・筋トレは痩せ体質を作る効果
・年々低下する基礎代謝が増える
・消費カロリーが増えて痩せやすくなる
等の単純明快なメリット。
それが情報過多の今は
個々の経験や感情面が含まれた
伝言ゲームのようになり、
・筋トレは人生を変える!素晴らしい!
・筋トレが強いメンタルを作ってくれた!
・筋トレをしない人は意識が低い!
のような押し付けがましい伝わり方に、、

もちろん、すでに賛同している人には
気持ちを奮起される啓発にもなる!!!
しかし運動が好きではない、苦手な方には、
どうしても聞こえ方が強くなりすぎる。

これは不安のストレスを高めてしまい、
より一歩踏み出すのに躊躇させる原因に。
ダイエットにはある程度筋肉が必要!
と頭で分かっていても、これらにより、
・そんなに筋肉があっても仕方ない
・太くなりそうで嫌、時間もないし
・体育会系のようなノリが苦手
とその溝を無意識に深めてしまいます。
今日はそんなあなたのために書いた
ダイエットと筋トレの関係です。

10年前なら異常!?今の筋トレの見せ方
日々目に入る情報の70%は画像や写真表記、
30%は文面や文字、または言葉によるもの。
筋トレの場合、これらで強烈に印象付くのは
・かっこいいウェアを着て、重りを担ぐ
・汗を流しながら、鍛えられた身体を映す
・鏡と見つめ合いながら筋肉を鍛える
もし10年も前であれば、
男性でも理解されなかったようなこと、

筋肉を鍛えることが、今は普通に見せられる

これらの強烈なイメージは、
筋肉を鍛える努力!筋肉を増やす情熱的!
そして、強くカッコいい身体を手に入れる!
ことが全て正しい!という受け取り方に。。
すると、やはり興味のあるなしが
大きく分かれ、なかなか手をつけられない。
ハードルが高いものとなってしまう。

必要だと思っていても、
やりたくないことはできる限り!
先延ばしするのが人の心理です。
当然、年々低下する筋肉量に対し、
それを維持する刺激である筋トレは
痩せてた体型を保つために必ず必要。
ではこの溝をどう埋めていけば良いのか??

筋トレの目的は、筋肉を増やすこと?
結論、筋肉を増やす!ということは
ダイエットに必ずしも必要ではない。
人の成長過程で、最も筋肉量がピークなのは
16〜20歳ごろまでの期間。
この後は、運動習慣で個々に変われど
年々筋肉量は低下していくもの。
この「低下」という出来事が
ダイエットの根本の悩みを作り出します。

・昔より太りやすくなった
・食べる量が同じでも太りやすくなった
・食べなくても痩せづらくなった
これらはピークだった頃の代謝に対し、
その「低下」により身に感じること。

つまり、筋肉を増やす!ではなく
この低下を防ぐことが
個々のダイエットには必要になる。
では?そのピークだった16〜20歳の頃。
ガンガン重りを担いで筋トレしてたか???
、、、してませんよね??
なのに、今はなぜかガンガン筋トレ!
が成功方法のように見せられている。
これってとってもおかしな心理操作です、、

必要なのは筋肉を増やす!のではなく
ピークの頃の筋肉を取り戻すこと。
その後に鍛えたければ勝手に鍛えればいい。
そこを押し付けられてしまっては、
せっかくやる気を持っていても、
どんどんそのやる気も削がれてしまいます、

筋トレは筋肉を増やす!為のものではない
話をまとめると、ダイエットに必要なのは
ピークだった筋肉量、基礎代謝を
取り戻していくこと。
これは非常に簡単です。
一度身についていた筋肉は、
細胞レベルで体に記憶されています。
(筋サテライト細胞)

一度自転車に乗れれば一生乗れるように、
運動神経や体の使い方として記憶され、
仮に筋肉量が低下していっても、
少し運動を取り入れればそのレベルまでは
簡単に取り戻していけます。

正直、自宅でのスクワットや
強度を上げたスクワットジャンプ。
壁を使っての腕立て伏せ、
自体重での腹筋や背筋と言ったもので十分。
それを踏まえた上で、これら筋トレで
過去の自分よりも痩せやすくなる知識を!
若い時よりも体力は低下しても、
代わりに知識は増えていきます。
その知恵を使い過去よりも痩せやすいく!
それを叶えていきましょう!

筋トレは筋肉を増やす!為のものではない

○美容×脂肪分解ホルモンを増やす
→筋トレで最大のメリットは
この美容ホルモンである成長ホルモンの分泌
スクワットなら、太ももがもう辛い、、
という感覚を得た後に分泌されます。

負荷設定としては、40秒間目安に
スクワット(筋トレ)を繰り返すこと。
回数はあと決めでオッケーなので、
この、キツい!の感覚を得ることが優先。
動作が速くなるほど、
または超スローになるほど、
この感覚を得やすくなります。
1セットで十分なので取り入れてみましょう!

○食欲を低下させる効果
→運動をすると食欲が増える、、
これを経験したことがある場合、
まず間違いなくやり過ぎです。。
過度の運動は、ストレスホルモンを分泌し、
それにより食欲を促す
グレリンというホルモンを分泌させます。

逆に程よく設定された運動であれば、
心地良さや快適感を得られる。
これはストレスホルモンを抑え、
グレリンの分泌を抑えることに。
そして、グレリンの逆の働きである
食欲抑制ホルモンのレプチンを分泌。
レプチンは脂肪細胞から
脂肪を分解し消費する機能があります。

運動ストレスの強度は個々に異なりますが、
一般的には20分以上の運動が目安。
この範囲を超えるとコルチゾールが増し、
ストレスを溜め込んでしまう統計があります
そのため、この範囲の運動時間を目安に
取り入れていくようにしましょう。

○セロトニンの分泌を促す
→セロトニンとは別名、幸せホルモン。
リラックス時や好きなことをしている時、
副交感神経が優位になり分泌されます。
筋トレや運動自体は、交感神経優位なので
相反するストレスホルモンが分泌される。

しかし、程よい負荷であれば、
その後にこれが切り替わり、
副交感神経の高まり、
セロトニンレベルが上昇していきます。
セロトニンは睡眠ホルモンとも深く関与し
セロトニン分泌が多くなるほど
睡眠の質も高まっていきます。

まとめると、筋トレをする意味として
・過去の代謝のピークを取り戻すために
・3つの痩せホルモンの分泌を高めるために
これが今筋トレを取り入れる意味になる。

仮に、必要以上に筋トレを行っても、
そのピーク時に戻った後から
筋肉量を増やすことは至難の技です。
女性は男性の1/20しか
筋肉を増やすホルモンがないこと。
また、そのホルモンの影響は
上半身や体幹には大きく影響する反面、
下半身ではほぼ男性と同様になる。。

つまり、鍛えれば鍛えるほど、
太ももやヒップなどの下半身が大きくなる。
それが好きならそれでも良いですが、
純粋な痩せやすさを求めるなら不要です。

ダイエットは苦痛を乗り越えること!
ではなく、きちんと知識を持って
体質変化、ホルモンバランスを整えること。
ここに得たい効果を得られる秘訣があります。
ぜひお試しください。