呼吸について考える。


一般的に呼吸には
胸式呼吸と腹式呼吸の2種類あるけれど

分かりやすく言うと
胸で息をしてるか、 お腹で息をしてるか。





「どちらが良いの?」との質問があれば、
「どちらでも良いです!」と僕は答えます。



ただ、
それぞれの特徴を伝えて

「どちらが良いと思いますか?」と逆に質問をします。


そうすると
全ての人が『胸式呼吸の方が良い』 と答えます。
 


答えなんてありません。
どちらが良いかの答えはあなたで決めてください!




僕は
腹式呼吸がダメだとも言わないし、
胸式呼吸がダメだとも言いません。


あなたがやりたい方を選んでください!




「ヨガで腹式呼吸が良いと言われるんですが…」

といった質問もありますが、
ヨガは腹式呼吸がいいかもしれないですね。



ヨガの場合は腹式呼吸がよいですが、
おそらくヨガの先生で

「日常生活も腹式呼吸を常にやりましょう!」
という先生は1人もいないと思います。



再確認したいのは、
“ヨガをしてる時は“ 腹式呼吸が良いということです。


そもそも人も動物も寝てる時は
誰しもが腹式呼吸になります。



ほとんどの日本人は腹式呼吸。



ただ、
数が多いから正解という訳ではないです。

その人数が周りにも多いから
気づいていないらだけです。




猫背とかストレートネックなどの人は
ほとんどが腹式呼吸になります。

というよりも
“ならざる得ない“

そのような姿勢で胸式呼吸できる方がすごい。



姿勢が良い人で
胸式呼吸してる人は多いけれど、

姿勢が悪い人に
胸式呼吸をさせるのは拷問になります。


単純に
それは慣れてない呼吸。




プランクって
「お腹を凹ませましょう! 」 
と意識させられることが多い。


プランク姿勢の状態を保って、
お腹を凹ませたままキープする。


“お腹を凹ませたまま“という時点で
胸式呼吸をやりましょう!と同じ。



アスリートには胸式呼吸が多いです。



プランクもアスリートはよくやるトレーニング。

ということは、
アスリートは胸式呼吸にさせるメリットがあるといこと。



体幹が弱く、フォームにも影響するのは 想像できます。

アスリートに 腹式呼吸はそこまで必要ないということです。




一般の人の場合は?


姿勢を良くしたい!
バストラインを上げたい! 
お腹を凹ませたい!
服を綺礼に魅せたい!
腕を細くしたい!
お尻を上げたい!
体幹を強くしたい!

そこを求めるならば胸式呼吸でよいと思います。
それらの近道だからです。




実際に
姿勢が綺礼な人やマナー講師、
モデルとかもほとんどが胸式呼吸です。



猫背や前屈み、 前肩、肩こり、腰痛、
リラックスモードにしたい、お腹が締まらないなど

そこを求めるならば腹式呼吸です。




胸式呼吸の方が良さそうには書いてますが
なりたい方でよいと思います!




全ての生き物が唯一平等なのは

“息をすること”

なので、 呼吸の仕方は本当に自由。





正しいを押し付けるよりも
正しいを自分で判断すること。



無理にさせられるよりも
自分がしたい!を大切にすることも必要。



考え方や生き方の違いも
人それぞれだから良いものを取捨選択していくこと。



強制させることで人が変わるならば
強制するが、

強制しないのはそれが答えではないから。




自分に合った呼吸を!
自分が求める呼吸を!
自分が良くなる呼吸を!



強制される呼吸ではなく、
共生できる呼吸へ