私にとって、ダイエットの天敵は
いつでも空腹との戦い。
・本当はこれを食べたいのに我慢、
・手を伸ばせば食べれるのに我慢、
・夜空腹で眠れないけど我慢、
ダイエットスタート時の高いやる気や、
はじめのうちの体型変化で
これらは守っていけるものの、
停滞や痩せない時期に入ると一気に崩れる、

そうして段々とうやむやになり、
食べてしまったり、、
その罪悪感でまた食べなくなったり。。
それが長く続いていくと、
残るのは始めより太った、痩せなくなった。
確かに食べてしまったことはあるけど、
自分の中では明らかにそれより我慢してる、
なのに太っていくのはおかしい。。

もしあなたがダイエットで
我慢の連続、でもたまに食べてしまう。
結果として徐々に太り始めているなら
今日の内容は必ず役に立ちます。
今日は我慢とダイエットのマイナス面。
このことをしっかりと知り、
我慢しないことで痩せ効果を得る方法
夏の後半、秋にも誘惑の多い食事を
楽しみながら取り入れていくことが
できるようになります。

我慢、の連続は段々痩せなくなる理由、
ダイエット=食べたいものを我慢。
お米やパスタ、ラーメン、ピザ、甘いもの。
とにかく痩せるために!と制限する。
当然、始めはカロリーの収支が整い
○○グラム〜○キロは痩せていく!
しかし、いつも必ずその後に来るのは停滞。

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食べてないのに、我慢してるのに痩せない。
これが訪れると、

我慢する意味が分からなくなる。そして、ここまで頑張ったご褒美に。
と少しずつ食べ始めてしまう。
この一連の流れの中で体に起こっているのは
・食事の我慢→筋肉と脂肪の減少
・我慢をやめ食べ始める→脂肪の増加

これまでの我慢に対して、
食べることが少しだとしても
この流れが積み重なり続けると
筋肉が減り脂肪が増える、
と塵も積もれば山となる。。
ご存知の通り、基礎代謝の50%は
筋肉によるカロリー消費のため
食べなくても痩せない、食べれば太る、
という体質が身についてしまいます。

筋肉が減るだけじゃない、我慢の罠
今の時代、食事だけ!
でダイエットする方が少数派。
少なからず、筋トレや運動を取り入れて
ダイエットに取り組んでいることがほとんど
だから筋肉量は保てているはず!
という考えや意見はとてもよく分かる。

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もちろん、食事だけの方法よりは
筋肉を保てる量は増えますが、
それ以上に食事の我慢はマイナス面がある。
それは食欲が確実に増大していくこと。
具体的には、食事の我慢により
・筋肉が分解→糖質に変わり血糖値を増やす
体脂肪を増やす(血糖を下げる)ための
ホルモンが増える。
・脂肪が分解→体脂肪が血中に放出
体脂肪の蓄えがなくなると、
満腹ホルモンのレプチンが減り
相対的に食欲ホルモンのグレリンが増える。

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これらにより、
脂肪を増やす、食欲を増やすホルモンが
ダブルで分泌されやすくなり
我慢の痩せ方に追い打ちをかけてしまう。
体はホルモンの分泌に逆らえないので
どんなに忍耐強い人でも
必ずその食欲に逆らうことができなくなる。
つまり、我慢のダイエットは
ここで必ず限界を迎えます。

「空腹感」は、より痩せづらくなるサイン
仮に筋肉量の減少は最小限で
消費カロリーを保てたとしても、
この2つのホルモンの影響を受けると
摂取>消費のバランスに偏っていく。
そんなに自覚はなくても、
実に少しずつ少しずつ。
毎日徐々に徐々に進んでいってしまう。
その証拠に、気がつけば数キロ増えている。
という結果になり表れます。

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では、あらかじめこれを防ぐためには?
ここで必要になるのは
満腹感を得ながらカロリーを減らすこと。
・筋トレや運動により筋肉量は保たれる
・摂食関連ホルモンの分泌を抑える
この流れを作っていくことで
我慢からの暴食を防ぐことができます。

