる言い方もNGではあるが、
そのように思ってるだけでも言ってるのと同じ。



そのように言ったり、思ってしまうのは
トレーナー側に余裕がないか、
選択肢が少ない場合に多くなるもの。



その場合、言われた側は

トレーナーに対しても
自分に対しても
嫌悪感を抱く結果になる。


結果、
自己嫌悪になるようなことを伝えても
誰も得をしない。


たまにメンタルが強い人や逆境に強い人だけが
“常に厳しくしてくれありがとう“
“あの厳しさがないと今の私はなかった“

と、ごく一部の人に感謝されるぐらい。




ダイエットをしていて
元々食べる予定のないチョコなどを
食べてしまうと

「なんで食べちゃったんだろう」
「私ってダメだ」
「だから痩せないんだぁ…」

と後悔するでしょう。



でも、
「例えば今日や明日はアイスやチョコを1個だけ食べよう!もしくは1個ずつ食べる! 」

と決めて食べてみる


食べる予定がないものを食べることは
罪悪感に繋がるのであれば、
元々予定として決めていておく。



体重が増えたとしても気にしないので、
予定通り食べても問題なし。


仮に食べなければ、
“食べなかった自分“を肯定できる。



最初から“食べること“を決めておくなんて…
と思われるかもしれませんが

どうせ最終的に食べてしまうのであれば
結果は同じでしょ?!



食べても予約通り。
食べなければ自己肯定。


こうなる。

そうすると
『同じチョコを食べた』結果だけど
自己嫌悪は出てこない。



過程に正解はないです。

全員が同じようになるとは全く思ってなく、
そのような考え方の引き出しがたくさんある、
ないならば作ることができる。

方法は1つでも 考え方は無限にある。