先日ニュースになり
情報番組でも取り上げられていた
「テレビをつけたまま寝ると肥満に。」

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これはあなたの知識を試す面白い機会。
いつも読んでくれてるあなたなら
もう説明できると思います!

↓まずは内容から↓
アメリカ国立衛生研究所が発表した研究結果
「寝室でテレビや照明を
つけたまま寝ている女性と、
真っ暗な状態で寝ている女性を比べた場合、
つけたまま寝ている女性のほうが
体重が5kg以上増える割合が17%高かった」

「約4万4000人の女性を対象に行われた調査
電気やテレビをつけっぱなしで眠る人は、
そうでない人に比べて、
肥満である確率が33%も高かった。」

同研究所の教授の報告では
「夜間の睡眠中における人工光への接触は、
体重増加および肥満の進行の
危険性増大と顕著な関連性があった。
特にテレビや部屋の電気を
つけたままでの睡眠は、
5キロ以上の増加に明らかに関連があった」

ー以上ー

ではあなたに問題です!
まずここで着目するのは?

そう。睡眠ホルモンと安定ホルモン
=メラトニンとセロトニンサイクル。

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この2つのホルモンは
片方が上がると片方が下がる
反比例の関係にありますね?

・一般的に夜寝ている間は
メラトニンが消費、セロトニンは生成
・寝起きに光を浴びてからは
セロトニンが消費、メラトニンが生成

具体的には?
寝起きからメラトニン生成が始まり
約14時間で眠気として身体に表れる。
これが通常のサイクルです。
(例9時に起きれば23時に眠くなる)

メラトニンが眠気を誘い自然と眠くなる。
日常のストレス等で消費されたセロトニンは
この間に生成される。


この寝るときに、光を浴び続けてしまうと
睡眠の質の要となるメラトニンの働きが鈍り
レムーノンレム睡眠のリズムを崩してしまう
睡眠が浅くなり、夜中に起きたり、
眠りが浅かったり、寝起きが悪かったり。
という状態になります。

本来メラトニンーセロトニン関係から
寝ている間はセロトニンが生成されるはずが
こちらの生成も非効率になる。

十分にセロトニンが生成されないから
日常的にイライラしたり、不安になったり
攻撃的になったり、ネガティヴになったりと
気持ちが不安定になっていきます。

こうなると交感神経が優位になりすぎて
エネルギーを多く消費してしまう。
すると生命危機からも身体としては、
セロトニンの生成を優先させていきます。

では睡眠以外で
セロトニンの生成を高めるには?

そう。外部からの栄養素が必要。
主に食べ物でいうと
糖質、肉類、乳製品等が生成に活用される。

もう結びつきましたね?研究報告の
・体重が5kg以上増える割合が高い
・肥満である確率が33%も高かった。

光によるメラトニンの働きの鈍りから
セロトニン生成が少なくなる。
それを補うために食べる必要性がある。

これがオーバーカロリーを容易に招き
体重が平均値よりも大幅に増加する。

基本の理論的にもそうですし、
アメリカでは研究報告は
約80%以上当てはまらないと発表されない。
このことからも信憑は高いことです。

無料でなんでも手に入る情報も
正しい正しくないを選ぶのは自分自身。
そしてこういう正しい情報は実は稀。

見て、そうなんだ!の知る知識ではなく
見極めるために使う知識としての使い方。
とても良い例題だと思ったので
共有させていただきました。

寝るときはテレビも電気も消しましょうね!