毎日続く食事、一生付き合う身体だからこそ
私はどうすれば過食を防げ、
どうすれば食べながら痩せていけるのか?
をきちんと知っていくことが大切。
単に我慢!の繰り返しは得はない、
それはあなたも薄々感じてるはずなので
ここで食べながら痩せるコツを
しっかり身につけていきましょう。

「空腹感」は、より痩せづらくなるサイン

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○毎食に脂質を摂り入れる
→身体の脂肪、食べ物からの脂質。
これらが減少していくほど、
脂肪細胞から分泌される
満腹ホルモンのレプチンは低下します。
そしてこのホルモンと反対の働きをする
食欲を増やすホルモンが増大して
食べたい欲求を作り出してしまいます、

これを抑えるためには、
毎食で脂質を摂っていくことが効果的。
レプチンの働きを増やし、
グレリンの分泌を抑えてくれます。
具体的にはダイエットにも有効な脂質である
青魚、オリーブオイル、乳製品、大豆製品等
毎食に必ず摂り入れるようにしましょう。

1日に必要な脂質の量は、
総摂取カロリーの25〜35%
この範囲であれば、
ホルモン生成に必須量なので
無駄に体脂肪になることは防いでいけます。

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○午前中の食事を抜かない
→ダイエットの80%を決める!
と言っても過言ではないのが午前の食事。
午前は生体時計からも身体の分解時間、

筋肉も脂肪も分解されます。そして、その反動により、
午後以降は溜め込みの時間に。
とにかく食べたものを脂肪として
体内に蓄えようとしていきます。

この午前で我慢をすると、
脂肪の合成ができず、
夜の溜め込み時間に食欲が爆発し
必要以上に脂肪を蓄えてしまう。
身体の機能の思う壺です。。

そのため、午前の分解時間を抑えること。
これにより午後からの合成も緩やかになり
余計な食欲や脂肪の合成も防げます。
朝寝起き、朝と昼の間お昼。
理想はこの3回の時間に
食べ物を口にすること。
きちんと座って食事!の必要はないので
手軽にナッツやフルーツ、ヨーグルト等
胃に何かを入れる癖をつけましょう。

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○朝昼は糖質を抜かないこと
→糖質は唯一の脳のエネルギー源であり
身体活動のほとんどのエネルギーでもある。
これが減ると、筋肉や脂肪を分解し
糖質の代わりにエネルギーに変えます。

これらも筋肉と脂肪の分解により
消費カロリーが減る、レプチンが減る
と我慢ダイエットと全く同じになる。
はじめはカロリー収支で上手くいっても
すぐに頭打ちに。
のちに来る食欲により元以上に戻る。
ということは目に見えています。。

ここでは、
本来糖質のエネルギーが必要な場面では
きちんと糖質をエネルギーにすること。
特に朝昼の活動前、活動時は
糖質消費が多いので、
朝と昼の食事では糖質を20〜60グラムは
最低限摂るようにしましょう。

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これら3つの傾向を見ても、
我慢する!のではなく食べること!
になっていることが分かると思います。
そう。食べなければ痩せる!
もうダイエットの悩みは終わり!
なら今悩んでる人は一人もいない。

食べないダイエットの後には
必ずこの流れにより、
停滞やリバウンドが起こってしまう。
だからまた同じことを繰り返しても
一生悩みが終わることはありません。

だからこそここで整えたい
食べながら痩せる方法。
今のダイエットを大幅に変える必要はなく
単に3つのポイントを加えるだけ。
とっても簡単ですよね?
ぜひお試しください。

ダイエット方法はいつでも食べる我慢!
一時痩せた実感と嬉しさは味わえるけど、
次に来る停滞や食欲に誘惑され
結果、はじめ以上に戻ってしまう、、
あなたはご参考にしてください。