何もしなくても汗が出る毎日。
暑い、以外に言葉が見つからない、
そして室内に入ると襲われる
「汗が冷えて寒い」

日々体験しているから、
自分なりの対処方法は持っている!
しかし、これを繰り返すほど、
夏の冷え性は慢性化。
体脂肪を燃やす熱を作れない
損な体質に変わってしまいます。。

夏の冷え性と痩せづらい体質
外の温度で大量に汗を掻く
から、室内の温度で体が冷える。
これが繰り返されるほど、
自律神経の体温調節機能が乱れやすくなる。

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その理由としては
汗を掻くと筋肉内の水分が
大量に消費されます。
→室内に入るとその汗が冷えることで、
本来は体温を上げよう!という機能が働く。
しかし、体温を上げるには、
筋肉内に十分な水分が必要。
(体温の60%は筋肉による熱産生)

つまり、汗をかいた後に、
体に十分な水分がないことで
上げたくても体温が上げられない。。
その結果、常に冷えた体質になり
熱(カロリー)を消費できない体質に
なってしまいます。

運動!食事!が加わるとさらに冷える、
夏だから!とダイエットにも熱が入る!
ありがちなのが、
○長時間まとめての有酸素運動
○糖質を控えた食事制限
もうお気付きですね???
「どちらも大量に水分を消費すること」

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・有酸素運動は多くの汗
・糖質(炭水化物)は90%が水分
日常の大量の汗に加え、
ダイエットでもドンドン水分消費が多くなり
体質はより熱が作れない状態になっていく。

体がこれを感じると、
常温の水を飲む、白湯を飲む等
無意識にも意識的にも
温かい飲み物を欲するようになる。
今あなたがこの状態なら、
根本的に痩せ辛さが身に付いてしまっている
状態と言えます。

痩せづらい損体質から痩せ体質へのリセット
○毎日の室内外の冷え
○ダイエットでの水分消費
これらにより体質が低下してくると
同じ運動や食事制限をしても
思うように痩せなくなっていく。
これが続くと当然、
体調が悪い、貧血等の不調にも見舞われます。

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頑張ろうにも、心が付いていかなくなり
気になっている体型も変わらないまま。
気持ちもさらに落ち込んでしまう。

今日はそんな状態に陥っているあなたへ。
2つのエクササイズと水分の摂り方で
体質をリセットしていく方法です。

「体質のリセット!夏の冷え対策」


立った姿勢で、両肘を摑み合い
肩の高さに上げます。


太ももが地面の平行になる位置まで上げて
3秒キープ。
交互に10往復行いましょう。

○腕ー太ももを地面と平行まで上げる
→腕が地面と平行だと、
肩甲骨下部ー肋骨下部の
普段使われない体幹部分が働きます。

太ももが平行だと同様に
脚の付け根とヒップ横の
普段使われない筋肉が使われます。

この普段使われない筋肉というのがポイント
使われない筋肉ほど、
少し刺激されると熱を作りやすく
体温を一気に上げる働きをします。


脚を前後に開きます。
両手を握り合います。


左足が前の時は両手を右上に伸ばします。

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そこからボールを投げるイメージで
左斜め下に向かって体をねじっていきます。

往復10回行ったら、
足と手を入れ換え同様に行いましょう。

○脚を前後に、ボールを投げる動作
→エクササイズは、
部分から全身の連動へつなげることで
日常生活に反映していきます。

脚の前後と体をねじる動作は
日常最も多い動作のため、
これらの動作時に、
先の体幹周りが働くように
連動させていきます。

これらにより、普段の生活の中で
体温を上げる筋肉が
使われやすくなっていきます。

○1日に体重1キロ辺り50mlの水分をとる
→もちろん、
根本的な体の水分が不足していると
これらの効果も半減してしまいます。

目安は体重1キロ辺り
50mlの水分をとること。



時間帯は、汗を掻く前後。
(前に300ml、後に200ml等目安)
あとは午前を多めに、
均等な時間でこまめにとっていきましょう。

これらが整ってくると、
汗を掻く→冷える→体温を上げる
の自然なサイクルにリセットされ
体温の高い体質=常に脂肪を燃やせる体質
へ変わっていきます。



夏、暑いからこそ陥りがちなこれら。
ダイエットに励んでも痩せない、
体調も崩しやすくなる、、
そんなあなたはご参考にしてください。