ヒップ、脚痩せに続き、今日は二の腕
筋肉量が多い下半身と異なり、
大半が体脂肪での悩みになる二の腕。
横から見て、振り袖部分に脂肪が溜まり
その影響は全身の太った印象を作る。

それだけにダイエットの需要も多い部位。
今日はこの部位を骨に沿って、
まっすぐな形に変えていく方法です。
こちらでも重要なのは、筋トレ!ではなく
二の腕周囲の関節の動きを整えること。

体脂肪の性質と傾向をきちんと掴み、
遠回りせずに細めていけるように。
棒状の二の腕はファッションを選ばない
見た目の印象を大きく占めます。
ぜひ一緒に痩せ方を学んでいきましょう!

振り袖部分に体脂肪がついてしまう理由
体脂肪が偏ってついてしまう理由は
ヒップ、脚と同様。
関節の動きに偏りが出てしまうから。
特に振り袖部分に関与するのは、
肩関節、肩甲骨、肘関節、背骨と
いくつもの関節が関与してきます。

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これらのうち、
どれか一つでも動きが少ないと
振り袖部分への脂肪の蓄積量は多くなる為、
必ずこの可動域のリセットが必要です。
このときに最もNGなのは、
二の腕の筋トレをメインに行うこと。

腕周りの筋肉は小さな部分な為、
全身の基礎代謝を増やす機能はありません。
つまり、ただ単に腕を太くする方法となり
体脂肪の太さに筋肉の太さと、
悩みを膨らませてしまいます。。

関節のクセをなくせば、棒状の形に変わる腕を鍛える=腕が太くなる。
男女で筋肉がつくホルモン量が異なれど
毎日コツコツと続けていれば
必ず筋肉量は適正についていきます。
懸命な女性ほど、二の腕痩せの為!
と続ける努力ができてしまうため、
やってるのに細くならない、、
という逆効果になりやすい。

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これは非常にもったいのないことです。
しかし、その継続できる能力を
この関節の動きを整えていくことに使えれば
当然、結果もすぐに表れてきます。

振り袖部分の太さは解消され、
無駄のない骨感、皮膚の薄さ感。
モデルのような棒状の腕に変わっていきます
女性にとってのボディメイクとは、
筋肉を鍛えてラインを作る!のではなく、
部分的についてしまっている部位を
削っていくことがメインになります。
ヒップ、脚と続き、今日は二の腕!
共通した3方向からの刺激で、
要らない部分を削っていく知識を
身につけていきましょう!

「骨格筋掘り起こし」棒のような二の腕作り
さて、二の腕に関与する関節のおさらい。
肩関節、肩甲骨、肘関節、背骨が
二の腕の可動域を決めています。
そしてこれらの関節は連動して動くため、
一つの動きが少なくなると、
必然的にその他も可動が少なくなります。

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主な例としては、猫背の姿勢のクセ。
年々の姿勢筋の低下、スマホ多用、デスク等
最もクセになりやすいこの姿勢。
これはまず、背骨の後弯が強くなり、
肩甲骨が上がる、開く。
そして肩関節が前に出て、内捻りに。
こうして単なる背中の丸まりが他へ影響し
全体の可動を総崩しにしてしまいます。

改善方法は、これらのマイナス連動を
リセットしていくこと。
上半身の関節の連動は決まっているため
これを逆方向に解いていくことで
二の腕に関与する関節可動域は
比較的簡単に整えていけます。

「骨格筋掘り起こし」棒のような二の腕作り
背骨の可動域リセット


イスに座り、両手を頭の後ろへ。


片方の肘を対角の膝に近づけるように
背中を丸めていきます。


次にその逆方向の動き。
近づけた肘と膝を、
対角になるべく離していきます。
離す方がメインの動きになるため、
近づける1秒、離す3秒キープで
6回目安に行いましょう。
終えたら手足を入れ替え、
反対側も同様に行います。

肩関節、肩甲骨の可動域リセット


両肘を90度に曲げ、
手のひら同士を掴み合います。
上体はやや前傾させておきます。


肘を90度に保ったまま、
腕を持ち上げていきます。
両腕が耳の横にくるあたりまで持ち上げ
3秒キープ。10回目安に行いましょう。

肘関節の可動域リセット


上体は前傾させたまま、
肘を後ろに目一杯引き上げます。


その姿勢を維持、肘を支点に、
肘を曲げ伸ばしします。
曲げて1秒、伸ばして3秒キープ
10回目安に行いましょう。

○3方向からのストレッチ刺激
→背骨の反り、捻れ、肩の後方への動き、
肩甲骨の下方への動き、肘の伸びの動き。
猫背等のマイナス連動で少なくなるこの可動
これらを総じてリセットしていけます。

部分的に脂肪が付き、減りづらいことには
必ず原因があります。
二の腕の振り袖に関しては、
これらが主となる原因です。

今やエクササイズ方法は、
何でもかんでも無料で手に入りますが、
そのメリットの反面、点としての知識が多く
線で見る体系立った方法は圧倒的に少ない。

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単に筋肉を鍛える!なら点の情報で良いけど
部分痩せや形を整えていくなら

点と点を結んだ線の連動が必要になります。今日は二の腕痩せのための線の知識。
3つの連動エクササイズぜひお試しください

ヒップ、脚痩せ、二の腕と続きましたが、
どれも共通するのは、
3方向からの伸びの刺激。
大きな可動で、偏りのない柔軟性は
体脂肪も筋肉も偏らずに付ける必須の方法

そのクセのなさこそモデル体型の基礎です。
単に硬い、柔らかいではなく、
これらのバランスを保つこと。
それを経ていれば、部分の太さに悩むことは
まず無くなるでしょう。
ぜひご参考にしてください。

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