炭水化物を摂らなければ、
代わりにたんぱく質!脂質は
好きにいくら摂ってもいい!!!
↑太る原因は糖質、カロリーは関係ない!
このような広告を多く目にするこの頃。

夏にピークになるダイエットでは
特にこのような極端さが目立ち始め
我こそは!とドンドン乗っかってくる。
そもそもに、果たしてこれは本当???
結論、太りづらくはなる!と言えますが、
もちろんそれは、これを続けてる期間だけ。
この後にまた糖質を含む食事を摂ると、、

今日は
糖質カット+高タンパク、脂質について。
これらがなぜ短期で痩せ、
そして長期では結果太ることになるのか?
その理由を知り、上手に取り入れていく方法
今日も一緒に学んでいきましょう!

糖質制限、高タンパク脂質はなぜ痩せる??
人の体を作り、動くエネルギーとなる栄養素
炭水化物、たんぱく質、脂質。
・炭水化物はエネルギーに
・たんぱく質は筋肉や骨、皮膚の修復に
・脂質はホルモン生成、またエネルギーに
それぞれ体での役割が振り分けられ
どれも毎日摂らなければならいけないもの。

o0680045414417504668.jpg

この中で、エネルギー源となる
糖質を減らすこと!
これがなぜダイエットに有効とされるのか?
それは単純明快。
現代は肉体労働による身体活動よりも
スマホやpcをメインに使う知的労働が
生活の多くを占めるようになってきたから。

当然ながら、消費するエネルギーは減り


それに対してエネルギーが同じままだと
余ったエネルギーを脂肪に変える。
そのため、あまり使わなくなった
エネルギー源の炭水化物は
相対的に摂り過ぎ、、になってしまうので
これを減らすことが
痩せていくとに繋がります。

一方通行な情報の結果、
はじめは、炭水化物の取り過ぎを防ぐ!
から始まった炭水化物制限。
すると、情報は伝言ゲームのように伝わり
・炭水化物さえ抜けば痩せる!
・炭水化物が太る原因!
・白米、パン、砂糖は悪!
のような脅迫じみた情報になる。
人は同じ情報を異なるところで5回見ると
あたかもそれが世の中の常識!
と認識してしまうため、
多くの方がこの情報を信じ込んでしまう。

そして、その代わりに
たんぱく質、脂質なら
いくらとっても太らない!
という極端な情報が入ってきたこの頃。
んー、、これはやり方によっては出来る。
でも、辞めた時の反動が激しい。
というか、まず続けることは不可能です。

例えば、アメリカで立証されている
ケトジェニックという食べ方。
脂質70%、たんぱく質25〜28%、
そして糖質を2〜5%に抑える。
主となるエネルギー源が脂質代謝による
ケトン体に切り替わり、
糖質を摂らなくてもエネルギーが賄える。
、、、結論から言うと、
これは糖質を摂った瞬間リバウンドする。
1日中筋トレと食事だけを考えて、
時間を使える場合を除き
まず続けることは不可能なことです。

チーズはいくら食べても太らない?の答え
栄養学を応用していけば、
いろんな食べ方での痩せ方は作れる。
昔流行ったような
・8時間ダイエット
・鯖、りんご、キャベツ等の単品痩せ
・プロテイン置き換えダイエット
どれも短期では効果を得られるもの。
でも、結局何も残らない。

残るのは、普通に食べるようになっなら
リバウンド、そして普通に食べれば太る、
基礎代謝の低い体質だけ。
もちろん、あなたが悪いわけではなく
そのように極端に見せている側のせい。

これが続いてしまうと、
本来効果を得られる良いダイエットでも
スタート時点の代謝の低下のせいで
その効果を受け取ることすらできず、
私は痩せない体質、と思い込んでしまう。
これらを踏まえた上で、共有したいのは
3大栄養素をしっかりとって痩せること。
今日はそのために必要な3つのポイントです

3大栄養素で痩せていく組み合わせ方

○基本は糖質をベースにすること。
→極論、糖質カットに手を出せば、
「私は生涯糖質は食べません!」
と誓わない限り成功はありえません。

それは摂らないことにより
糖質の代謝機能、内臓の代謝機能が
低下してしまうから。
・筋肉の維持には余分な糖質が必要
・体脂肪の燃焼過程で糖質が必要
・基礎代謝の約半分は内臓の消化活動
これらに糖質が足りないことで、
仮に痩せても脂肪は減らず
体の水分や筋肉、骨などを削ってしまう。
代謝も遅くなり、老けた、くたびれたような
痩せ方になってしまいます。

まずは体と頭の活動前、中の朝と昼に
必ず糖質をとること。
すでに糖質制限経験がある場合は
体への吸収が極度に早くなるため
脂肪を増やすホルモンが出やすい。
そのため、吸収の遅い糖質から
摂っていくことが必要です。

玄米、五穀米、全粒粉のパン、ブランパン
オールブラン等一食80〜150グラム前後に
摂っていくようにしましょう。


○次に増やしたいのは脂質
→ダイエット情報に敏感になるほど、
とにかく高たんぱく質!

の方法に流されがち。

確かにたんぱく質は常に不足しがちですか、
これらの情報により、
結果段々と摂りすぎになる傾向がある。

もちろんたんぱく質も摂りすぎは脂肪に、
というより1回の食事で20gを超えると
(肉魚100gあたりのたんぱく質は20g)
体の代謝に使われることはないため
脂肪に変わっていきます。

このことからも、高タンパク質よりも
脂質をとることがお勧め。
脂質は料理でいう火の働きをします。
炭水化物、たんぱく質の材料が
いくらちょうど良く取れても、
火がつかないと何も進みません。

体脂肪を分解するホルモンも、
基礎代謝を向上させるホルモンも
全て脂質が原料になります。
1日の総カロリーの25〜35%は
脂質から摂るようにしましょう。
オリーブオイル、魚、大豆、乳製品等
幅広くとるのが良いでしょう。


○たんぱく質は小分けすること
→先に書いた通り、
たんぱく質は1回あたりの吸収量に
限度があります。
このことから、小分けすることが基本。
体重1キロにつき1.0〜1.2gを目安とします。
50キロなら50〜60gなので、
朝15、昼15、夕方15、夜15gのように
体に使える範囲で小分けしましょう。

メインにしたいのは動物性のタンパク質。
植物性と比べても体での活用が高く
基礎代謝の維持や肌、髪の代謝等にも
使われやすくなります。
卵、肉、魚等をメインに
必要量を摂るようにしましょう。

特に裏技!というものはありません。。
どうしても多くの情報が飛び交うと
一発逆転!のような方法を探しがち。
でも、現社会でそのような痩せ方で
自分を保っている人は存在しない。

よく目にするメディアやCM等の
「私はこれで痩せました!」は
全て間違いなく企業の業績広告です。。
パッ!とその場でよく映れば良いもの。
その後はあなたもご存知の通りです、、

昔から長く体型を保つ待てる人ほど、
とても地味でつまらないことを
無意識な淡々とこなしています。
普通にバランス良く食べ、普通に動く。
それが最も体型変化と維持に有効で
最も確実な方法と知っているからです。

もちろん、
つまらないからもっと面白い方法がいい!
というのもわかります。
でも、どこに行っても
この基礎基本だけは忘れないように。
新しい!面白い!方法だから
痩せるのではなく、
痩せる方法だから痩せるということ。
ぜひお試しください。

多々ある情報を取り入れては戻り、
取り入れては戻り、だんだん痩せなくなる。
一体、何を基準にして
ダイエットすればいいの??
そう悩むあなたはご参考にしてください。