一つのダイエット方法が広まると、
必ず疑問が投げかけられるのはタイミング。
例えば、筋トレやエクササイズであれば、
朝が良いのか?お昼か夜か?
食事の置き換えや糖質制限でも、
朝か?お昼か夜か?

そしてその答えはまちまち。
多くの場合は生体時計や、
自律神経の一般的な働きに合わせられ
・朝体内時計をリセットするため!
・夕方の交感神経がピークの時に!
・寝る前の食事は控えるように!
というようなアドバイスに落ち着く。

今日はそうしたなかで、
ダイエットの運動、食事が効果的!
と言われる時間帯にはできない。
そんなあなたのための内容です。
今の自分のライフスタイルのなかで
痩せポイントを作る3つの基礎知識です。

一般的な標準生活が送れない、
健康や美容、ダイエットに関する情報は
主に統計として7割方の人の生活リズムを
基準にして作られます。
その7割という大多数の大枠では、
・朝起きる時間6時30分〜9時 
・寝る時間23時〜0時30分
・10時〜17時辺りまで活動し、
そこからが余暇の時間になる。
というようなバランスになる。

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そのため、その隙間に入るように
運動方法や食事方法等のメソッドは広まり
朝が効果的!夕方が効果的!夜が効果的!
というような情報にまとまります。

しかしフレキシブルな働き方や

これまでと違うリモートが取り入れられると
こうした情報に逆に悩まされてしまう。
効果的と言われる時にできない、
ならやっても効果がないんじゃないか、
そんな、私には当てはまらない状態に
行動を阻害させられてしまいます。

現時間よりも大切な1日の生活サイクル
確かにほとんどのダイエット情報では、
規則正しい生活が推奨される。
フィットネスジムでも、
最も混む時間帯は朝や19時20時台だったり
レストラン等でも12時台や19時20時台。
そうした時に運動食事をすることが
規則正しい!と刷り込まれがち。

逆に食事のメインが夜中になったり、
真夜中に24時間ジムに行ったり、
外を走ったりは、一般的には普通じゃない、
健康でないイメージを作ってしまうもの。

しかし実際のダイエットでは
それはあくまで見え方であり、
特にデメリットはないことです。
それがやりやすい時間や方法であれば、
無理に変えず、そのまま続ける方が
はるかに効果を出しやすくなります。
なぜならそれがあなたにとって一番楽で
続けやすい習慣だからです。

見直せれば苦労しない、今の生活での痩せ方
一般的に見て、効果的と言われる方法と
異なることをしていると、当然不安になる。
そして不安を持って取る情報というのは、
必ずデメリットに目がついてしまい
それがまた不安を煽ってしまう。

すると心理的にバイアスがかかる。
私の生活は太りやすい生活。
そう思ってしまうと、必ずその思考は
行動にも現れてしまいます。
心理学ではこれをピグマリオン効果と呼び、
ポジティブな言葉をかけられると
行う物事もポジティブな結果になりやすい。
逆にネガティヴな言葉をかけられると
行う物事もネガティヴな結果になりやすい。

自分と最も対話をしているのは自分です。
自分がネガティヴな言葉をかけてしまうと
当然それを最も聞いているため
ネガティヴな結果になりやすくなる。
そうしたことも含め、
今の生活でも痩せられる!
そうしたポジティブな言葉がけと裏付け。
知識として理解し取り入れられるように!
3つの基礎知識を学んでいきましょう!

見直せれば苦労しない、今の生活での痩せ方

○最も長く寝た後を朝とする
→起きる時間が12時でも16時でも22時でも
最も長く寝た後の寝起きを朝と設定します。
それが毎日違ってもオッケーです。

何時でも長い時間からの寝起きというのは、
体は活動から回復した状態。
またその時から栄養が不足していく状態です
この時にしっかり食事を摂り、
身体活動を行っていくことが効果的。

これを実生活に反映させると、
12時に起き朝食、散歩やストレッチ当10分
というような習慣になります。
起きるのが16時でも22時でも全く同じです。
この習慣を作るだけでも、
体の飢餓状態を防げ、筋肉を刺激できるため
基礎代謝の維持向上につながります。


○長く寝る時間の4時間前までが夜
→次に寝る時間について。
小分けして寝る場合でも共通するのは
最も長く寝る時間の前を夜と設定すること。

その4時間前までに食事を済ませると、
内臓の回復や脂肪合成の減少と
健康にもダイエットにも効果的になります。
また起きてから寝る4時間前までに、
3〜5食と均等に食事を小分けすると
自分の習慣を作りやすくなります。


○食事量、運動量は24時間単位で
→シフト制等のフレキシブルな生活では
毎日寝る起きる時間が異なることもある。
そうした時には、24時間単位で捉えること。
例えば、1日を0時ー0時の24時間とし、
その中で10分は運動、食事は1500Kcal迄等
決まりを作っておくことが効果的。

例として、12時に起きて、0時に寝る場合、
活動時間は12時間。
そして次に起きるのが8時、
そこから4時間が経って12時、計24時間。
この中で運動と食事を設定通りに取り入れる

不規則なように見える生活でも、
運動や食事は規則的になるため
基礎代謝や自律神経もバランスが取られます

シフト制特有の不安定さも、
こうして時間決めをし取り入れると
ダイエットを効果的に進められます。

再三ですが、一般的に規則正しい生活!
をしていれば痩せるわけではなく、
不規則と言われる生活をするから太る
というわけでもない。
要はそう言われる生活の中で
自分の軸となる基準があるかどうか。

その基準があれば、ずれても調整できる。
基準がないと、どうすれば痩せるか?
何をしたから太ったのか?
またその調整の仕方もわからなくなる。

その差を分ける軸となるように
これらの基準を取り入れてみてください。
今持ってる生活スタイルは
変えようとしても変えられるものではない。
無理に変える必要もない。
今の生活の中で痩せる習慣を作れるよう
ぜひご参考にしてください。