ダイエットの終わり方は、
いつも体調不良からのフェードアウト。
ダイエット自体の効果や結果の有無よりも
この事が最も多いやめてしまう原因。

特に女性は、ホルモン分泌の変化が大きく
そこにダイエット行動が入り込むと、
さらにその波を大きくしてしまう。
懸命に取り組むからこそ起こることだけに、
なかなか自ら気づき改善するのが難しい。

今日はそんなあなたのための内容です。
ダイエット前、ダイエット時に
改めて気をつけていきたいこと3選!
ひとまず、季節の境目となる春までに!
安定させていきたい内容です。

ダイエットによるホルモン分泌の変化
まず基本となるホルモン変化は、
年々減少していく女性ホルモン。
そしてそれに伴い乱れ始める自律神経から
甲状腺ホルモンや心の安定ホルモンの波。
ライフステージにより異なっていくため、
これに対応することもとても大変なこと。

そこに加わるダイエット。
適度な運動や規則正しい食事により
自律神経を整えるメリットがある反面、
我慢や疲労等により、
ストレスホルモンを増やすデメリットもある

特にダイエットを一時的な頑張り!
と捉えてしまうと、後者のデメリットを
受け取りやすくなる。
これは言い換えると、目標を高く!
やるときはしっかり頑張る!
という懸命な女性ほど、
デメリットも受けやすくなってしまいます。

ストレスホルモンにより起こる体調変化
ライフステージによるホルモン変化は、
主にメンタル面を不安定にさせる。
反対にダイエット面によるホルモン変化は
身体面に負担をかけるものとなります。

女性の場合、心理的な限界点と
身体的な限界点では、
心理的限界点の方が低くなるため、
ライフステージによるホルモン変化は
心理面な多大な影響を与える。

逆に比較として身体的な限界点が高いため
ダイエットによる運動や食事の負担は
思ってる以上に受けられてしまう。
その結果、体に無理がかかり続けてしまい
体調不良として身体を動かすことを
拒否させるような反応が起こります。

崩れるのは体調不良から。気をつける事3選
この身体的な活動制限というのは、
・ストレスホルモンによる基礎代謝の低下。
・体温を下げる、筋肉量を減らす、
・栄養の吸収を減らし、便秘や下痢になる。
・疲労が溜まりやすく抜けづらい。
このような状況が続いてしまうこと。

それにより限界点が来ると、
溜まった疲れは吹き出してしまう。
2〜3日休む、1週間休む程度では回復せず
慢性化してしまいやすいものとなります。

また、身体面の活動が低下すると、
自律神経の波もまた大きくなってしまい
限界点が比較的低い心理面も影響してくる。
こうして、心身ともに疲弊状態となり
ダイエットどころではなくなってしまいます

崩れるのは体調不良から。気をつける事3選

○糖質制限をし過ぎない
→身体的な疲労とは
運動に目を向けられがちですが、
意外にも食事での疲労の方が多いもの。

食事により必要なエネルギーが得られない、
これがダイエットの基本だからです。
このエネルギー不足状態が続くと
身体的にはかなりの負担になる。

その中でも最も重要になるのが糖質です。
糖質は身体のメインのエネルギー源。
これが足りないと、ストレスと疲労は
加速的に増してしまいます。

まずダイエットでは、
・必ず基礎代謝分のエネルギーは摂る
・総カロリーの50%は糖質から摂る
ここだけは外さないことが必要です。
これを基礎基本としていきましょう。

○運動のし過ぎに気をつける
→どれくらいがやり過ぎか?
がなかなか主観的に分からないのが運動。
例えば、やる気が出なくても動き始めると
意外にドンドンできてしまうため、
この尺度はとても分かりにくいものになる。

この一つの目安になるのは、
週に計90分程度が適度と設定すること。
これをトータルとして割っていくと
・週に2回45分前後の運動
・週に3回30分前後の運動
と理想的な運動量になります。

この量を超えてくると、
ストレスホルモンの分泌は増加し続け
身体的な疲労が溜まっていってしまいます。
個々の体力により変わってはきますが、
基本は週に90分の範囲で行うことが
ストレスを溜めない運動目安になります。

○たんぱく質の重要性
→食事制限や運動の追加をしていくと
足りなくなってくるのがたんぱく質です。
たんぱく質は、基礎代謝の維持や
疲れた身体の回復に当たる栄養素です。

たんぱく質は大切!と分かっていても
なかなか効果的に摂れないことが多い。
というのも、たんぱく質は一回の食事で
吸収される量が決まっているからです。

1食でしっかり!摂っても、
体で使われるのは一部。
物理的に摂ってはいても、実際には
非効率であることも多くなります。

目安は1食あたり15〜20g。
お肉、魚なら100〜120gです。
体重1キロあたり1gのたんぱく質を目安とし
小分けして摂っていくようにしましょう。
(体重50キロなら、3〜4食に小分けする)

これらのような対策をしていくことで
身体に対してのストレスは大幅に減少します
日々少しずつ募っていくストレスは
目に見えないため、なかなか分かりづらい。

しかしそれが募り、身体に現れてしまうと
全く動く気力が無くなるほど影響する。
今日はダイエットの方法や理論よりも
大切になる心身のストレス対策でした。
ぜひご参考にしてください!