「痩せればこの悩みがなくなる!」
痩せた後の自分や、理想の写真等を見て
ダイエット前に作る理想像。
その強い意志を励みにダイエットを始め、
順調に、苦難し、ダイエットが進み
ようやく始めよりも5キロ痩せた!

、、、確かに痩せたけど。違う。
一番気になって減らしたかったのは
太ももや二の腕の太さ。
鏡に映る自分も、洋服のサイズでも、
数年前の自分と比べても、周りと比べても、
ここを減らしたかったのに、
全体の数値は減っても残ったまま。。

この時のモヤモヤ感は言葉にできないもの。
確かに痩せたのに理想とは違う。
あなたも今、そんな想いをしていませんか?
もしそうなら今日の内容は必ず役立つはず。
今日は全身痩せることと部分痩せ。
この大きな痩せ方の差について。
これを知るだけで、痩せ方が分かり
二の腕や太もも等の部分の悩みから
着実に抜け出していくことができます。

体脂肪が減ることと部分が痩せること
まず、体脂肪は全体的に増減するという
絶対的な原則があります。
これは全身痩せれば、二の腕も太ももも
くまなく全身痩せられる!ということ。
しかし、現実には痩せたのに、
これが叶っていないという不可解が起こる。

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その理由としては、体脂肪のもう一つの傾向
関節の動きが少ない部位に
体脂肪と筋肉は付きやすく減りづらい。

があるからです。例えばこの傾向が顕著なのが、手足の指。
毎日動かしますよね?
動きも大きいですよね?
このように良く、多く動かす部位ほど
体脂肪がつくと生活にマイナスなので
仮に体重が増えても脂肪がつけない。
これが体脂肪の傾向による影響です。

反面、二の腕や太もも周りの関節。
肩甲骨や股関節は年々動きが少なくなる部位
その理由としては、
20代の筋骨格系の成長が終わった時点で
年々筋肉量は低下していくから。
(廃用性筋萎縮という現象)
これらにより関節周囲の筋肉が減ることで
姿勢の変化、関節の可動域が減っていき
体脂肪や不要な筋肉が周りを固めるように
付いて定着してしまいます。。

なぜ二の腕と太ももばかり太くなるのか?
年々減少していく筋肉量は、
その減り方に決まったルールがあります。
それは、消費カロリーの大きな筋肉から
最優先て減らしていくこと。
体は本来、なるべくカロリーを節約して
エネルギーを溜め込んでおきたい!
という生存欲求があります。
そのため筋肉や骨格の成長が完了するまでは
大量のカロリーを使うも、完了した時点で
とにかく消費を減らそうとする。

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特に消費が大きい部位は
10種類以上の筋肉が集まっている
肩甲骨周りや股関節周り。
これらの動きを少なくすれば
消費するエネルギーを大幅に節約できます。
これが毎日365日無意識で行われるため
段々と消費が少なく、柔軟性の低い状態が
定着していってしまいます。

主に肩甲骨、股関節周りは
姿勢を伸ばすための筋肉の集まり。
これは、体重と重力に対抗する働きがあり
最も日常でカロリーを消費する行動。
ここが減ることで表れるのは
・姿勢では猫背や骨盤の後傾
・そして巻き肩、ぽっこり下腹
・体型では二の腕や太ももの脂肪や筋肉
こうして自然とこれらが身についてしまい、
何かのきっかけで顕在化する。
ヤバい、痩せたい。と行動が始まります。

「体脂肪を減らすvs部分痩せ」大きな違い
ここから体重、体脂肪を減らす!
痩せれば変わる!とダイエットを始めると
痩せた後にもこれらの悩みは残り続ける。
それは、痩せること=これらの解消
にはなっていないから。
これらの流れからも、
部分の悩みを変えていくには
・肩甲骨、股関節の減った柔軟性を増やす
・日常で働きが低下しないようにする
・日常でこれらがメインに使われるように
という3つの条件を揃えることが必要。



