ダイエットに関しては、どこに行っても敵、
・痩せるまでは我慢しましょう!
・代わりに玄米に置き換えましょう!
・食べてしまったら翌日は完全糖質カット!
何かとマイナス推しされる白米の危険。

じゃあ、スタイルをキープしてる人は
みんながみんな白米や白パンを
一切とっていないのか???
実は経験からも現場的にもその方が少数。
逆に我慢し続けてる方が悩みが膨らむ、

今日はその理由と、
ダイエット中に白米をとりいれる方法。
これらの視点を持つことで、
余計な我慢、痩せないストレス、リバウンド
ダイエット中に起こるマイナス面も
上手に防いでいくことができます。

痩せるまでは糖質カット!の罠。
まず、いきなり疑問点から。
じゃあ、いつになったら食べていいの???
これってとっても深い問題。
極論、糖質を抜けば抜くほど
・体重の6割を占める体の水分が減る
→糖質1グラムをカラダにストックするのに
その3倍の水分が必要になるため
・脂肪の2倍の重さがある筋肉が削られる
→筋肉の維持には糖質が必要。
それが足りないと真っ先に削られる

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これらにより、
これまで普通に食事をしてたなら
水分と筋肉の重さがゴソッと落ちる。
数週で5〜7キロですら普通に減る。
しかし、2度目はない。
糖質カットに結果の差があるのは
経験があるかないかが全てです。
仮に1度でも経験があれば、

体水分も筋肉もすでに減ってる

他に減らすものがない=痩せない。
つまり、糖質カットの行く末は
痩せる伸び代がなく、摂れば太る、、
という道しか残されないということ。
「じゃあ、いつから食べれるの?」
糖質カットを謳うところでは
これに明確に答えてもらえることは
まず99%ないと言えるでしょう。

なぜそこまで、避けなければいけないの?
世間的なイメージでも、糖質=太る!
と根付いている。
まずここで認識しておかないといけないのは
誰を対象としている話か?ということ。
当たり前の話ですが、
・すでに糖質制限してます!
・カロリーには気をつけてます!
・ダイエットの為に定期的に運動してます!
の習慣を持つあなたのような人ではない。

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日本人の平均値としての統計なので、
・運動はほぼする習慣がない
・座って仕事をすることがメイン
・糖質、脂質メインの食事に偏りがち
これらの習慣を持つ人たちに
推奨されること。
それは少し摂りすぎ分を制限すれば
健康にもいいし、痩せますよね?

しかし、すでにダイエットに取り組み
常に美容や健康に情報に
アンテナを張っているあなたには
おおよそ関係のないことになります。
それでも糖質カットを目に耳にするたび、
糖質は食べない方がいいんだぁ!
と誤った認識が上塗りされてしまい
今の状態に至ってしまいます。。

白米で太る痩せるの差はおかずにあり!
結論、今糖質カットをしているあなたが
いつから白米を食べられるの???
と疑問に持っていれば、
今日からでもオッケー。
もちろん、これまでの制限過程や期間等
個々に考慮する必要はありますが、
大枠基礎となる食べ方は決まっています。

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まず押さえておかないといけないのは
・急な血糖値の上昇は避ける
→糖質制限後は特に血糖値が上がりやすい
・インスリン感受性を高める
→一定期間の制限後は、
インスリンの分泌が不安定になりがち。
少しの糖質でも大量に分泌されやすく
余計に脂肪を増やしてしまう
・食欲の波を抑える食べ方
→血糖値が揺れるようになると
空腹ー満腹中枢のバランスが崩れます。
これにより余計な食欲が出ないように
工夫していく必要があります。

これらの基礎ポイントを押さえれば
ダイエット中でも白米や糖質は
痩せるための味方になります。
右から左へ流れていく情報に流されずに
あなたの食べて痩せる!を固めて
安心して取り込めるように
今日も学んでいきましょう!

白米で太る痩せるの差はおかずにあり!

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○急激な血糖値の上昇を抑える
→血糖値は、糖質の多い食べ物を食べた時に
比例して一気に上昇します。
これを避けるために、吸収の遅いもの!
=玄米、全粒粉、オールブランと
繊維が多いものが勧められる。

言い換えると、白米を食べる時に
繊維質の多いものと一緒にとれば
体内での吸収は緩やかになるということ。
主に糖の吸収に関与するのは
水溶性の食物繊維です。
ワカメ、昆布、こんにゃく等
サラダやおかずに加えると効果的です。

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○インスリン感受性を高める
→仮に吸収の遅い糖質、また食べ方でも
糖質カットの期間が長かった人ほど
インスリンの分泌が不安定になる。
これにより、あまり食べてないのに太る、
という状態が引き起こされます。

これを防ぐには、
インスリン感受性を高めること。
聞きなれない言葉ですが、簡単に言うと
・食べた量に比例したインスリンの分泌
・血糖を脂肪ではなく筋肉内に取り込む

これらの機能を整えること。
そのためには、
糖質とともにたんぱく質を摂ることが必要。
この2つを同時に摂ると、
インスリン+たんぱく質の働きにより、
糖を筋肉の栄養に使うように促します。
そばとおにぎり!チャーハン!等の
炭水化物オンリーにならないように
お米と魚、お米とお肉のように
糖質とたんぱく質は
一緒に摂るようにしましょう。

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○食欲の波を抑える
→血糖が揺れれば揺れるほど、
摂食中枢に波が出ます。
お腹は満腹なのに、食べたくなったり、
食べても食べても物足りなかったり。
これを調整するのは脂質の仕事。

脂質が多めの食事では
脂肪細胞にあるレプチンというホルモンが
多く分泌されます。
このレプチンというホルモンは
食欲を抑えて満腹を感じさせるため
食欲コントロールの強い味方になります。

かと言って、糖質+脂質は
高カロリーになりがちなので注意も必要。
摂るべきは、シャケや青魚、大豆、卵等
たんぱく質+脂質が含まれるものが効果的。
(先のインスリン感受性の改善効果も含め)

また、代謝に欠かせないビタミンB1.2。
B1は糖質、B2は脂質をスムーズにエネルギに変えるために必要なる栄養素です。
B1はシャケやカツオ、豚ヒレ等
B2は大豆製品や卵に多く含まれます。
積極的に摂るようにしていきましょう。

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3つの注意点とそれぞれの摂り方。
よく見ると繋がってますね!
・糖質と繊維、それに合わせタンパク質、
・そのタンパク質には脂質が含まれること
・その食材にはビタミンB群が含まれること
3つの点が線に繋がっています。

こうすると、何を食べれば良いのか?
どう食べたら効果的なのか?
漠然と糖質が悪!と言って
改善点が見つからない場合と比べると
天と地ほどの差になります。

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情報は絶えず増え続けるからこそ、
こうして点と点が結ばれた線の知識は
ずっと使えて絶えず効果を出し続ける
頭の中の資産になります。
ぜひお試しください。

糖質カット!を目にすることが多く、
とにかく困ったら糖質は避ける!
を基本としている。
でも、疑問に思う。
いつになったら普通に食べれるの?
そんなあなたはご参考にしてください。