とても普通の質問をします!




あるあるなのですが
マッサージ屋さんやヨガ、トレーナーでも

「骨盤が前傾(反り腰)はダメ!」
「反り腰は腰痛になります!」
「反り腰は治していきましょう!」

とよく言っているのを聞きますが、


なぜ、前傾で腰が痛くなるのか?




では、

アスリートに多い骨盤前傾や
欧米や南米の人は男女ともに骨盤前傾(反り腰)は
多いですが、


なぜ、その人たちは腰痛にならないのか?
少し言い方を変えると、


前傾で腰が痛くならない理由は?



“痛くなる理由“は多くの人が答えられるから、
“痛くならない理由“はなぜでしょう。




「前傾は腰痛になるからダメ!」
と言ったことがある人は、

目の前に南米や欧米人がお客さんとしてくれば、
もしくは海外に行けば

同じように
「骨盤前傾はダメです!」
と言ってしまいますか?


ブラジルでサンバしてる人に
骨盤前傾は“腰痛になるからダメです“と言いますか。





この事実を理解した上で、
“骨盤前傾でも腰痛にならない理由“を
答えることができないならば、

“骨盤前傾は腰痛になりやすい“
“反り腰はダメ“

の言い分が正当化できないのでないか。




結局、
ネットや周りが“反り腰はダメ“って言ってるから
なんとなく理論的にダメかなと思ってるだけでは?




理論を理解する時に
1番気をつけないといけないのは、

先入観と固定概念だけで判断しないこと。



「あなたは反り腰だから、腰が痛いよね?」

とか海外の人に言うと
「はぁ?」と言われるのがオチ。



反り腰=腰痛になりやすい


この方程式がそもそも破綻していて、
この方程式は日本だけしか通用しない。




「腰痛にならないために、前傾を直しなさい」

の安易なアドバイスの方が
腰をさらに痛めさせる。


結果、
腰痛の知識も反り腰の知識も持ってない。



知識が乏しいから
「前傾が悪い」の先入観だけで終わる。



前傾が腰痛になりやすいならば
欧米・南米人も腰痛になりやすいとなるが、
欧米・南米人も腰痛にほぼならないのは
前傾が原因で腰痛になりやすいという訳ではない。


この事実は変わらない。



そんなことないよ!
と思ってるならば、

欧米人で前傾によって腰痛なってる人を
証明する必要性がある。



多分、無理。




マッサージ屋さんは
“身体が硬いですね“と言うのが仕事。

接骨院は
“身体が歪んでますね“ “腰反ってますね“
と言うのが仕事。

トレーナーは
“姿勢悪いですね“ “筋肉少ないですね“
と言うのが仕事。


できないと言うのが仕事。
できていると言えば
そもそも誰も来ない。


不安を与えるから人が来る。

希望を与えるから人が来る。


だから、
“骨盤前傾“もその被害者。


骨盤前傾を加害者にすれば
それをそれっぽい理由で悪者にできる。




日本では
なんでも骨盤を変えようする
骨盤バカは通用するが、

世界でみると
骨盤バカは相手すらされない。



骨盤前傾はボディラインや
筋肉のつき方や脂肪のつき方には
影響することもあるが、

腰痛に繋がるのは無理矢理すぎる。



これまで
「骨盤前傾(反り腰)だから、腰痛になりやすいですよ」
は一度も言ったことがない。



それは
アスリートや欧米・南米人が骨盤前傾でも
腰痛にならないということを
説明できるからでもある。



そこの知識は
日本基準ではなく、
世界基準にしておかないと
自分自身が恥をかく。



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