昔、経験した痩せない、太る怖さ。
・無理な食事制限から大幅なリバウンド
・運動が本当に辛い、でも痩せない
・しなければいけない、してはいけない観念
そうしたものがトラウマのようになり、
今のダイエットに反映している。

しかしそれが今は、逆説的に言われる
・食べながら痩せる!
・運動は少なくていい!
・しなくてもオッケー!緩くてオッケー!
これまで感じてきた圧迫感を
緩ませてくれる方法のように見えますが、
あまりこれらに魅力を感じない。

それは、過去に経験した怖さが残るから。

確かに、リバウンドや痩せない時期はあった
でも、それ以前に痩せた経験もある。
こうした葛藤は消えることはない。

また、方法を変えることは、
過去の自分を否定することと思ってしまう。
今日はそうした葛藤から
身動きが取れなくなっているあなたへ。

ダイエットを前向きに行っていく!
3つの過去からの抜け出し方です。

分かっていてもできないからこそ悩む
過去に、糖質制限で痩せた経験。
その後太りやすくなった経験。
この過程では、喜び、悲しみの気持ちを
一言では表せないほど受けているはず。

そうした中で、今新たに見る情報
糖質を食べて痩せる!
魅力的に見える!試してみたい!一方で、
実際に試すことができない。。

それは期待よりも怖さの方が優先されるから

仮にそれで上手くいったとしても、
頭をよぎるのは、過去の辛い、痛い体験。
糖質を食べた結果、太ってしまった。
主観的な感情、周りから言われたこと等、
膨大に不安が膨れ上がってしまい
糖質制限を止めることができなくなります。

何が嫌だったのか?原因を探すこと。
痩せない、太った、リバウンド等、
行ったことに対して損に感じる時。
この時が人は最も心理ダメージを受ける。
それは喜ばしい出来事の3倍以上、
記憶に強く焼きついてしまいます。

それらがある限り、必ず行動は制限される。
本来試してみたい!気持ちを新たに!
そう思っていても、やりたくてもできない。
この心理ダメージは本当に根深いもの。

ここでまず必要なのは、
そのダメージの根本原因を探すこと。
この原因は感情にあります。
例えば、リバウンドしてしまったこと。
・自分を見て、太った姿に自信を失った
・周りに言われたことにショックを受けた
・努力してるのに痩せないことのショック
こうしたことで受けるのは、
認めてもらえない、好かれない、できない
という自尊心の低下です。

過去の怖さは消えない。更新していく為に
ダイエット経験があり、
今も悩んでいるのであれば
少なからずこうした心理ダメージはあるもの
想いの大小異なれど、
潜在的にそうしたブロックがされてしまい
行動も制限されてしまいます。

これらを改善していく為には、
先の自尊心の3大欲求を高めていくこと。
そのために取り組みの仕方を
変えていくことが必要です。

例えば、糖質制限でこうした経験をした場合
問題は糖質制限にあるわけではない。
それをしたことで受けた自尊心の低下にある

まずここを認識しておかないと、
いつまでも手段である糖質制限にこだわり
原因自体が解消されない、、
辛さをいつまでも引きづり、
解決策にはたどり着けない。
という状態が延々と続いてしまいます。。

過去の怖さは消えない。更新していく為に

○ここが原因ではない!の経験を作る
→先の例え、糖質制限後に太った経験から。
ここで太ってしまった体型を目にし、
自分自身を認められないと低下する自尊心。

ここから抜け出す為には、
糖質を摂ることが原因ではない!
と経験することが必要です。
例えば、糖質を摂って太ったと感じる場合
・水分量が増えてむくんだ
・体脂肪が増加して太った
・月の周期の関係での体重増加
と様々な理由が考えられます。

そうした場合にはこれらの理由を潰すこと。
糖質を摂ることを前提にし、
・むくみが出ないように、
夜だけは控える、カリウムを摂る
・体脂肪が増えないように、
他のカロリーを控える、低GIの糖質を摂る
・周期の体重増加が原因なら、
それ以外の時に糖質を摂っていく等
テスト的に取り組んでいくことで、
意外と糖質を摂っても太らない!
という成功体験を作っていけます。

このことはとても重要。
過去の怖さや痛みを打ち消していけるのは
これからの成功体験だけ。
小さな成功でも大きな心理変化になります。

○周りから言われたことを糧にする
→基本、他人から言われた嫌なことは、
その他人は全く気にしていません。
悪気があったかも分からなく、
心底そう思っていたかも分からない。
端的に無意識の中で言っただけかもしれない

確かに嫌な経験にはなってしまったけど、
それが事実なわけではない。
だからこそ、その傷ついた言葉は、
糧として前向きに使っていくことが必要。
太った?という言葉なら、
そう見えた原因は何か?
何をしたからそう言われたのか?

言い換えると、それを防げは
そうした言葉を受けることもない。
といった条件を作ることもできる。
・夜に食べ過ぎたからなのか?
・連日食べ飲みが続いたからなのか?
・運動を休んでいたからなのか?

これらもテスト的に、原因を推測して
夜は少なく、連日食べ飲みを控える、
運動は定期的に行う。
というような対策をしていきましょう。

○できない→どうしたらできるか?を考える
→できない。と考えると、
脳はできない理由を全力で探します。
逆に、どうしたらできるか?と考えると
脳はどうしたらできるか?の理由を探す。

この思考の構造はとても大きなものです。
糖質を食べたいけど、怖くてできない。
ではなく、
糖質を食べて太らない為には、
どうすればいいか?と考えてみる。
必ず検索の言葉、見る情報、目に入る情報は
変わっていきます。

この言葉がけができれば、
あとは勝手に情報が入ってくる。
そうすれば必ず、できる方法に辿り着きます
たった一つの思考の変化で
できない、はできることに変わっていきます

そもそもの原因は、
過去のダイエット方法にはない。
その時たまたま行っていた方法により
受けた心理ダメージこそが原因です。

ショックが強いほど、このことは忘れられ
原因自体を見たくないもののように蓋をする
それを開けて、原因を見つけ、
テスト的に改善しようとすること。
ここにこれからの答えがあります。

過去の痛みは忘れることはできない。
でも、それを辛さのままにするか?
これからの糧に変えられるか?
それを動かせるのはあなただけ。
辛い経験から今がある!
そう笑えるように!ご参考にしてください!