・筋トレをすれば、腕や脚が逞しく、
・食事を制限しても体重が減らない。
今やダイエットの基礎基本とも言える
この筋トレと食事で思うように変わらない、

どんなに良いと言われる方法でも
私はいつも効果を得られていない。
だからどれもこれも半信半疑、
一つに絞って取り組むことがリスクになる、

今日は筋トレと食事制限をしているのに
その効果をうまく得られていないあなたへ。
その原因と解消方法のための基礎知識。

筋トレとは?食事制限とは?
なぜそれで痩せるか?
どうすれば痩せられるのか?

筋トレは身体を逞しくするためのもの!
日常生活では扱わないような重さや負荷。
それを定期的に身体に掛けることで
筋肉を成長させることが筋トレの目的。
まず第一に、筋トレをすれば逞しくなる!
ということは間違いなく言えます。
(むしろそれを得られないなら
筋トレをする意味がありません。)

そしてそれに合わせて行う食事では、
筋肉の回復、成長を促すために
たんぱく質を多めに摂るのが定石。
このことがより筋肉を逞しくし
鍛えた腕や脚にボリュームを出すことに。

ダイエットでなぜこれらを行うかというと、
それを通じて基礎代謝を増やすため。
基礎代謝量は1日の消費の70%を占め、
その約半分は筋肉量が担っています。
つまり筋トレで筋肉を増やす
=基礎代謝を増やすという流れが
痩せやすい体質を作るために必要です。

筋肉はついても痩せない矛盾、
今筋トレや食事制限をしているあなたは
まず間違いなくこのことを理解してるはず。
その上で負荷をかけて鍛えているのに、
痩せやすくなるどころか単に太くなる、、
こう経験していると、
効果を得られるはずが得られない。
という矛盾に不安や不満が募ってくる。。

こうした矛盾が現れる原因は、
筋トレの部位と負荷設定にあります。
例えばよくあるのが、
太ももやヒップ、腕周りを鍛えること。
これらは大きな筋肉であり、
鍛えれば筋肉も増えやすい!
だから代謝が上がりやすいと思われる部位。

しかし実際にこれら大きな筋肉というのは、
日常生活で最も活用されるから大きい訳です
つまり、日常でも多大な負荷を受けている。
そこをさらに筋トレで鍛えようとすれば
非常にキツい負荷に耐えなければいけない。
また仮にそれを続けられても、
得られるのはその部位の太さだけ。
部分的な刺激では、全身の体脂肪を減らす
効用を得ることは難しくなります。

筋トレで逞しく&食事制限で痩せない原因
身体の大きな筋肉を鍛える!
この理にかなった方法も、
蓋を開ければ、より太さが目立ち、痩せない
という結果になりやすい。

それは仮に大きな筋肉といえど、
単なる体の一部分だからです。
体には600個を超える筋肉が存在します。
仮に最も大きな太ももを鍛えるよりも、
周りの小さな筋肉を50個一緒に使う方が
全体の筋肉量としては増えるのは当然。

またその中でも、鍛えても太さを見せない
深層部、インナーマッスルを使うことで
痩せやすさを数倍増やし、太さは出さない
という痩せ方をしていくことができます。
今日はその基礎となる2つのエクササイズ。
知識と実践を持って、
これを身につけていきましょう!

筋トレで逞しく&食事制限で痩せない原因

仰向けになり、両膝を90度に曲げます。

片方の脚を伸ばし持ち上げます。

左脚を持ち上げた場合、
その足と下半身全体を右方向に倒します。
上体は動かないように、
しっかり手の平を床に付けておきます。

床すれすれのあたりまで倒し1秒キープ
まずはこの一方向だけを6往復。
終えたら足を入れ替え、反対脚、反対方向で
同様に繰り返しましょう。

○上体はキープ、下半身、脚を横に倒す
→この動きでメインになるのは、
・上げている脚の付け根、ヒップ、
・捻りに連動するお腹周りの体幹
・上体をキープする肩甲骨や肋骨の体幹

主に身体の筋肉の60%を同時に使え、
効率よく筋肉量を増やしていけます。
スクワットを10回するよりも、
これを1セット行う方が、
筋繊維の新たな動員や筋肉の活用数が増え
少ない努力で基礎代謝を増やしていけます。

そして食事面では、量を増やす減らすより
この運動時の前後に集中させること。
具体的には、エネルギーとなる糖質、
筋肉の修復をするたんぱく質は
これらの運動前後1時間を目安に。
1日の50%の食事量はここに集めると効果的

それを中心として、そこから前後に
3時間おきに残りを小分けしていくと
より効率的に基礎代謝の維持向上ができ、
また内臓な活動も活発になるため
エネルギー消費も高まっていきます。

特別に頑張る筋トレが必要なのではなく、
我慢に苦しむ食事が必要な訳でもない。
必要なのは、基礎代謝を増やす知識。
筋トレや食事はあくまでその手段です。

その手段をうまく活用し、
自分のライフスタイルに無理がない!
そんな痩せ方を作っていけるよう
ぜひお試しください。

筋トレも食事制限も常に頑張ってる。
なのに結果は痩せた!のではなく、
脚が逞しくなった、常に食欲を我慢してる、
そんな先が見えない中に苦しむあなたは
ぜひご参考にしてください。