痩せたい!の気持ちが強くなる夏の季節。
でも私はそれよりも「太りたくない、」
の気持ちの方が強い。
それはダイエットに励むも、
減るどころか増えてる現状があるから。

筋トレや食事制限はしてる。
でもなかなか減らずに、
たまに食べてしまう。
その分だけしっかり増えて、
結果として体重は緩やかに上昇傾向。

もしあなたが今そんな状態であれば
今日の内容は必ず役に立ちます。
今日はダイエット自体で停滞し、
そのストレスで増える体重。
その原因と筋トレでの解消方法です。

ダイエット中に停滞、ストレスで太る、
夏に向け!と夏前から始めたダイエット。
始める前よりも食べる量、動く量は増やし
これで痩せていくはず!
と期待を込めてスタート!
2週間、1ヶ月、2ヶ月も時は進み、
結果は始める前よりも増えた、

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痩せてキレイになる為の行動が
こうして裏目に出てしまうと、
やる気もそがれ、
気持ちもついていかなくなる。
そして、そのストレスは食欲に表れ
それが爆発し元の体重より増えてしまう。

読む限りだと、食事に原因がありそうですが
現場では、方法よりも気持ちが
大きく影響してきます。
・食べてた時より、
我慢してる今の方が痩せない
・これしか食べてないのに痩せないなら

好きに食べたほうがマシ・忙しい間に時間作って運動してるのに
やっても変わらないならただの損
こうしたマイナス感情は、
気持ちの安定を図るホルモンを減らし、
その生成のために食欲として
行動に現れてしまいます。

まず見直したいのは体質から
確かにここで抱く感情や考えは正しい。
だけど、これからはどうしていくか?
・やっても変わらないからもうやらない?
・原因を知って取り入れ痩せていく!
後者であればこのまま読み進めください。

まず、やってるのに変わらない原因は
・摂取カロリーの少なさへの慣れ
・運動消費の大きさへの慣れ
体には生命維持の為の働きとして
「恒常性の維持」という機能があります。
これは、普段よりも
・摂取が少なければ消費も少なくする
・消費が多ければ、体質を省エネ化する
つまり、今の現状を変えないようにする機能

特に変化を大きく出そうとする
夏前のダイエットでは影響しやすく、
すぐに停滞ややっても痩せない省エネ体質に
体を変えてしまいます。
つまり、この恒常性の機能を鈍らせることが
狙って体重と体脂肪を確実に減らすために
必ず必要になります。

「止まらない体重増加」を止める筋トレ方法
まず、体で最も大きな消費をするのは、
基礎代謝の約半分を占める筋肉です。
また、筋肉は脂肪の唯一の焼却炉となるため
カロリー消費でも脂肪の消費でも
決め手になる消費能力を持ちます。

しかし、恒常性の維持機能では
この筋肉を削ったり、性質を省エネにしたり
あの手この手で消費を下げようとする。
するとカロリー消費、脂肪の消費ともに
最小化してしまい、
運動、食事と頑張るほどに
反比例して結果が出づらくなります。。

つまり、ここですべきことは
この筋肉の消費機能を高めること。
これをせず放っておくと、
ダイエットを中断した後も
省エネのまま体に残り続け、
普通の生活でもより体重が増えてしまう。
だからこそリセットしておきたいことです

「止まらない体重増加」を止める筋トレ方法


両手で一枚のタオルの端を持ち、
バンザイします。


バンザイ姿勢を維持したまま、
かかと歩きをします。
(その場でも移動してもオッケーです!)
膝を曲げないように、腰から足を引き上げ
40歩かは60歩目安に足踏みしましょう。

○バンザイ姿勢、膝を曲げずに足踏み
→恒常性の維持により優先して減るのは
消費能力の高い筋肉から。
体で最も消費が高いのは、
常に体重や重力を支えるために働く
姿勢保持筋や体幹周りの筋肉。

そのため、まずはこれらの機能低下を
リセットしていきます。
筋肉は使われなければ全く使れず、
一度使えば、フルに力を発揮(熱を消費)
する機能があります。(全か無かの法則)

この動きでは、
・バンザイにより背中や肋骨周りの姿勢筋
・かかと歩きにより骨盤を立てる体幹筋
が働くため、普段使われない部位が
一気に活動を再開します。


イスやソファ等の高さがある物の前へ。


片方の足を大股で乗せます。
バランスをとるため、両手は乗せた膝の上。


重心をしっかりと前へかけ3秒キープ
片側を10回連続で行いましょう。
そして足を入れ替え同様に繰り返します。

○足を乗せて、重心を前足へ
→姿勢や体幹周りの筋肉が使われなくなると
体の動きの中心になる
股関節や肩甲骨の動きも制限されます。

特に、股関節を深く曲げることは

股関節だけでなく、背筋を伸ばしたし、
肩甲骨を柔軟に使うことも必要となるため
動きの制限が大きい動き。

先に姿勢や体幹を整えているので、
自然と肩甲骨ー背骨ー股関節の
柔軟性も向上しています。
この動きで深層まで深く筋肉を使い
使われる筋肉をより増やしていけます。

これらにより、デメリットだった
・筋肉量が削られていく
・使われる筋肉が減っていく
ことが両方ともリセットされ、
消費が大きな体質に変わっていきます。

ダイエットにおいては、
体と気持ちは相反するもの。
痩せたい気持ちに対して、体は危機と感じ
しっかり食べていると消費も増える。
夏の時期は痩せたい気持ちが大きくなるため
どうしても消費カロリーは下がってしまう。

でも、それをあらかじめ分かっていれば
その対策を取るのも難しくありません。
痩せたい思いと、消費を増やす体質。
心と体を同じ方向に向けることで
思うような体型に、ストレスなく
たどり着くことができます。
ぜひお試しください。

痩せたい!と行動しても変わらない。
でも普通の生活に戻しても太る。
だから、もう痩せたいよりも太りたくない。
の気持ちが強くなる。
あなたはご参考にしてください。