難しそう?そんなことはありません。
要は、無意識の生活の中に
これらが勝手に働くようにするだけ。
ポイントを絞ったエクササイズで
それを引き出すことは比較的容易なこと。
逆に難しいのは、
筋肉を増やすため!とガシガシ筋トレを
習慣にしていくようなこと。
・あなたの時間の制限もあります、
・鍛えてもやめれば減ります、
・腕、脚に筋肉がついて逆に悩んだり、

そんな悩みを抱えるよりは
むしろ簡単な方法と言えます。
日常の無意識で消費が増え、
柔軟性が保たれ、二の腕や太ももの
部分が細くなっていく。
論より証拠。
早速今日の2つのエクササイズを
まずは7日間!毎日続けてみましょう!
太さに悩んでいるということは、
結論、不自然に太くなっているということ。
その不自然を無くすだけですから、
効果はすぐに実感していけます。

「体脂肪を減らすvs部分痩せ」大きな違い


イスに座り、片方の足を浅く組みます。
両手はイスの両端をしっかり掴みます、


肩の高さを変えないようにし、
足を乗せている側のヒップを
イスから浮かせていきます。
ここで3秒キープ。
まずは同じ側だけを10回行います。
終えたら足を組み替え、
反対側も同様に繰り返します。

○足を組み、乗せた側のヒップを浮かせる
→まず、消費が大きく年々低下するのは
・肩甲骨を下方に下げる動き
・肩甲骨を内に寄せる動き
・股関節を外に開く動き
・股関節を外に捻る動き
文字にすると面倒に見えますが、
この動きでは、これらの動きが
全て含まれてきます。
(ヒップを浮かせた側の肩甲骨は内、下方へ
ヒップを浮かせた側の股関節は外へ開き
地面側のヒップは外にねじれる。)

これで痩せるの???
と疑問に思うような動きですが、
これが全身痩せと部分痩せの違い。
部分が太くなり、減らない原因を
まず取り除くための動きになります。


次に床に座ります。
この姿勢は、正座→片方に脚を崩した姿勢。
この姿勢に特に大切ではないので、
適当に左右に崩してもらえればオッケーです


左に脚を崩した場合、両腕をバンザイし
右肘を左肘で掴みます。


そのまま上体を左方向へ傾けます。
右の脇周りが伸びるよう意識し
6秒キープ。5回目安に行います。
終えたら脚と手を入れ替え、
同回数繰り返しましょう。

○脚を崩して座り、体側を伸ばす
→特に女性は、上半身の筋肉が元々少なく、
ここが姿勢に大きな影響を与えてしまう。
年々姿勢を保つ筋肉が減る時も
肩甲骨周りが最も影響を受けるため、
下半身と別に上半身を刺激することが大切。

この動きでは、上半身がメインで
上の写真では
伸ばしている右側の肋骨、体側部分、
左側の肩甲骨下部、内側が刺激されます。
これらの左右の連動が同時に行われると
日常生活の無意識の動作でも
(例えば、ドアを押す引く、後ろを振り返る
買い物で品を手に取る、物を運ぶ等)
肩甲骨や体幹部がメインに動くようになり
筋力も柔軟性も保たれていきます。

ダイエットのエクササイズは
筋肉量を増やす!ことが目的。
でも部分の悩みを解消する場合は
不足する柔軟性を引き出し、
それを保つために日常につなげること。
これが必ず必要になります。
難しそうに見えて、
実はこの2パターンしかない!
・筋肉を増やしていくか?
・柔軟性を増やしていくか?
今日はその後者のパターンでした。

今の悩みをなくしていくには?
痩せればオッケーなのか?
部分を減らさないといけないのか?
その上で、こうした方法を知っていると
痩せていく過程が思い通りになり
とても楽しみながら取り入れていけます。

悩みが日に日に減っていくこと。
何事にも変えられないほど嬉しいことです。
だからあなたに伝えたい。
痩せたのに部分が変わらない、
なら!この方法を7日お試しください!

痩せれば悩みはなくなる!
そう思って頑張ってきたのに。
結局痩せても、同じ部分に悩んでいる、、
あなたはご参考にしてください!