続けるほど太りやすくなる有酸素運動の落とし穴とは?
さて今日は福祉系施設での
オンラインでのダイエット講座へ。
今日は運動に関して。
体力を使う仕事なので、
消費カロリーは多い。
でも、痩せていくのではなく
太っていくことの方が多い。
と悩む職員さんがほとんど。
職業柄なので、
○使いすぎの筋肉のストレッチ方法
○動く仕事ならではの糖質の摂り方
○シフト制生活での運動の時間帯
と体系的にお伝えさせていただきました。
でもこれは、うーん。。と唸った。
「動いてるのに痩せない」
ここはあなたにも当てはまるかもなぁ、
と思ったので、
今日はこれを運動に置き換えてお伝えします。
ダイエットと有酸素運動について。
体脂肪を直接燃やす有酸素運動!
20分以上すると効果的!
実際に誰もが行うこの運動。
しかし、
なぜ痩せない女性の方が多いのか?
今日はその疑問の解決です。
日常、運動で最も
カロリー自体を使う運動としては
無酸素運動>有酸素運動>日常>安静時
となります。
しかし、内訳のカロリーでは
この逆で脂肪が使われる割合は
減少していきます。
多くのカロリーを消費する運動ほど
糖質によるエネルギーの生成が
大きくなるからです。
そしてこの有酸素運動を
分解してみると
3つの特徴が見られます。
1.20分を境に糖質よりも脂肪による
カロリー消費が大きくなる。
2.時間や期間が長くなるほど
筋肉が減ったり、身体が省エネになる
3.有酸素運動運動時以外の
カロリー消費が低下する
一般に伝わるのは1のメリットのみ。
それでも多くの女性が感じる
痩せない理由は
2と3が影響しているからです。
基本的なダイエットでは
1は短期的に痩せるかもしれません。
しかし、長期的に見ると
2と3のデメリットの方が残ります。
結論、ダイエット目的での
有酸素運動は不要。
ですが、今有酸素運動を
取り入れている場合、
いきなり辞めると
2と3の影響が残りリバウンドします。
仮に有酸素運動を取り入れる場合!
徐々に下記の2つに変えていくと良いでしょう。
○運動時間を週に90分未満にする
→運動時間が延びるほど
体の省エネ化、日常の消費の低下が
大きくなります。
これを防ぐためには
1回20分、週3回までに抑えることが
効果的です。
○前後に1時間は糖質を摂らない
→エネルギーになる糖質を運動前に!
とよく聞きますが、
これはスポーツでのエネルギー節約術。
なるべくエネルギーを長続きさせる
ための方法であり
ダイエットとな180度逆効果、
脂肪をなるべく使わないスイッチが入り
節約モードに変わります。
運動後も同様で、
せっかく燃焼され続ける脂肪を
自らストップさせることになります。
このように同じ時間、同じ運動でも
行い方や、タイミングで
効果的にも、逆効果にもなります。
動けば痩せる!の根性論では
今は何とかなるかもしれません。
でも今だけ痩せたいのか?
2年後も3年後も痩せていたいのか?
と着目すると、
これらのような知識は不可欠になります。
ずっとキレイでい続ける為の一つの知識。
是非ご参考にしてください。