日本の夏、ジメジメした夏。
ただ外にいるだけでも体力を奪われ、
汗だく、喉もカラカラ、倦怠感が続く。
何か食べたい!よりも
飲み物や、喉越しよく消化の良いもの
体にやさしい食事が中心に。

一見、痩せていきそうな
この自然と食べる量が減る食生活。
しかし、実際にはあまり食べてないのに
段々と太ってきている、、

もしあなたが今そんな状態であれば
今日の内容は必ず役に立ちます。
今日は食欲不振時に太るその原因と
解消していく3つのリセット方法です。

食べてないのに太る、不思議な出来事
ランチに定食ガッツリ!ビュッフェで満足!
とは異なり、あっさりさっぱりと済ませる。
そんな食欲も後退しがちな夏の時期。
自然と食べる量も減っていき、
そのせいでだるさや体力の低下も感じる。

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どう考えても、栄養不足の状態。
=体脂肪がエネルギーになり体重が減る!
当然体の機能からそうなるはずが、
実際には段々と体重が増えてきている、、
今こらに直面している場合は、
次の3つの原因が考えられます。

・体水分が低下してしまい基礎代謝が減る
→筋肉の70%は水分のため、
水分消費が大きいと比例して筋肉も減る
・そうめん、おにぎり、清涼飲料水がメイン
→消化の良いもの=炭水化物がメインになり
インスリンの分泌が増加し脂肪が増える

・脂質、たんぱく質が慢性して不足する

→重たい食べ物、噛む必要がある食べ物=脂質とタンパク質の摂取が減り、
脂肪の分解、消費の代謝活動が減る

食べれないほどに下がる代謝
↑これらの3つの理由が重なると、
体はだんだんと省エネ化していきます。
痩せたい!の気持ちとは裏腹に、
体は常に、
・どうしたら痩せないようにできるか?
・どうしたら脂肪を効率的に溜め込めるか?
生命保持の観点からも、
そればかりを考えています。

この時に、食べ物がバランスよく
多く入って来れば、
体も「定期的に栄養がしっかり入る」
と安心して、カロリーの消費を高める。
しかし、食欲不振、飲み物ばかり、
たんぱく質、脂質が不足する状態では
体は常に危機を感じてしまい、
「消費はやめてとにかく溜め込もう!」
という省エネモードに切り替わる。

これが食べてないのに太る根本原因。
食事によるダイエットが、
必ず停滞やリバウンドを
引き起こす理由でもあります。
では、この食欲不振の今。
この状態をどう改善していくのか?
これを知っておくことで、
今の食欲はないのに太る、
という現状から抜け出していくことができます。

食欲はないのに太る、3つのリセット方法
ダイエットの心理的にも、食欲がない時は
なんとなくラッキー!と思い、
わざわざ食べたくないのに食べることには
かなりの抵抗があるもの。
そのため、無理にこうしましょう!
というのはまず続きません。

ここで必要なのは、
飲み物や消化の良いものがメインなら
それに合わせてアレンジしていくこと。
毎日続く食事だからこそ
続く続かないは死活問題。
のちに大きな差になってきます。

また、そのままの状態を続けていると
気候が涼しくなり食欲が湧いた時点で
圧倒的なリバウンドに遭うのは
火を見るよりも明らかです。。
そうならないためにも、
・溜め込まない体質作り
・食べても消費できる体質作り
を無理なく取り入れていきましょう!

食欲はないのに太る、3つのリセット方法

○冷たい飲み物の回数を減らす
→この時期、水分自体を多く摂るのは必須!
しかし、冷たいものに偏りすぎると
実は筋肉の分解を速めてしまう。
これは「熱ショックたんぱく質」と呼ばれる
筋肉を維持するめの
たんぱく質の機能を低下させるから。

汗や飲み物により体温が下がることで
このたんぱく質機能も低下してしまい
筋肉の分解を促進させてしまいます。
そのため、飲み物は冷蔵庫で冷やす程度か
常温、温かいものが良い。
キンキンに氷で冷やす!
ことだけ避ければ問題ありません。


○毎食に必ずたんぱく質を加える
→暑さにより内臓の機能も低下するため
消化の良いものを欲するのは自然なこと。
それ自体を無理に変えるよりも、
プラス@でたんぱく質を加えます。

これにより期待できるのは
インスリン分泌により脂肪に変わる流れを
筋肉内にエネルギーとして蓄えられること。
たんぱく質には、糖を巻き込み
筋肉の保持にエネルギーを使う機能があります。
そばに卵、ご飯に納豆、そうめんに豆腐等
一品添えることを心がけましょう。


○毎朝脂質を取る習慣をつける
→脂質は体のホルモンの生成、
自律神経を調整する大切な栄養素。
脂肪の分解も基礎代謝の向上も
脂質なしでは機能は低下していきます。
1日の総カロリーの15%を下回ると
この機能は最も低下し、
20〜30%では機能が最も高まります。

食欲がない時期には重いと感じやすいので、

液体として摂ることがお勧め。

サラダや炒め物にオリーブオイル
卵かけ御飯にごま油
ヨーグルトなどの乳製品を活用するのも
良い手になります。
また、脂質自体が多い食事ほど
摂ったカロリーを熱として放出機能が高まり
省エネ体質の改善により効果的になります。

これら3つの要素を加えることで、
基礎代謝の低下を防ぎ、消費を増やす!
今の自然な食事自体を大幅に変えなくても
簡単に体質を変化させていけます。
ぜひお試しください。

食べない=痩せる!の常識は
実は体にとっては刻々と
省エネ化を進めるマイナス行動。
時期的に仕方ないこともありますが、
これは知っていれば防げるものなので
損しないよう取り入れてみてください。

夏バテ気味、食欲はないのに、
体重は徐々に増え始めている、なんで!?
そして、これから食べたらどうなるのか?
そう不安に感じているあなたは
ぜひご参考にしてください。