痩せる過程や結果よりも、
痩せてから太ってしまうことの方が
心理的な影響は大きいもの。

喜びより、損の痛みは3倍と言われ、
3キロ痩せた!と1キロ太った、、
は同じくらいの心境変化になります。

3キロもリバウンドしてしまえば、
9キロ痩せた!の喜びも打ち消してしまう。
それほどに、リバウンドによる損失は
絶対に受けたくない痛みです。

もしそれを何度も経験していれば、
もう何もしないほうがマシ。

と行動意欲が削られて当然でしょう。
今日はそんなあなたのための内容です。
事前に準備する!リバウンド対策。

喜びを損に変えない3つの基礎知識です。

摂取を減らす思考はリバウンドの元
ダイエットの始めに行う食事制限。
ここでの思考の多くは、食事量を減らすこと
まずこのスタートの過程が、
リバウンド率を高めてしまいます。

なぜなら、普段の食べる量を減らすと
必ず、消費するエネルギーも低下するから。

基本、平均して得られるエネルギーから、
十分に足り、余った分が筋肉内へ送られる。
そして、筋肉内のエネルギーを満たしたり、
過剰分を熱に変え消費したりと、
その上で余った分は体脂肪に変換される。

食事制限を始めると、
この筋肉内のエネルギーの貯蓄過程を
阻害してしまうことが多くなります。
150kcal以上、食事を減らしていれば
まず間違いなくその傾向を受け、
基礎代謝の低下を招いてしまいます。

消費を増やす!思考の勘違い
仮に、それを1〜2ヶ月も続ければ、
しっかりと省エネな体質が身についてしまう
当然、これまでの普通の食事量では、
基礎代謝では消費しきれなくなり、
体脂肪への変換率がグンと高くなる。

これがいわゆるリバウンドです。

これを起こさないためには、
消費を増やすダイエット行動が必要。
と聞くと、長時間の運動を思い浮かべますが
実これもNG。

摂取を減らすことと同様に、
こちらも消費が多い分、体脂肪と同時に
筋肉量も減らしてしまうからです。

身体は、無駄にエネルギーを使う筋肉より
エネルギーの貯蔵庫になる脂肪を守る!
ことを優先させます。

仮に運動で多くのエネルギーを使う場合、
まずその消費役となる筋肉を削り、
代謝を下げることで消費を減らそうとする。

こうして、食事制限と同様に、
省エネな体質を定着させてしまいます。

痛い、リバウンドはやる気を奪うからこそ
では、リバウンドを防ぐための
消費を増やすダイエット行動とは??
答えは基礎代謝量を増やすことです。
運動自体に消費を求めることなく、
何もしていない時の消費を増やすこと。
これが基礎代謝量を増やす目的になります。

1日の消費カロリーの70%は、
何もしていない時に消費する基礎代謝量
主に、筋肉と内臓代謝がこれを占めています
加齢や、食事制限や、長時間の運動で
この基礎代謝量というのは確実に減る。
これが、痩せづらさやリバウンドのしやすさ
そしてそこから受ける痛みを増す原因。

逆に言うと、この基礎代謝量さえ保てれば、
また少しでも増やしていければ、
ダイエット後のリバウンドに、
悩むことも限りなく少なくなります。

そのためには、ダイエット前の準備が必要!
ダイエットは始めた時点で、
痩せた後の体質がほぼ決まるため、
始める前の準備が最も重要になります。

痛い、リバウンドはやる気を奪うからこそ

○基礎代謝量を貯蓄する運動
→筋肉量を保つ、増やすこと。
基礎代謝を運動で増やすには、
これ以外の方法はありません。

基本は短時間の筋トレ。
先の消費を増やすデメリットかりも、
運動は長引くほど、筋肉を削ります。
それは筋トレでも同様。
むしろ筋トレこそ筋肉を分解する作業なので
長引くほど、より代謝を低下させます。

逆にこれを短時間で済ませれば、
効率的に筋肉の分解→栄養で回復
=基礎代謝の向上と結び付けられます。
基本は週に2〜3回、10〜20分で終わる程度
脚、背中、腕〜胸を含め、3〜5種目、
10〜15回できる程度で2〜3セット。
自体重でも、これだけ行えれば、
十分に基礎代謝を維持向上していけます。

○基礎代謝量を貯蓄する食事
→食事のポイントは、小分けです。
量を減らさなくても、この小分けにより
代謝を維持しながら、
消費エネルギーを増やすことができます。

また、先の筋トレと組み合わせる場合には
筋トレの前後に食事を摂ることで、
より代謝を増やす効果が増します。
普段の食事量のまま+1〜2食に分ける。
運動のある日は、運動前後に分ける等、
食事スタイルを定着させていきましょう。

○体質を変えることを習慣にする
→基礎代謝量が増えるということは、
言い方を変えれば、体質が変わるということ
単に、食べなかったり、運動量頼みだと、
その効果はその場しのぎ。
続けなければリバウンドする、
という不安な状況は一切変わりません。

そうではなく、貯蓄できる基礎代謝は、
何もしなくても消費量を上げてくれるため
実質に体質変化、安心を得ることができる。
身体は基本、恒常性の機能といい、
代謝関連をなるべく保とうとします。

そのため、高めていった基礎代謝は
一朝一夕で減るものではない。

最も安心でき、リバウンドを避けられる。
これ以上にはない有効な方法で
食べる量が多い時期にも、
基礎代謝量が高ければ
余計に熱として消費してくれる。

積み重ねれば積み重ねるほど、
その力は強力な味方になってくれます。

再三ですが、リバウンドほど
ダイエットの痛みを伴うことはない。
リバウンドするくらいなら、
痩せない方がマシと思うほど。

せっかくの頑張りの結果、
そんな痛みを受ける、それだけは避けたい。
今日はそのために必要な事前の準備!
ぜひご参考にしてください!