誰もが気を付ける年末年始の体重増加
それを超え、日常も落ち着く2月の始まり。
年末年始に比べダイエットも安定しやすく
この時期から春に向けてスタートする!
という女性も少なくはないでしょう。

しかしこの時期には落とし穴があり、
それを知らずにはまってしまうと
3〜4月、長ければGWあたりまで
引きづってしまう統計もある。

今日はこの2月に陥りやすい落とし穴。
その内容と回避方法のご紹介です。
新たな年!新たな季節に向かう今の段階!
方向性を見失わず、一直線に進めるよう!
是非一緒に学んでいきましょう!

気温、気圧、自律神経のバランス
2月はご存知の通り、年で最も寒い時期。
また毎年ながら、記録的な低気圧を呼び
日照の時間もばらつきが出やすい。
こうした事柄は自律神経を乱します。

まず表れる自律神経の乱れは、
・朝起きれない、疲れが抜けない
・夜眠れない、夜中に起きて目が冴える
というような睡眠ー回復の崩れ。

そしてそれが続くと
次に、睡眠ホルモンと密接な
気持ちの安定ホルモンに乱れが生まれます。
このホルモンの名はセロトニン。
自律神経を整える重要なホルモンであり、
ここが乱れると、イライラや不安等の
交感神経が過多な状態になります。

安定ホルモンの生成は食欲に影響する

自律神経は活動面で働く交感神経と、
リラックス面で働く副交感神経に分かれます
この両者がバランスよく働くことで、
睡眠ー回復、摂食ー満腹、活動ー休息等の
日常の活動を調整しています。

しかし、ここまでの流れにより
交感神経が優位になり過ぎると、
回復、満腹、休息のリラックス面が
得られない状態が続いてしまう。

そのため、ここから表れてくるのは、
・身体を動かしたくない、起きたくない
・食欲が止まらない、食べても満足できない
・何もしてなくても疲れている、慢性疲労
という身体の状態です。

1〜2月のホルモン変化 最も多いのは食欲増加
こうした状況下は、誰が見ても分かる通り
ダイエットに対してはマイナスな状態。
動きたくない、食べたい。
この気持ちと行動がリンクしやすくなり
ダイエットどころではなくなります。

また、これはダメなこと。。
そう分かっている上で行ってしまうことも
メンタル面に大きなダメージを生む。
これらはホルモンや身体の欲求のため、
意志を強く保つ!ことで
変えられるものでもありません。

そう悶々としやすい状況だからこそ!
今必要なのはそれに対応する知識です。
徹底して我慢!では無理なことも
知識を用いれば改善していける!
それを踏まえ、即使える3つの知識を
一緒に学んでいきましょう!

1〜2月のホルモン変化 最も多いのは食欲増加

○寝起きの時間を一定にする
→身体の中には生体時計という感覚値があり
基本はそれをベースに、
自律神経やホルモンの流れを作ります。

まずすべての基盤となる自律神経、
これは寝起きにリセットされ
0からのスタートとなり活動し始めます。
そのため、寝起きの時間を整えること。
ここが何よりも優先したいこと。

何時に起きるも個々の生活リズム次第ですが
前後1時間で合わせるようにしていきましょう
8時起きなら7〜9時以内というように
ズレの範囲を決めておくのがポイントです。

○リズミカルな性質の運動を取り入れる
→この時期に乱れやすい自律神経は、
疲労や怠さ等、身体活動を制限させる。
そのため、外に出て運動しよう!
という方法はほぼ役に立ちません。

ここで必要になるのは、そうした運動より
効率的に自律神経のバランスを整えること。
具体的には、
・リズミカルな性質の運動
・じんわり汗をかく運動の2つです。

例えばその場、
・30秒交互に太ももを持ち上げる
・30秒浅くスクワットを繰り返す
・同じリズムで1分足踏みをする等
1分以内の時間でも十分。
こうした要素は後に、
リラックス神経を優位にさせやすく
自律神経のバランスを整えます。

○しっかり食べる機会を作る
→食欲の増加を感じると、
それを制限させようとするのが普通。
しかしその気持ちと行動が離れてしまうと
心理的にダメージを受けてしまう。

ここで必要なのは、食べてはいけない!
の気持ちの持ちようではない。
必要だからこその食欲のため、
しっかり食べる機会を設けることが効果的。

具体的には、ホルモン生成のために
栄養を必要とするために起こる食欲なので、
それに見合ったものを選んでいくこと。
・寝起きから早めの時間帯に
糖質、肉類、乳製品をしっかり摂る
・毎食、これらを含む内容にする
・1日の食事は寝る4時間前迄に済ませる

リラックスホルモン、セロトニンの分泌は
寝起きから増えていき、
時間とともに減り枯渇していきます。
そのため、生成を続けるための
栄養素を摂ることが必要です。

これらの食べ方で、セロトニン生成に

必要な栄養素、タイミングが整い
自律神経のバランスが整いやすくなります。
身体は必要な栄養素が満たされれば、
それを満足と判断し、摂食中枢を鎮めます。

止まらない食欲というのは、
単にそれが満たされていないだけ。
そのためこうした摂り方をしていけると
過食やその後の後悔等のストレスから
抜け出していけるでしょう。

運動、生活リズム、食事
全てに影響する自律神経。
このバランスを整えるのも、
運動、生活リズム、食事です。
特に乱れが出やすい今の時期だからこそ、
これらの方法をぜひお試しください!