毎日お菓子を食べているのに、
制限している自分よりも体型が細い。
過去にも何度か、このような話を聞いたので
あらゆる方面から情報を集めました。

理論上での説明はいくらでもできる。
でも実際の現場ではどうなっているのか??
ここがとても大切な面なので、
研究と現場の橋渡しをするために。

今日はそうした統計や傾向から
導き出した考察の内容です。
毎日お菓子を食べてるのに痩せている女性
良し悪し抜きに、何故そのようになるのか?
その特徴を見ていきましょう!

見た目の太って見える、痩せて見えるの差
手軽に間食として手が伸びるお菓子は、
ご存知の通り、そのほとんどが糖質と脂質。
カロリーが高く太りやすい、
という認知があります。

そしてそれは実際そう。
仮にお菓子を食べてるのに細い!
という人でも、体脂肪率を取り上げれば
平均よりも高い傾向があります。

逆に、そのせいでたんぱく質が不足し
筋肉量が平均より低くなるため、
見た目には細さとして現れる。
筋肉量が少ない、体脂肪率が高い
=隠れ肥満状態だけど見た目は細い。
という体型が出来上がります。

ここで疑問になるのが、
体脂肪の増加で太って見えないのか?
ここからが面白いところ!
太って見える、痩せて見える
同じ体脂肪率でも差が出る理由があります。

間食をすると食事への満足度が高まる
仮に毎日お菓子を食べている場合、
しっかりとした食事の時の量が減る。
という傾向があります。

これは、単にお菓子で満たされていること、
そして、糖質脂質を常に補給してる状態となり
食への満足度が満たされやすいこと。
これらが理由となります。

仮に、間食を我慢して食事をしっかり!
とある程度の制限を設けると、
必ずメインの食事量は増える。

お菓子のように少しずつ食べるものと異なり
しっかり栄養を摂れる食事だからこそ
ここで食欲を満たすと
オーバーカロリーになりやすい。

結果として、1日の摂取カロリーは
3食しっかり!間食はしない!
女性の方が高まる傾向があり、
反対に間食をし、満足度が高まる方が
トータルの摂取カロリーが
低くなる傾向があります。

お菓子だけ食べて痩せられる人の考察
食事でのトータルのカロリーが高まると
体脂肪の増加、そして筋肉量の増加が起こる
普通の食事では、お菓子だけと異なり
たんぱく質がある程度摂り入れられるため、
体脂肪、筋肉の両方が増していきます。

健康、ダイエット面で言えばこれは正解。
仮に少し体脂肪が増えてしまっても、
筋肉量も増していれば、基礎代謝が増える。
それは言い換えると痩せやすい状態であり
ダイエット時には有利な要素です。

しかし、今の見た目の面では
マイナスに感じることもある。
・オーバーカロリーによる体脂肪の増加
・筋肉量により特に脚や腕が太く見える
ここまでを見ると、お菓子メインの方が
細く見えるし得をしている!
と捉えることもできます。

結論、この両極端なやり方は、
自分に無理がなければよい。
オススメはしませんが、
自分が納得できることがダイエットの価値です。
その中で、この両者を上手く合わせれば、
ストレス少なく間食をする、
そして普通の食事も楽しむ!
とバランスをとっていけます。

お菓子だけ食べて痩せられる人の考察

○1日の摂取カロリーを決めておく
→間食習慣がない場合から、
間食を取り入れる場合。
最も起こりやすいのがカロリーの増加。
この場合は間違いなくマイナスになります。

間食を取り入れる場合には、
その他のエネルギー源となる食事から
同じカロリー分は減らすことが必要です。
当たり前のようですが、
意外とここは緩みがちになるため
何より慎重に調整するようにしましょう。

○間食のタイミングを決めておく
→間食のポイントとしては、
いつも同じタイミングにすることがオススメ
これは、普段の食事も同じですが、
タイミングが同じであれば、
体内での使われ方も安定してくるからです。

逆に、毎日間食の時間が異なってしまうと
糖質脂質メインの栄養素は、
体脂肪になりやすくなる。
(血糖値の上昇によるインスリン分泌が
不安定になってしまうため)
そのため、間食は毎日10時〜10時30分、
15時〜15時30分の間。ように、
時間を決めておくようにしましょう。

○太りやすさは増していく、と認識する
→たんぱく質不足、栄養過多。
あくまでもお菓子メインでは
この状態になることが前提です。
そのため、見た目には出づらくても、
太っていくということは避けられません。

それでもいい!ならそれでもいいですが、
ここは対処しておきたいなら、
メインの食事を上手く活用しましょう。
お菓子を食べる前提なら、
メインの食事は糖質制限を行い、
たんぱく質中心にすることが効果的です。

肉類、魚、大豆、卵、乳製品等を中心とし
摂っていくと良いでしょう。
初めにカロリーの調整をしているため、
変に体脂肪の増加や太さが増すことはない。
最低限、筋肉量は保ちながら、
間食を楽しんでいくことができます。

お菓子はダメ!というのは簡単ですし、
ダイエット指導という面からはそれが常識。
まず反論されることもないこと。
しかし、実際のダイエット生活面では
こうしたことが逆にストレスになり
食事でのカロリーが増加してしまう、
ということも多くあること。

だからこそ、こうした選択肢を
持つことが必要。
やるやらないを自分で選べる選択肢を。
それだけでも気持ちの余裕が生まれます。

基本、間食は賛成です。
食事は毎日毎日続くこと。
そこに制限や禁止を設けてしまうと
間違いなくストレスは募ります。
そのせいで頑張りが結果にならなくなる、
それだけは絶対に避けたい。
今日はそのための間食の方法でした!
是非ご参考にしてください!